テクノロジーの進化によって
より効率的な社会を実現していくことは、
素晴らしいことだとされてきました。
しかし、A.I.やロボットなどの進化は、
労働など人間の存在理由だったものを奪い、
止まらないイノベーションによって
じぶんの存在価値を否定されるような
不安を抱える人も増えています。
配車アプリのUberは、
タクシー業界に革命を起こしたけれど、
既存の業者から避難を受けています。
Uberの普及がタクシー運転手の仕事を
奪っていく可能性があるからです。
日本にはまだ参入できないていません。
Amazonが一時期、
「倉庫で1日24kmも社員を歩かせる」と
人をロボットのように扱う会社だと
欧州で猛批判されていたけれど、
ロボットによる自動化を導入すると、
倉庫で働く人たちは職を失います。
いま、テクノロジーが与える影響は、
社会の表層から核心へと浸透しています。
そして、その作り手である人間そのものに
影響は及びつつあるのだと思います。
A.Iとは、ロボットとは。
いま問われているのは、
テクノロジーの再定義ではなく、
人間の再定義だと思います。
人間とは。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
人間は便利を見つけると
決して手放せない生き物ゆえに
進化は不可逆であり止められない。
この現実を受け入れたうえで、
議論を進めてほしいなと。