若いときというのは、
なにかと「なめている」ものだと思います。
世の中のあれこれを生意気に語ります。
でも、なめるということは、
若いときに必要な要素だと思っています。
若いときから身の丈が分かっていたら、
挑戦することはとてもむずかしくなります。
自信を持つこともかんたんじゃない。
でも、なめているから、
相手を小さく見るようになったり、
目をつぶって飛びかかったいくような
大胆な行動を可能にするんだと思います。
しかし、だんだん
経験の質と量が増えていくと、
なめることは少なくなりますよね。
そんなふうになると、
「大人になったね」「成長したね」と
言われるようになります。
でも、おもしろいのが、
人生の終盤を生きる先輩たちが口をそろえて
「もっとなめていい」「もっとたのしめ」と
ふたたびそこに戻ってくるんですよね。
若いときのようにもっと生きろと。
実際、経験の質と量が増えてから、
若いときのように大胆に行動するのは、
かんたんじゃないと思います。
意識して、努力する必要がありそうです。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
経験とか知識とか、
そういうことに惑わされずに
本質を考えるように意識することで、
若いときの"なめる"に近い状態に
もしかしたら近づけるかな。