縁起でもない。
命について、人生について、
関係について、あるいは事業について、
最悪の事態を想定しようとするとき、
ぼくらのこころは漏れることなく
"縁起でもない"のブレーキが
かけられると思います。
縁起でもないことについては、
考えること自体にブレーキがかかる。
そういうものから距離をとるのは、
正常性バイアスみたいな理屈というより
日本人に染みついた禁忌だと思います。
縁起でもないと、
タブーにされているものたち。
人間が(主に日本人)が
これまで経験してきた危険なものを、
後世に警鐘している役割もあるのでしょう。
ただ、いっぽうで、
それによって遠ざけられているものも、
また、たくさんあるんだろうな。
このロックが解除できたら、
ずいぶん自由になれる気がする。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
友人が仏滅に結婚式を挙げました。
まさに"縁起でもない"の呪縛から抜け出し、
精神的にも、金銭的にも、
自由になっていました。