明治学院大学の教授で、
社会思想家の澤野雅樹さんは
『不毛論(青土社)』のなかで
「役に立つことは、みじめだ。」
と、書いています。
これはつまり、
「役に立たなければ、
存在できないものは、みじめだ。」
と解釈できると思うんですが、
なにかで役に立っている自覚は
「それができなければ愛されない」の
不安を抱えることと二律背反で、
澤野さんは、そのさみしさを、
"みじめ"と表現しているのかな。
なにかができるから
評価されているという軸だけでなく
なんだかよくわからないけれど
気がつけばいつも一緒にいる
そんな関係のほうがいいな。
役に立たないこと。
無駄といわれるようなことには、
常にそれ自身に余白があって
思考の余地や工夫するための
遊びがあると思っています。
そういうことを、
"豊かさ"というんだなと
ハワイでのほほんとしながら
あらためて思うのでした。
役に立たないけれど
じぶんが大好きなことに
時間を割ける人生って
最高だと思います。
今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
じろーさん
3日間ありがとうございます。
そしてまだ、ハワイです。
明後日帰りまーす。