人間の得意な記憶術 | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

 三次元の世界を生きる

 生物にとって空間の把握は、

 なにより重要なことです。

 

 生死にかかわることですから。

 

 前に進み、後ろに下がり、

 左右に動き、上がったり下がったり

 単細胞や細菌、小さな魚でさえ

 世界をそうやって理解しています。

 

 ですから、

 ぼくらの脳だって

 もともと物理的な世界で

 位置を把握することが

 なにより最初にあったわけで、

 抽象的思考を扱いはじめるのは

 ずっとずっとあとでした。

 

 抽象的思考は、

(長い歴史で考えれば)

 最近おぼえたばかりの能力で、

 空間把握能力のほうが

 ずっと得意なんでしょうね。

 

 それゆえ今でも、

 形のない抽象的思考をするとき

 空間把握能力補助をつかって

 考えてる節があるのかなと。

 

 真実を、"つかむ"。

 アイデアを"練る"。

 プレッシャーを受けると、

 "押しつぶされ"そうになって、

 気分は"浮き""沈み"する。

 

 人と"衝突"し、恋に"落ちる"。

 

 友人を"身近"に感じ、

 腹を立てる人とは"距離"を置く。

 

 重要なことは、

 "大きな"ことであって、

 なにかを評価するときには、

 "最高""最低"だと言う。

 

 過去は"後ろ"にあって、

 未来は"先に"横たわる。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 年末の忙しいなかで、

 なにかと忘れがちになるけれど、

 記憶したいものを具体的な場所に

 紐づけて記憶しておくと

 物忘れしづらいそう。