ひとりじゃできないことも、
協力すればできるかもしれない。
みんなで協力して
なにかをやるためには、
規則(ルール)をつくって
それぞれに役割を決めながら
つくったルールを守らせて、
人数が増えればチームを小分け、
個人はみんなのためには
多少の我慢が必要で…
みんながチームとして
うまくやっていくための方法は、
ずっとこんなふうに言われ
信じられてきました。
組織の在り方として、
それがいちばんいい方法だと。
組織論について
書かれた本を読んでみると
納得できる部分は多くて
とても参考になります。
ただ、これまでの
「みんながチームとして
うまいくやっていくための方法」は
機能するための大前提として
それぞれの"ものさし"が
同じである必要がありました。
具体的には、
4年生大学を卒業した
一般男性が"ものさし"の
基準だったと思います。
"みんな"のなかに、
フルタイムで働かない人や
住む場所がひとつじゃない人や
結婚したくないという人や
学校に行かなかった人や
国がちがう人や、女性、
異なる"ものさし"を持つ人を
想定してつくられていないのが
これまでの方法だった気がします。
いま、その方法は、
様々なところで様々な人たちが
トライ&エラーをくりかえしがら
アップデートされています。
肉を食べない人と
肉が大好きな人とが
協力してなにかをやるのは
とてもむずかしいけれど、
協力を放棄した人間は
この世界では生きていけないから
人間はそれをあきらめないんだ。
今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
テクノロジー(道具)を持たない
人間の食物連鎖の順位は鰯以下と
聞いたことがあるのですけれど、
そんな人間が自然界の競争で
生き残る術として選んだのが
道具と社会性(協力)ですね。