ドラマ「獣になれない私たち」を観て | わくわく海賊団

わくわく海賊団

Compass of Your WakuWaku

 

獣になれない私たち」を

 ようやく観ることができました。

 

 だれかに必要とされて

 人の役に立ちたいという思いは

 だれもがあたりまえのように

 持っているものだと思いますが、

 それだけでは"からっぽ"になって

 空虚感に押し潰されそうになる。

 

「わたしたち、

 だれの人生を生きて

 きたんだろうね?」

 

 このドラマのテーマは、

「じぶんの人生を生きる」という

 ことだと思っているのですが、

 人が承認欲求や自己顕示欲を持ち

 じぶん以外のだれかに(じぶんの)

 価値を認められるための生産的

 活動をしたくなる動物である限り、

「じぶんの人生を生きる」というのは

 かんたんじゃないんでしょうね。

 

 人がひとりでは

 生きることのできない動物なら、

「じぶんのため」と

「だれかのため」はどちらかだけを

 原動力にするのではなくて、

 その両方のバランス感覚こそが

 重要なんじゃないかな。

 

「だれかのため」だけで動くと

 どんなに人の役に立って頼られて

 感謝されて居場所ができたとしても

「じぶんのため」の場所にはならず

 すり減っていくのかもしれない。

 

 いま、したいことが、

 ほんとうにじぶんの欲望から

 来ている欲求なのかどうか

 もういちど確かめたいな。

 

 今日も「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

 だれかを助けるみたいに、

 じぶんもちゃんと助けよう。