月曜日のランチには気をつけろ。
食べ歩きが大好きな友人から
聞いたことがある話なんですが、
おいしいと評判のお店でも
そのお店のエースシェフがいるのは
週末の「かきいれどき」です。
そうなると、翌日の月曜日、
特にランチの時間っていうのは、
高確率でエースシェフ不在です。
あれ…?と、思うことが多いのが、
月曜日のランチなんだそうです。
でも、こういうことって、
他にもたくさんあると思うんです。
遊園地だとか、映画館だとか、
百貨店だとか、スポーツジムだとか、
週日(月火水木金)の昼間ってどこも
商売にならないくらい空いている。
しかし、それが休日になると、
お店に入りきれないくらいの
お客さんで混雑するんですよね。
ですから、ある意味、
日本のサービス施設って
休日だけ機能するようにできていて、
そのための特別な雇用システムを
組んでいるところも多々あります。
もちろん、平日のガラガラを
なんとかするためのさまざまな工夫を
いろいろなところで見かけるけれど、
根本的な解決にはなっていなくて。
そもそも、
週日の昼間が空いている理由は、
会社勤めの人たちが週日(月火水木金)
会社にいるからですよね。
これって、つまり、
「生産」している人たちは、
「消費」できる現場に近づけないって
ことなんじゃないかな、と。
会社でなにかを
「生産」している人たちは、
どんどん「消費」の現場から
離れていってしまうから、
「消費者(=お客さま)の気持ち」を
知ることがむずかしいのかも。
火曜日が休みの美容師さんが、
休みの日(火曜日)に、ゆっくりと
他のサービス業を体験することで
お客さまの気持ちを学んでいると
言っていたのだけれども、
週日会社ではそれもむずかしくて。
弊社は、火・金が休みです。
みたいな会社がもっとあっても
いいのかもしれない、どうだろう…
シフト制の仕事の人は、
そういう仕組みですけれども。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
子供の運動会に行けないとか、
いまの仕組みのまま休みを変えても
問題もたくさんありそうだけれど。