タイタニックは、あと30秒氷山を見つけるのが「遅かったら」沈まなかった!? | わくわく海賊団

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 タイタニック号は、

 あと30秒氷山の発見が早ければ

 沈まずにすんだという説があります。

 発見があと30秒早ければ、

 氷山をかわすことができたはず、と。

 

 一方で、あと30秒

 氷山の発見が遅れていたならば、

 船は沈まなかったはずである、

 という説もあったりします。

 

 船の強度は正面衝突には強い。

 タイタニック号は、

 最も強度の弱い「船の脇腹」に

 氷山が擦れるかたちで接触したため

 浸水を防ぎきれずに沈没したんだ、

 という説です。

 

「もっと遅ければよかった」

 というのは、

 なんともやりきれないんだけれども、

 人間にもそういうことって

 実は結構あるかもしれないぞ、

 そんなふうに思いまして、

 ちょっと書いてみようかな、と。

 

 氷山の発見が早いということは、

 人間でいうと、おそらく

 洞察力、推理力、先見力、

 気遣いといったところでしょうか。

 

 すべて持っていると

 評価の高い能力だけれども、

 氷山を早く見つけることに

 一所懸命になりすぎている部分も

 あると思うんですよね。

 

「にぶい」ということだって

 船を救うことになるんじゃないかな。

 

 そんなことも知らないの?

 もっと細やかな準備が必要です。

 うわぁぁ、怖いもの知らずだね。

 よくまあ、できたもんだよ。

 怖くて、とてもとても、

 やってみようなんて思わんよ。

 

「にぶい」ゆえに

 できてしまうことっていうのは

 振り返ればたくさんあります。

 

 氷山を早くに見つける能力が

「よし、やってみよう」に

 ブレーキをかける場面の方が

 比べれば多く思い浮かびますし、

 あのとき氷山に気づいていたら、

 もっと嫌な衝突の仕方をしていた

 だろうと思ことも多々あって。

 

 氷山を早くに見つける能力は、

 訓練すれば、だれでも、

 身につけることができるでしょう。

 一方で「にぶい」の方は、

 訓練どうこうの話ではないのかも。

 

「にぶい」という言葉は、

 ほめ言葉として遣われないけれど、

「にぶい」という能力は、

 じぶんを守ることにもなりますし、

 行動力にもつながったりして。

 

 氷山を早く見つける力に

 負けず劣らずの能力なんじゃないかと

 個人的には思っております。

 

 今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 

「にぶい」は立派な才能です。

「にぶさ」はしっかり武器になり、

 そして、防御にもなるぞよ。