イチロー選手が
歴代最多安打の記録を
更新しましたね。
日米通算ということで
いろいろ言われておりますが、
アメリカでいちばん打った選手が
ピート・ローズさんで、
日本でいちばん打った選手が
張本勲さん。
世界でいちばん打った選手が
イチロー選手ということで
まちがいないでしょう。
あらためてスゴいよなぁ。
偉大な記録を打ち立てた
イチロー選手のインタビューは
心に響くものが多いけれど、
記録達成のニュースをきいて
ひとつ思い出した
インタビューがありまして。
Q.イチロー選手にとって、
野球は仕事ですか?
A.野球選手の中において、
野球は趣味であるというような
感覚を持っている選手は多いです。
趣味という感覚のほうが
(仕事であるという感覚よりも)
強い人が割合的に多いんです。
もちろん、
給料を貰っているわけですから
「仕事である」という
感覚もあります。
でも、ほとんどの選手は、やっぱり
「野球がうまくなりたい」
という気持ちが
残っているんですよね。
ただ、それが何割くらいかは
分からないけどね。
少なくとも「100%仕事」の
感覚になってしまったら、
もう、じぶんの技術を磨こうとは
なっていかないんです。
その人は、ある程度の給料を
貰うようになったら
それで満足してしまいます。
「これでいいや」にならない理由は、
僕の場合、野球が好きだからです。
記録だけをみたら、
時にそこがゴールのように
みえることもあるのかもしれません。
でも「野球がうまくなりたい」
という気持ちにゴールはない。
通過点という言葉には、
きっと、そういう気持ちが
含まれているんだろうな。
公私混同という言葉をいま遣えば
袋叩きにされてしまいそうだけど、
仕事に趣味や遊びの要素を持つことは
遠くに行くためには欠かせない
要素なんだと思っています。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
じぶんの気持ちが
わくわくしていない目標ほど
達成が難しいものも
ないんじゃないかな、と。