青学完全優勝で2連覇達成!!「ハッピー大作戦」VS「その1秒を削りだせ」の構図【箱根駅伝】 | わくわく海賊団

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 箱根駅伝、青山学院大学が
 圧倒的な強さで昨年に引き続き優勝しましたね。
 今年も青学強かったなぁー。
 どの学校も応援していたけれど、
 やっぱり青学の優勝はひときわ嬉しいです。

 青学のスローガンをご存知ですか?
 今年の青学のスローガンは、「ハッピー大作戦」です。
 ちなみに昨年は、「わくわく大作戦」です。
 そりゃ、応援したくなりますね。

 2位の東洋大学は、「その1秒を削りだせ」でした。
 
 この構図が、すごくおもしろいと思っていて、
ハッピー大作戦」VS「その1秒を削りだせ」という勝負の結果が、
ハッピー大作戦」の圧倒的勝利というのが、
 ぼくをひときわ嬉しくさせている原因だと思っています。

 


 青学の原監督が
 以前こんなことをいっていました。

長距離のイメージが厳しい、ツラいだけでは
 他のスポーツに選手がいってしまいます。たのしくやりたいんです。


 陸上に限らず、他のスポーツでも
 仕事でも何でもそうだと思うんですが、
 真剣な場面であればあるほど
たのしい」の居場所ってなくなりやすいと思うんです。

「歯を見せるな」「笑顔はいらない」
 勝負の世界ではそれが
 あたりまえだったような気がします。
 ありきたりな表現をするならば、根性論。
 勝つためにはそれが必要であり、
 それこそが正しいと信じられてきたように思います。
 伝統あるスポーツは、それが如実に出ている。
 髪型は坊主と決まっていたりしてね。
(あれが嫌で野球をやめた人を、ぼくは結構知っています。)

 


 昨年の青学のスローガン
わくわく大作戦」は、

わくわく、ドキドキさせるレースで
 じぶんもたのしみながら、
 見ている人たちも、たのしませたい。

 
 そういう想いで、つけられたそうです。
 青学の完全優勝2連覇は、
つよいに、たのしいは不可欠」を証明したんじゃないかな。

 どんなに真剣な場面でも、
 たとえ緊張感のあるときでさえも、
たのしい」は否定されちゃいけないんだと思うんです。

 今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。

 そういえば、以前ホノルルマラソンに出たときに、
 沿道で応援してくださる現地の方たちが誰ひとりとして
「がんばれ」といわないことに気がつきました。
「たのしんで」「笑顔のままで」そういう声が飛び交っていた。
 彼らはきっと、「たのしい」の力を知っているんだと思います。

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