
大河ドラマで人気のある時代は、
やっぱり戦国時代です。
なぜ、戦国時代が人気なのかといえば、
それは時代が不安定だからでしょう。
不安定であるがゆえに、ドラマがあり、
そこに生きる人々は魅力的です。
農民から太閤へ、
日本人が大好きな下克上の話も、
時代が安定していたら起こることは難しいでしょう。
不安定というのは、やっぱりおもしろいなぁ、と思います。
一般的には経済は安定している方がいいとされています。
もちろんそうなんでしょう。
経済が安定していれば、安定している会社に入って、
そこで定年まで「無事に」過ごしたいと思うでしょう。
安定した生活を求めるのも、これまた一般的です。
けれど、経済が不安定であれば、
大きな組織に頼らず生きる道を必死に探す人も出てきます。
そして、そのハングリー精神が時代の変わり目に
思わぬ結果につながることもあると思います。
夢ということばが職場に浸透しやすいのも、
もしかしたら不安定さがある方がいいのかも。
弱肉強食が世の常というけれど、
弱が強に勝つ下克上のおもしろさは、
やっぱり痛快でわくわくするなぁ、と。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
下町ロケットが絶好調なのも、
不安定の魅力、おもしろさだと思っています。