
さかなくんと一緒に水族館に行ったら、
きっとすごくおもしろいと思うんですよね。
それは、さかなくんに「おさかな」の知識があるからではないと思っています。
さかなくんと一緒に水族館に行くことがおもしろいのは、
きっと、さかなくんが「おさかな」のことが大好きだからだと思うんです。
そのことについて詳しいだけの人と何かをするよりも、
そのことが大好きな人と何かをするほうが、
おもしろいし、ためになる。そんな気がしています。
そのことが大好きな人っていうのは、まあ結果的には、
そのことについて詳しい人と同じになる場合が多いけれど、
大好きが入口の知識っていうのは、おもしろいんですよね。
接客の仕事をしていてよくいうのが、
「じぶんが楽しめていない人が、だれかを楽しくさせることはできない」
というやつです。
これはいろんな言い方ができると思っていて、
「じぶんが好きだと思っていないものを、だれかに好きにさせることはできない」
ともいえたりしますよね。
今日も、「わくわく海賊団」にきてくださってありがとうございます。
その分野で一流と呼ばれる人たちは、
話を訊いていても、「教えたがり」であることがすごく多い気がします。
まるで、「好きや楽しいは共有してこそだ」といってるみたいに。