謙虚は、美徳とされてきました。
「もっとじぶんを出せ」
「主張しろ」という考えもあるけれど、
ぼくがかっこいいと思う人たちは、
みんな謙虚な人たちでした。
謙虚な人と一緒にいると、
うれしい気持ちになります。
謙虚な人がひとりいるだけで、
まわりの空気がふわっとやわらかくなる。
緊張がとけて、みんながのびのびできる。
「心理的安全性」ということばがあるけれど、
まさにこういう状態を言うんだろうなぁ。
体育の授業でバスケットボールをしたとき、
バスケ部に所属している子たちは、
じぶんが活躍するより
まわりを活かすことを優先してくれました。
パスをまわして、
みんながたのしめるように。
これはサッカー部も野球部もみんな同じで、
そういう姿ってかっこよかったです。
謙虚さっていうのは、
ただじぶんを引っこめることじゃなくて、
まわりを活かすための
積極的選択なんだと思います。
だから、仲間たちが力を出しやすくなるし、
チーム全体がいい方向に動いていく。
しかも、ふだん謙虚な人が、
本気でなにかを言ったり動いたりすると、
みんな「これは大事なことだ」と感じます。
だから、力を貸そうと思えるんです。
謙虚は、力なり。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
じぶんをおさえるだめじゃなく、
まわりと一緒に輝くのための謙虚。
やっぱりかっこいい。