カップ麺って、
どうして3分で食べられるんでしょうか。
お湯を入れて待つだけで完成するー
あの"手軽さ"の裏には、
ぼくらの「めんどくさい」という気持ちを
よく知っている人たちの努力があります。
きっとその人たちは、
ぼくらがラクできるように、
たくさんの手間とコストをかけて
カップ麺をつくっています。
はたらくとは、つまり
こういうことなのかもしれません。
「ラクしたい」という気持ちを、
甘えだと決めつけるんじゃなくて、
その気持ちを手助けしてあげる。
それが、はたらくということ。
たとえば、食器を洗うのがめんどうなら、
食洗機という工夫が生まれます。
「めんどくさい」という気持ちが、
新しい仕事を生み出していくんですね。
どうしても「がんばらない人」って、
責めたくなってしまいますよね。
でも、正直ほんとうは、
みんな少しずつ怠けたいし、
できることならラクしたいはず。
その「わがまま」を
"ニーズ"として受けとめるところから、
仕事ははじまるのかもしれません。
「なんであいつはやらないんだ」と怒るより、
「どうすればやらなくて済むか」を考える。
そのほうが、きっとずっと
建設的で、創造的で、わくわくします。
今日も「わくわく海賊団」に来てくださってありがとうございます。
めんどくさいと思うことを、
だれかが"かたち"を変えたとき、
それが"はたらく"のはじまり。


