土曜日の昼下がり。
世間は4連休…しかし本来であれば「東京2020オリンピック」で盛り上がり、観光地なんかは凄い人でいっぱいなハズが―
まぁこんな状況な訳でして…_(:3 」∠)_
そんな中ですが、この日は横浜市のベイエリアで新たに運行開始されたばかりの連節バス(連接のどっちでも良いとの事)「BAYSIDE BLUE(ベイサイドブルー)」に乗って来ました。
今回は横浜駅から往路は今回乗る🚍バスで山下ふ頭へ、復路は近くの元町・中華街から🚋みなとみらい線で横浜駅に戻るというちょっとばかしの小旅行です。
山下公園?中華街?んなもん知らねぇy(以下略)
Yokohama City, Kanagawa Prefecture
横滨市 神奈川县 / 가나가와 현 요코하마시
🚉横浜駅 (東口)
Yokohama Station (East Exit)
横滨站 (东口) / 요코하마 역 (동쪽 출구)
JR東日本、京急、東急、相鉄、横浜高速、横浜市営地下鉄と鉄道事業者では日本最多の6社局が乗り入れるターミナル駅です。
人間によっては生まれた時からずっと工事中の、東洋のサグラダ・ファミリアでお馴染み永遠に完成しないと言われている「横浜駅」。
といっても西口の駅ビルが出来たり現時点では完成形に近いので、工事はそろそろ終わり…だけど東口がまだなんですけどね。
🛣国道1号線(東海道) / National Road 1(Tōkaidō)
首都高速神奈川1号横羽線
/ [K1]Metropolitan Expressway
Route 1 Yokohane Line
駅近くには箱根駅伝のコースにもなっている国道1号線と、上には首都高「横羽線」の高架道路があります。幹線道路の為、車線も多く自動車のみならずトラックの交通量が多い事。
💨 💨 💨 💨
こういう道路の構造…好きなんですよ…
🏬そごう横浜店、横浜スカイビル
/ SOGO Yokohama & Yokohama SKY Building
道路を跨いでやって来たのは「そごう」と「スカイビル」。
今回乗る目的の連節バスは、そごう1階にある横浜駅東口バスターミナルから出発。
お隣のスカイビル1階からは「横浜シティ・エア・ターミナル(YCAT 羽田/成田空港行きバス)」が併設しています。どちらも同じバスターミナルの機能を持っていますが、行先などが違うので注意。(地下街ポルタからもアクセス可能というかそっちが便利)
🚍横浜市営バス / Yokohama Municipal Bus
バスターミナルから発車する横浜市営の路線バス―
多くの路線系統で使用されるバスはクリーム色と青い帯の2色が特徴。
(開業当初からほぼ変わっていない配色)
地下街にあるコンビニ(セブンイレブン)のATMにてSuicaをチャージして、いざ乗り場へ
🚏横浜駅東口バスターミナル
Yokohama Station East Bus Terminal
横滨站东口巴士总站 / 요코하마 역 동쪽 출구 버스터미널
連節バスは4番乗り場から発車。
久しぶりに来たのですがいつの間にかLCD発車標が…
しかも日本語の下に英語、中国語(簡体字)、韓国語の案内がされてらっしゃる…スゲェ…
東口バスターミナルからの路線バスは横浜市営バスのみならず、神奈中バスや京急バスが乗入れ。ここから横浜市内のあらゆる方面へと向かいます。
※以前は江ノ電バスも乗り入れてたけど無くなった
回送される京急バス―
顔が案内板に隠れて上手く撮れず_(:3 」∠)_
高速バス(都市間・夜行)も乗入れ、箱根や東京ディズニーリゾートなどの観光地や西日本、東北方面が発着。東京湾アクアライン経由のバスもここから発着。
ベイサイドブルー乗り場の最後尾。
開業したばかりなので係員が案内やパンフレットも配布していました。
目的のバスを待っていると…
出発の数分前にやって来ました🚌💨
前のバスと比べるとデカい…
■横浜市営バス
Yokohama Municipal Bus
横滨市营巴士 / 요코하마 시영 버스
日野ブルーリボン ハイブリッド 連節バス
HINO Blue Ribbon Hybrid Articulated bus
今回乗車するベイサイドブルーは2020年(令和2年)7月23日デビュー。
日本で運行している連節バスはメルセデス・ベンツ(ドイツ)やスカニア(オーストラリア)からの海外製ですが、このベイサイドブルーは「日野自動車」と、いつまでも走れ走れでお馴染み「いすゞ自動車」の共同開発。
国産初の連節バスとして横浜市に4台が導入されました。
🚍京成バス/Keisei Bus(千葉市/Chiba City)
△幕張本郷駅(JR総武線・京成千葉線)から海浜幕張駅(JR京葉線)を結ぶルートを中心に、幕張新都心エリアで運行。車両は皆大好きメルセデス・ベンツ(ドイツ)。
📷2019.09
ベイサイドブルーは6月に運行予定でしたが、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大防止に伴い延期し、7月になってようやく運行開始。
連節バスの特徴である連節部の幌—
遠くから見ると路面電車と見間違うくらいの外観。
長さ18mでまぁ長いのなんの_(:3 」∠)_
青い車体には白字で’YOKOHAMA BAYSIDE BLUE’の文字が―
LED方向幕には「山下ふ頭 行」と経由が表記―
何もかもが新しいしカッコいい(´ω`*)✨
乗り込むと車内は他のバスと変わんない…
変わんないですが一部が向かい合わせなど、座席配置が若干異なるのもこのバスの特徴。
後ろに座りたかったけど早めに並ばないとダメだった_(:3 」∠)_
車内にはLCDのモニターで案内。
連節部の幌、この部分には立たないように案内されている―
乗り場ではベイサイドブルーのパンフレットが配布―
ベイサイドブルーは横浜駅~山下ふ頭を結び急行運転で所要時間は約30分。
ルート的には「みなとみらい線(横浜~元町・中華街)」とほぼ重複しているものの、みなとみらいエリアの主要な観光スポットや客船ターミナルなどの近い場所へアクセスします。
以前は「あかいくつバス(桜木町駅を起点に周辺の観光地へアクセスする)」が横浜駅から発着していましたが、ベイサイドブルー運行に伴いルートを再編されました。
ベイサイドブルーは山下ふ頭行き(ほぼ海沿い)と横浜駅行き(街中を通る)のそれぞれ運行ルートやバス停留所が若干異なります。他の路線バスも同じ系統だけど上下少しルートが違うバスがありますもんね🚌
あと連節バスがデカくて場所とかの関係上、横浜駅行きは東口ターミナルまで乗入れないの。
新規に設定した基幹路線でありがならも、BRTのような専用道を設けず既存である一般道を通ります。
🚍基幹バス/Key Route Bus(名古屋市/Nagoya City)
△名古屋市営バスと名鉄バスとの共同運行。地下鉄作るまではないけれど、バス輸送を補う基幹路線が必要との事で整備。実質BRT的なバスで、通常のバス路線との区別がつくように基幹バス向けの塗装が施されており、道路の中央に専用のバスレーンとバス停などが設けている。ただし交差点毎に車線が変わる箇所もあるので、一般車が間違って入るデメリットも。
📷2020.02
※BRTとは何ぞや?🚌
『Bus Rapid Transit(バス・ラピッド・トランジット)』の略称。日本では「バス高速輸送システム」とも呼ばれ、専用道と専用のバス停などを設け定時性や速達性を確保する。ブラジル・クリチバから始まり世界各地で導入されているが、日本では横文字がカッコいいという理由か知らんけど「連節バス=BRT」という定義を持っている奴が多い(偏見)。
東京BRT?現時点で専用道を設けない限りBRTじゃねぇよ!(暴論)
運賃/Fare (単位;円)
大人/Abult ¥220
小児/Child ¥110
運賃は市営バスと同様に220円(前払い)。
でもさ、市バスの運賃って何かたけぇ気がする…
運行時間帯は10~19時台で1時間/2本と地元利用というよりは、観光輸送を重視しています。
基幹路線つっても高頻度運転では無いので、今後新たに導入されてくのかなぁ( ˘ω˘ )
ちなみに路線バスって大体がワンマンですが、運行開始されたばっかなのか運転手だけでなく、もう1名の乗務員さんもいるんですよね(しばらくしたらワンマン?)🙄
(前置き長くなったみたいな感じだけど気にしない♨)
Take the Bus to'YOKOHAMA BAY AREA'
🚍'YOKOHAMA BAYSIDE BLUE'
山下ふ頭行き/for Yamashita-futo
横浜駅前/Yokohama Sta.
14:55
↓
山下ふ頭/Yamashita-futo
15:34
横浜駅を発車すると国道1号線に入る為に大きく左折―
めっちゃ連節部の幌とかぐわんってなってんの。
バスは横浜市内の「みなとみらい21地区」を走行―
ビルもだいぶ建って再開発都市がかなり立派になってくの…
今までだだっ広い地区だったもんなぁ。
高島中央公園バス停の最寄りにある「アンパンマンミュージアム」
あれだけデカけりゃばいきんまんなんかすぐに(ry
車内の自動アナウンスは停車するバス停の他に、最寄りの観光スポットなどを紹介します。ちゃんと英語放送にも対応してんだからスゲェのなんの。
途中のパシフィコ横浜ノースとパシフィコ横浜バス停ではUターンが見られる―
こいつこんなに曲がれるんすか…
(連節バスって大体が真っすぐなルート通るイメージがあった)
何か所かで曲がる箇所があるのですが、そのせいか速度がそんなに早くない印象
後ろから見ても物凄い曲がりっぷり
観覧車が目印のワールドポーターズ付近を通過―
バスなので皆大好き降車ボタンもあります。各バス停に停車しますが「降りる時はボタン押してね」とアナウンスしてるので、途中で降りたい奴は押そう!!
途中の大さん橋入口では「あかいくつバス」と「ピアライン」が、終点の山下ふ頭では「みなとみらい線」の乗換案内がされておりかなりご丁寧。
横浜みなとみらいの車窓を眺めながら30分で終点山下ふ頭に到着。
降りる直前に車内を少しだけ撮りました。
連節部の柵にはベイサイドブルーのロゴ―
波をイメージしてるんですって🌊
座席は進行方向の前に配置されているが後向きやクロスシートもある―
外観は青を基調としていますが、車内は落ち着いた灰色の座席。
オレンジの手すりのお陰で少し明るい雰囲気なのかなって
Yamashiya-futo Bus stop [Yamashita Pier]
山下码头巴士站 / 야마시타 부두 버스 정류장
バスを降りるとすぐ回送の表示に―
そのまま折り返しまで停車かと思いきや出発し
真ん中のバスプール(?)まで行き
発車時刻の数分くらい前までたぶん停車(そん時はもういなかったから)
改めて見ると本当に長いし、この日が曇りのせいか青がキレイに映えるのなんの
ベイサイドブルー専用のバス停には、ロゴと発車標のモニターが設置されており近代的に―
パンジーの花とベイサイドブルー
車体の青でなんかよりキレイに見える(気がする)
ベイサイドブルー専用待合室。右には横浜マリンタワーが―
外観がコンビニっぽい待合室。こういうのが設けられる程、横浜市にとってベイサイドブルーの期待がスゲェんだなぁって。
待合室はベンチのみで簡素な内装。他にも券売機やトイレ、Wi-Fiも完備📶
山下公園最寄りで、シーバス(海上バス)や観光船へのアクセスが出来るものの、周りはやっぱり寂しい印象。
横浜市がカジノを含めたIR統合型リゾートの誘致構想で山下ふ頭の再開発が計画されており、この停留所も将来的には横浜駅や桜木町駅と同様に、規模が大きいバス(交通)ターミナルとして整備される予定。計画が進めればの話しでしょうけど_(:3 」∠)_
横浜・山下ふ頭にカジノを取り入れた統合型リゾートの構想があるのですが、建築家・山本理顕さんの案はカジノのない街づくりですか🏙
— ケイル (@keiru_toon) July 28, 2020
『現代の町家をコンセプト』との事でデザインもかなりオシャレで好き✨ https://t.co/gbhGIsL5Ln
町家をコンセプトとしたカジノのない構想をしている建築家の方もいるのですが果てさて・・・横浜にラスベガスやマカオみたいな観光地にすんのか否か( ˘ω˘ )
カジノに反対している方もいるので難しいとこ…(ギャンブル依存症の心配とかあんじゃん)
カジノ構想の際に『大量輸送できる交通機関が必要』との事で、元々連節バスの計画があり、それがベイサイドブルーに至る訳でして
そこはちゃんと調べないとですが…
横浜ベイエリアの観光路線がメインのベイサイドブルーですが、山下ふ頭の再開発と、みなとみらいが更なる発展をすれば、もっと便利にスピーディーにアクセスするバスに変貌するのかなと勝手に期待してます( ˘ω˘ )✨
次回は山下公園でベイサイドブルーを撮り、みなとみらい線で横浜駅に戻ります。
これ絶対ブログ記事1本でしかもシンプルで済むような内容がさ何故か長くなんの。
んでも直す気ない♨