風邪? いえ化学物質過敏症です | 岩手のランナーけいのブログ(学校・化学物質過敏症の闘いなど)

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化学物質過敏症・学校トラブル・ランニングの話題を中心に、けいがストレス発散のために自己主張をしている気ままなブログです。

葵東さんのブログの転載です。

http://ameblo.jp/masa-taira/entry-12039122891.html


先日の風邪は急な咳と鼻水、倦怠感に襲われ、頭がぼうっとしたものです。
静養して体力が戻って動いたら、汗が出たかわりに咳が止まりました。
「あれ?」
風邪のとき動いたら、普通は悪化します。
発汗で改善されるのは化学物質過敏症です。

実は風邪の初期症状と化学物質過敏症は区別がつきづらいのです。
咳や鼻水、倦怠感に頭がぼうっとする、などが化学物質過敏症と共通しているからです。
そしてどちらにせよ思考力が落ちるので、ますます区別できなくなります。
風邪も悪化して熱が出たり痰が絡んだりすれば確定ですが、そうならないよう初期の対応が大切なわけです。
さらに厄介なことに、平熱が低い私は風邪を引いても熱が上がりづらいのです。
そして対処法は「風邪なら動かず静養」「化学物質過敏症なら動いて排出」とほぼ逆です。

白黒付けるため、ミストサウナを使いました。
化学物質過敏症なら有毒物質が排出されて改善されますが、風邪なら熱が上がって悪化します。
一か八かの賭けでした。
30分ほど大汗をかいて風呂から出たところ、頭がスッキリしました。
どうやら化学物質過敏症だったようです。
体調不良ひとつとっても、何が原因か中々分かりません。
本当に厄介な障害です。

しかし、話はこれで終わりません。
夜になったら発熱し、痰が少し出ました。
化学物質過敏症の症状は出ていましたが「同時に風邪もひいていた」のです。
もし風邪が重かったら、こじらせて大変になるところでした。

軽症の私でさえこの始末、重症者の生活は本当に大変なんです。
厄介な障害を抱える人間のため、せめて「匂い付きの柔軟剤や洗剤」の使用は止めていただけませんか?