化学物質過敏症の治療(後) | 岩手のランナーけいのブログ(学校・化学物質過敏症の闘いなど)

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化学物質過敏症・学校トラブル・ランニングの話題を中心に、けいがストレス発散のために自己主張をしている気ままなブログです。

葵東さんのブログの転載です。

http://ameblo.jp/masa-taira/entry-12038509497.html


【2】排出量を増やす

体外に排出するルートは限られていて、便、尿、汗しかありません。
ここで重要な役割を果たすのが解毒をする肝臓です。
かかりつけの医者によると近年「酒を飲まないのに肝臓の数値が悪い人」が増えているそうです。
私も飲酒は月に1度くらいですが肝臓の数値は悪いです。
どうやら有害物質の解毒で肝臓が疲れているのですね。
今は元気な人も肝臓の数値が悪くなったら身の回りから有害物質を減らすことをお勧めします。
子供の発育や学習に多大な悪影響もありますし。

1 薬の利用
肝臓の解毒機能を高める酵素薬があります。
私はグルタチオン(薬品名タチオン)を処方されています。
医者からもらう薬はこれだけで、しかも古いので薬価が非常に安く済んでいます。
他にはグロンサンゴールド錠 を買っています。
農薬中毒への効果が期待されたのに、製薬会社の都合で発売元が変わった不遇の薬です。
ビタミンCは有害物質によって発生した活性酸素の処理などで消費されます。
通常の食事では足りないのでサプリなどで補う必要があります。
北里研究所病院ではネイチャーメイド を薦められました。

2 水、ミネラルの補給
有害物質を汗や尿で排出するには水分が必要です。
腎臓に障害があるなどで制限されていないなら、多めに飲みましょう。
なお尿や汗と一緒にミネラルも排出されます。
普通より多くの尿や汗で有害物質を排出するのですから、普通の食事ではミネラルが不足します。
私は最近貧血を起こしました。
ミネラル多めの食事と雪塩 (海水から水分だけを除いた苦塩入りの塩)だけではミネラル(この場合は鉄)が不足したのです。
エビオス錠 (ビール酵母)を始めたところ、貧血の再発はありません。




3 発汗
自然現象頼みの尿と違い、能動的に有害物質を排出できます。
有害物質の血中濃度が高いほど排出量も増えます。
血液から直接排出できるで腎臓への負担を減らせます。

A運動
体を動かせばストレスも発散できます。
しかし体調が悪い場合は無理ですし、有害物質の血中濃度が高まれば体調は悪くなります。
空気が綺麗でないと排出量を摂取量が上回ってしまいます。
この辺を注意して、最初はウォーキングから始めるのが良いでしょう。
歩くと脳に刺激が行って、惚けた頭がスッキリします。
運動の前後は水分とミネラル補給を忘れずに。

B入浴
体調が悪くても手軽にできます。
ぬるま湯に長めに浸かるとリラックス効果も高まります。
水道水には消毒薬が入っているので、可能な限り浄水器を使用しましょう。
浄水器が使えない場合はカルキ抜きなどをしてお湯から有害物質を除去します。
一般的な入浴剤は論外ですが、湯の花など天然の入浴剤も人によって反応します。
ミカンやユズの皮をいれると保温効果が高まりますし、ビタミンCが消毒薬を分解もしてくれます。
入浴の「」後に水分補給を忘れずに。

Cサウナ
一番強力な発汗行為です。
私は乾式サウナでは汗が出にくいので、ミストサウナを利用しています。
有害物質が蓄積すると汗が臭うのですが、ミストサウナを使った後は臭わなくなります。
ユニットバス用のミストサウナもあります。
なお元栓式の浄水器を付けないと消毒薬が危険です。

注意!
運動や入浴で血行が良くなると、細胞に蓄積されていた有害物質が血中に流れ出ます。
一時的に血中濃度が高まるので様々な不具合が起きます。
運動も入浴も、最初は軽めに行い排出とのバランス点を自分で見つけましょう。
無理は禁物です。


以上が私がやっている化学物質過敏症の治療法です。
ゆとりがあるなら温泉での湯治をお勧めします。
空気が綺麗な場所で転地と発汗を同時に行い、なおかつリラックスもできます。
宝くじが当たったら温泉地に引っ越したいものです。

他に有効な方法があったらぜひ情報を共有させてください。