誰にでも言えることではないですが、私が実感していることは、ランニングは化学物質過敏症にかなり良いということです。
特に次の二つについて実感しています。
・化学物質に耐えれる体力がついた。
・暴露時の体調不良時間が短縮した。
ランニングで発汗させることによって、新陳代謝がよくなり、体内の毒素を排出します。
そして、体内の脂肪を減らすので、暴露した際の物質の体内蓄積時間が減っているように思います。
私自身どのように変ったかを紹介します。
一番ひどい状態のときは歩くのもきつくて、起きている時間より寝ている時間が長かったです。
だんだんと体力は落ち、体重と体脂肪だけが増えてきました。
家の体重計で、体重は67Kg~70Kgぐらいで、体脂肪は23%~25%ぐらいでした。
子供の世話も出来ず、働くことなんて当然出来ず、家のことも何も出来ません。
走るなんてもう夢のまた夢です。
でも、もう一度大会を走りたいという夢、そして子育てをしたいとまずは出来ることからゆっくり進みだしました。
歩きからはじめたのですが、5分も歩けませんでした。
しかし、あきらめずに徐々に歩行時間を延ばし、ようやくジョギングが出来るようになってきました。
その間も化学物質の暴露で調子を崩すことは多々ありましたが、試行錯誤しながら、暴露を避けれるコースを選びながら歩きやジョギングを続けることによって、だんだん家事や子育てが出来るようになってきました。
現在大会にも出れるようになっておりますが、昨日の時点で同じ体重計で体重58Kg、体脂肪は11.8%になっております。
ランニングをしていたからここまで減少したと思いますし、このことによって、化学物質過敏症には良い状態に変わってきているのを身をもって実感しています。
普通の健康体の人でも運動は嫌だといって全くやらない方は多くいます。
なかなか体を動かすのは辛いものですが、化学物質過敏症で苦しんでいる方はまず出来ることから動いてみませんか?
化学物質だらけの世の中ですので、暴露が多く、なかなか難しいとは思いますが、いろいろな意味で行動しないと変わりません。
最初はかなりきついですが、一緒に頑張りましょう。