交際費ってどう使えばいいの?賢い使い方と㊙︎裏ワザを紹介! | 経理のイロハ

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脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2023/01/29YouTubeより

交際費ってどう使えばいいの?税理士が教える賢い使い方と㊙︎裏ワザを紹介!

 

法人1つ、個人事業1つ

これの方が実は交際費枠がなくて使いやすくなる

 

 

 

落とせる経費の定義

 

一人での食事とか、飲みに行ったとか、そういうのは

経費で落とせない

 

交際費として落とせないのですか?

そういうことをやっていたら、知らん間に脱税することに

なるから絶対注意した方がいいですよ

 

経費で落とせないものを経費で落としてたら脱税

 

個人もです

 

個人事業なら一人での食事代は経費にならない

 

 

経費で落とせる交際費とは

 

交際費とはざっくり言うと

取引先に対して何か接待をするとか、物を送るとか

そういうものが交際費に該当する

 

お中元もお歳暮もものを送る交際費

何か記念の時に物を送る、プレゼントするのも交際費になりる

 

プレゼントするとか接待するとかで仕事上の見返りを

期待する、そのために使う経費が交際費に該当


忘年会は社内の行事ごとなので、交際費というよりも

どっちかっていうと福利厚生費でちょっと違う

 

でも忘年会でも一部交際費になるものがある

裏技じゃなくて注意しなければいけないこと

 

だいたい忘年会行くとその勢いで二次会に行くぞみたいな

ことがあって、一部の人が行くと交際費になる

別に行ってもいいんですが、

これ社内交際費というくくりになるので注意が必要

 

法人の場合は交際費が年間800万円という枠があるんで

その枠内に収めなきゃいけない

 

交際費が増えるとその枠を飛び出ちゃうんで注意が必要

 

だからできるだけ交際費に該当させない方がいい

 

年間1000万2000万交際費を使っちゃう経営者もいる

 

800万を超えた部分は経費扱いにならないので

税金を全然節税できないのでかなり損をする

 

そういう時は、一つ提案があるんですけど

 

個人事業の場合は枠がないんです

だからいくら交際費を使っても全部経費で落とせる

 

法人は800万っていう枠がある、でもこれ1社800万円だから、

もし交際費を1500万使うなら法人を2つ作るんですよ

 

法人2つ作ったら、800万+800万で合計1600万円の枠ができる

この2つに交際費をうまいこと配分すれば、全部経費で落とせる

 

個人事業主の方は枠がないので、いくらでも経費としては

認められる

 

例えば一人でカフェに行ったものが、僕が経費で

認められないっていう話をしたんですけど、

 

個人事業主の場合は一人で行ったら無理なんです

でも、誰かと一緒ならこれ交際費で落とせるんです

 

何か仕事で作業をするために一人でカフェに行っても

カフェ代は経費にならないです

でも誰かと一緒にちょっと仕事しに行こうぜみたいな

仲間を連れて行ったらカフェ代は会議費とか交際費とか

経費になる

 

だから個人事業主の人は誰かと常に行動してたら

全部経費でだいたい落とせる

 

個人事業主の場合は、ぶっちゃけ交際費でも会議費でも

どっちでもいい

 

でもこれ法人は大切で、法人は交際費は800万という枠が

あるけど、会議費なら枠がないので

 

本当は交際費なのに会議費にできるものってあるんですよ

 

例えば取引先と接待をした時、食事代が1人当たり5000円以下

なら本来交際費なんだけど、5000円以下なら会議費にしていいというルールがあるので、だから交際費から外すことができる

 

会議費は上限がないのでいくらでも積み上がっても

経費で落とせる

 

だから会議費にできるだけするためには

1人当たりの食事代5000円以下にすること

 

 

個人の方は誰かと一緒に行った方がいい

法人の方は5000円以下にして会議費に落とし込む

 

そうすると、たくさん経費として使える

 

一人でカフェとか行くと基本経費で落ちないけど

業種によって変わる

 

例えばフードライターとか、ラーメン屋さんが他の店に

ラーメンに食べに行くとか、カフェ経営している人が

カフェを視察に行くとか

 

そういうのであれば、視察代として全然経費で落とせる

 

ただそのためには何かしらその視察で行って、

レポートみたいなのを作っておくのがいい

 

Webデザイナーなどデザイン系のお仕事をしてる人

例えばスタバなんてすごいおしゃれじゃないですか

そういうのを店の作りはどうなのかとか

勉強するために写真撮ってレポートをってたら

それなら仕事用の視察として、そのカフェ代やフラペチーノ代も経費で落とせる可能性は十分にある

 

僕ねスタバを転々としてたりするんですよ

これね1人でも転々として経費に落とす方法が実はあって

 

例えばオフィスをスタバ風にするっていうのがコンセプトに

あるんですよ、なのでスタバの視察みたいな感じで

スタバを回ってたりもするんですよね

 

ちゃんとそこでそういう写真を撮って、オフィス作りの資料に

してたら、そしたら一人でカフェを巡ってもそれは

視察代としての経費になる

 

800万超える会社はもう一つ会社作ったらさらに

800万円の枠が増えるから1,600万円枠がある話しましたけど

 

実は僕は2つ会社があって、1個は個人事業主

 

法人1社と個人事業ひとつあって、これで交際費を

それぞれの事業に分けて分散させている

 

法人は800万円以内に抑えて、個人事業は枠がないので

いくらでも使えるじゃないですか、そんなに使わないですけど、

 

だから法人2つ作るより

法人1つ、個人事業1つ

これの方が実は交際費枠がなくて使いやすくなる

 

よく交際費が何千万になる人って法人いっぱい作る人がいる

法人いっぱい作ってもいいですよ

 

でも法人1個と個人事業1個で十分使えるので

そういうやり方もあります

 

交際費って相手にプレゼント送ったりするじゃないですか

これね誕生日とかそういう時も結構プレゼントいただくんです

ブランドものとか中には頂いたりする

 

例えばブランドもののマフラーとかもらったらそれなりの

金額するじゃないですか、そしたもらった側としては

今度その人の誕生日にお返ししたくなるよね

 

それもお返しとして送ると交際費になりますよね

プレゼントは交際費、贈答品なんで

 

キャバ嬢とかプレゼントもらうじゃないですか

お客さん側が交際費で落としてるかどうかは

多分落としてる人もいると思うんですけど

 

実はちょっと注意しなきゃいけないです

 

プレゼントの額が年間110万円を超えると、

贈与税を払わなければいけない

 

プレゼントを貰いすぎても税金払わないといけないです

 

キャバ嬢なんか年間110万円以上のプレゼントを

多分もらう人っていっぱいいると思うんですけど

多分贈与税なんか払ってないですよね

 

これ税務署に突かれたらもうアウトです

贈与税を払わないといけない

 

そういう意味ではキャバ嬢じゃなくても、

最近SNSみんなやってるじゃないですか

SNSで「こんなものもらいました、嬉しいです」って

あげてる人結構いるんですよね

 

税務署ちゃんと見てるんで、ここの会社ちょっと入ろうかな

ここの社長の会社入ろうかなとかあるんでね

 

SNSでこんな高価なものもらいました、みたいなやってると

税務調査を呼んでいるみたいなもんなんで、

これ注意した方がいいです

 

調査官はめっちゃ、SNS見るし、メディアもテレビなんかも

絶対チェックするし、僕のブログも見て来る

 

そういうネット関係メディア関係はチェックするというか

そこから情報を得て調査に入るっていうパターンが多い

 

メディアとかSNSで派手なことするとだいたい

税務調査入るので、注意した方がいい

 

出すべきものは注意して厳選した方がいいと思う

 

交際費は間違いやすい

脱税に繋がりやすい項目にもなるんで

税務調査では絶対に見られるところなんですよ

 

そこで下手に追徴課税や重加算税を取られないためにも

この動画見返して学んでいただきたいなと思います

 

無知はコストなので注意してください