融資の相談でやってはいけないNG行為とは!? | 経理のイロハ

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脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2023/01/19YouTubeより

融資の相談でやってはいけないNG行為とは!?

 
赤字会社でも優秀受けられる方法は

基本的には銀行との信頼関係なんで

WINWINの関係性を作るということが大切

 

 

 

赤字でも全然融資はもらえる。

 

日本の企業の7割は赤字

 

そういう会社がなぜ潰れないかと言うと、

融資でお金を調達してるからなんとか持ちこたえられている

 

だから赤字会社でも全然融資が受けられる、というより

 

融資を受けやすくする方法はある

 

前提としてまず融資は受けないと潰れちゃう

事業をやっていくにはお金が必要だし自己資金だけでは

やっぱり限られてるから

 

僕の考えは、もうできるだけ融資を受けた方がいい

借りれる時に借りれるだけ借りておく

 

融資を受けるコツ

 

これは銀行との関係性が非常に大切になってきて

できれば、銀行に定期的に会社の試算表を提出しておく

 

担当者とよく会うということがまず必要で

その担当者に3ヶ月に1回ぐらい試算表、会社の業績を

提出して、銀行に今の会社の状況がこういうのです

というのを出しておくと

 

銀行が「この会社頑張ってるから赤字だけどちょっと

協力してあげるか」みたいなそういうコミュニケーション、

信頼関係が作れるので、できれば担当者を通じて

試算表を定期的に提出しておく

 

まずこれが1つポイント

 

そもそも、それをやってる会社が少ない

だからやるだけで、銀行評価が上がる

 

業績悪い時に送るのは送りづらい、

でもだからこそ送る

 

銀行側としても早く言ってくださいなんです

 

業績が悪くなってきてちょっとお金が足りなさそうなら

早く言ってください

 

これをずっと隠して隠して最後の段階で相談に来ても

銀行貸せないんですよ

 

「もうちょっと余裕のある時に言ってくれたら貸せたのに」

 

もっと早く言ってくれたらって銀行は思うので

だから定期的に出しておけば、銀行も

そろそろちょっとした融資必要だなって思って

貸してくれたりする

 

銀行が本当に貸したい会社ってどういう会社かっていうと

お金をたくさん持ってる会社なんですよ

 

銀行はよく「雨の日に傘を貸さずに晴れの日に傘を貸す」

というのと一緒で、

 

お金のある会社にお金貸しますよと言ってくる

 

本来はお金のない会社に融資して助けてあげるのが

本来の役目なんでしょうけど、

それはあくまでもリスクが大きすぎるんで

銀行はできるだけリスク取りたくないんです

 

なんだかんだやっぱり銀行も会社なんで

リスクを負った人助けばっかりやってられない

 

だからお金のある会社に貸して、お金のある会社は返してくれる

 

銀行は基本返してくれる会社にお金を貸す

 

だからお金が減る前に貸してくださいと言っておく

 

だから赤字になっても別にいい

 

赤字になってもお金のあるうちに「貸してください」

と言っとけば貸してくれる

 

会社にお金がなくても、社長個人がお金を持ってたら

貸してくれたりする

 

本来は会社の実力を見て銀行はお金を貸すべきなんですけど

銀行がやっぱり一番気にするのは、貸したお金が返ってくるか

返してもらえるか、ここを一番銀行が気にするんで

 

会社にお金を貸した、でもその会社にお金がなくなった

返せないとなっても、社長個人が持ってたら

社長個人が返してくれるじゃないですか

 

だから返してもらえるアテがあるということは

銀行は貸してくれる

 

これもっと言うと、社長個人にもお金がなくてでも

社長のお父さんが資産家だったら貸してくれる

 

それで貸しててくれない銀行もあります

 

会社しか見てない銀行もあるけど、やっぱり銀行も

できるだけ貸して利息を得たいんので

貸せるところには貸したいんです

 

だから社長の個人の預金見たり、親族の預金見たりしてる

 

そういう親もいなくて、ポケットマネーも少ない時は

どうすればいいのか?

 

借りるタイミング

 

ギリギリまでやっぱり粘りたいっていうのもあるし

赤字だから試算表を提出するのがちょっと嫌だなって

社長は思うじゃないですか

 

僕たちはどうすれば銀行から借りれるかっていうのが

大体熟知してるんで、僕みたいな顧問税理士がつくと

実は銀行は貸してくれやすくなる

 

顧問税理士がしっかりしてるかしっかりしてないか、

これ銀行見てるんですよ

 

会社の数字って税理士が作るじゃないですか

 

この税理士がいい加減だったら、銀行もその辺見るんで

「あの税理士さんの試算表いい加減だな」

でも「この税理士さんの試算表すごくなんか信憑性あるな」

とか見るんで、僕たちも毎月試算表を作って

正確な試算表を作るようにしてるんで銀行評価が高い

 

めちゃくちゃ銀行に褒められます

 

だからどの税理士と付き合うかは非常に大事です

 

銀行に強い税理士と弱い税理士ってあるから

そこはちゃんと判断したほうがいい

 

さらに言うと僕たちはお客さんと必ず事業計画を作る

 

銀行はよくね事業計画書を出してほしいと融資の時に言うけど

 

ざっくり作る人もいれば、きちんと作る人もいて

事業計画書の中身によってもやっぱり融資の額が

変わったりとかする

 

事業計画書もほとんどの人が右肩上がりの

いい事業計画書を作りがちなんですけど

銀行からしたら「いやそれ本当に実現するの?」

みたいな事業結果書もあるんで、やっぱり

「実現性のある事業計画書を作る」これを顧問税理士と

一緒に作るというのも、融資を受けやすくなるポイント

 

やっぱり銀行も株式会社なんですよ

利益あげたいし手数料を取りたいです

銀行は今、手数料ビジネスにすごく力を入れてる

 

どういうこのものがあるかというと

投資信託や生命保険を売ったりしてる

 

銀行は結構これに今力を入れてる

 

そこで手数料を稼ぐっていうのが最近の銀行のビジネスモデル

 

銀行は今利息少ないんで、利息だけの収入では

やっていけないんですよ

 

投資信託販売したり生命保険販売したり

クレジットカードを販売したりして、

その手数料ビジネスで今銀行は成り立ってる

 

だから銀行にもメリットを与えてあげる

 

投資信託契約したり、クレジットカードを作ってあげたり

とかしてあげると銀行も

「ここの会社協力してくれていい会社だ」みたいな感じで

「だったら融資も前向きに検討してあげないといけないな」

みたいな、やっぱりwin-winの関係性を作らなきゃいけないん

 

もらうだけ貰うっていうよりかは、銀行にもメリットを

与えてあげる、そういう関係性を作っておくことが大切

 

まずは顧問税理士を誰にするか

 

赤字会社でも優秀受けられる方法は

基本的には銀行との信頼関係なんで

WINWINの関係性を作るということが大切

 

ぜひその辺を意識して日頃から銀行さんと

コミュニケーションをとっていただければなと思います