税務調査に狙われやすい人、否認される経費! | 経理のイロハ

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脱・税理士スガワラくんのYouTubeの内容を動画では検索ができないので、自分の備忘録記録用に文字起こしをしています。菅原先生には了承を得ています。

脱・税理士スガワラくん

2023/01/04YouTubeより

 

税務調査に狙われやすい人、否認される経費!

 
 

嘘ついたことがバレたら重加算税とブラックリスト入り

 

 

 

 


税務調査官に狙われやすい個人事業主の特徴

 

結構ある。

個人事業主だからこそ目をつけられる

 

個人事業主って本当に脱税しようと思ったらできると

言ったらあれやけど、してる人が結構いるの

だから狙われる

 

バレてるから税務調査が入る

 

脱税しようとする人って、白色申告で確定申告する人が多い

 

青色申告と白色申告は結局何が違うんですか?

 

青色申告はお得な節税効果があるんだけど、

簿記のルールに従って帳簿をつけてたら青色申告で申告ができて

色々、青色申告特別控除とか、家族の給料を経費にできるとか

色々と特典がある

 

手続きは面倒だけど、節税はしっかりできる

 

もう一つ、白色申告っていうのは

小遣い帳みたいな感じで帳簿をつけて申告をする

 

誰でも簡単にできる申告、その代わり青色申告特別控除みたいな節税に使える特典がない

 

普通なら、青色申告を選んだ方が税金が安くなるのに

なんでわざわざ白色申告でしているのって、税務署は疑う

 

ということは、何かちゃんと帳簿をつけれない理由がある

んじゃないの?

 

所得がそれこそ、それなりにある人が青色じゃなくて

白色申告してるってことは、自分で脱税してるって

言ってるようなもの

 

 

狙われやすい経費の特徴

 

交際費などの経費が多いとか色々な経費が多くなってると

なんかこれ仕事と関係のない経費あげてるんじゃないの?

みたいな税務署はそう見る

 

そもそも税金を納めたくない人って経費をたくさん計上して

利益を小さくして申告する人が、税金を払いたくない

人が考えることだから経費がいろいろ膨らんでいくわけ

 

その中で1つは交際費

交際費が多いと税務署は「仕事外では?」と疑う

 

交際費って、飲食、ゴルフ、旅行など、いろんな交際費がある

 

それが仕事用ならいいけど、仕事と関係のないものも結構

入れてる人は多い

 

普通に仕事と関係のない、友達と食事に行ったり、

ゴルフ行ったり、家族旅行など、全然仕事と関係ないのに

交際費として計上している人が多かったり

 

得しているようで実はかなり目つけられてる

交際費などは目をつけられるから

 

バレたら、架空経費として否認され、追徴税を納めることになる

(そもそも経費でないものを経費として上げていたので)

 

追徴税とは、本来納めなきゃいけない税金を納めないといけない

プラス、加算税という少なく納めていたから、その分

罰金のような税金が加算される

 

加算されなければ、税務調査入ってから払えばいいやって

思ってしまう、じゃあみんなそうしてしまう

 

だから罰金みたいな税金が課税される

 

少なめに申告した人場合、過小申告加算税とか

 

本来納めるべき期日を過ぎたため、延滞税が発生

 

あとはわざとプライベートのものを経費にすると悪質なので

重加算税も課税されたりする

 

重加算税が課税されると税務署の中ではブラックリスト入り

 

 

外注費も架空経費としてあげてる個人事業者が多い

 

仕事を外の人に頼むと外注費として経費で落とせる

脱税に使いやすい

 

架空で領収書を作る、外注費50万円とか

実際は外注に頼んでいない嘘の領収書を作る

 

税務署はその領収書を見て、この外注費はどこに

支払ったんですか?誰に支払ったんですか?

その個人事業主の人は困る

 

パッと出るのが知り合いの名前

 

「知り合いの誰々さんに外注をお願いして仕事を

手伝ってもらった」みたいな感じで、

そしたら税務署は、そうなんですね、じゃあ

その方の連絡先を教えてもらっていいですか?

みたいに言って、連絡するの

 

これはまずい、あいつに連絡して税務署から連絡いくかも

しれないと言っておかないといけないと裏取り

 

でも税務署もそんなものは百も承知

 

税務署は何をするかというと、その日のうちにその方に連絡して

 

誰々さんと外注の取引ありましたか?と聞く

 

あったよ、なんて嘘を言う人もいるわけ

 

じゃあその部分、あなたは申告しましたか?

申告してなければ逆にその人が脱税したことになる

 

なかったっていうちゃんとした真実を言えば

元々の人が脱税したことになる

だから嘘はダメ

 

嘘ついたことがバレたら、重加算税でブラックリスト入り

 

税務署は重加算税を取るために調査に来てるといっても

過言ではない

 

目をつけられる現金商売

 

現金商売は目をつけられやすい

 

時々飲食店行くと、カードで払おうとすると

「当店をカードを扱ってなくて現金だけなんです」

とあるけど、あれカード手数料がもったいないから

現金商売をしているっていう人がほとんどでしょうけど

脱税をしようとしてる人も中にはいる

 

お客様から現金をもらって、帳簿につけずに自分の財布に入れる

そしたらわからない

 

現金商売をしている人は帳簿につけない可能性があるので

調査されやすい

 

それも調査官は百も承知

 

という時に調査官は何をするか

 

事前に調査の日の前にお客さんのふりして来てるんですよ

例えば3000円ぐらいの食事をして、領収書を書いてもらう

 

それはそれでOK

 

調査官が後日調査に行く

その時に自分がもらった3000円の領収書がちゃんと

売上で計上されてるかチェックするんです

 

これが売上に計上されてなかったら、あれ、この前僕が

食べた3000円どこに計上されてるの?となってしまう

 

現金商売は狙われやすいから、税務調査に入られたくなければ

カードが使えるレジを導入するのが一番いい

 

売上が9XX万というのが何年も続いてる会社

(売上が1000万円未満)

 

なかなか1000万円の壁が超えられない、

超えたいけど超えられないみたいな

 

意図的に、これ理由があって、

1000万円を超えてしまうと2年後から

消費税を納める義務ができる

 

でも1000万円以下だと消費税ずっと納めなくていい

 

 

お客さんからもらった消費税を全部自分の利益になる

 

だからずっと1000万以下で抑えて消費税を納めない

そのルールを使ってる

 

1000万円ちょっと超えちゃいました、でも970万円で抑えたい

人はどうするか?

 

1枚売上の請求書を処分してしまう

 

それはやめといた方がいい

9XX万円など、いかにも税務調査入ってくださいと

言ってるみたいなもの

 

1000万円超えちゃった場合の対策は?

 

1000万円ちょっと超えそうなら

個人事業って12月締めなので、12月の売上を

わざとちょっとね少なくして1月の売上に回すとか

早く年末に店を閉めるとか

 

<タレコミで税務調査>

 

タレコミでの税務調査はほぼない

 

タレコミのほとんどは妬みだから

 

 

例えばねどっかの個人事業主のところに税務調査が入った

そこで経理をやってた奥さんが、何で私のとこだけ?

こんなにやられなきゃいけないのよ、

あっちの会社の方がもっとひどいわよ

 

みたいなちょっと気にくわない会社を脱税してるとか言ったり

普通にある

 

でも税務署もねそんなに暇じゃないの

 

脱税をしてた証拠資料が提出されたら

タレコミも信じる価値はあるんですけど

 

ただ電話でのタレコミは何の証拠資料もない所に

税務署は調査行かない

 

結局、信頼できる税理士にお願いするのが一番いい

 

あまり所得がなければ、わざわざ税理士に税理士費用を払って

依頼するのもまあちょっともったいない気もするから

それは自分でなんとか勉強して、自分で確定申告をすればいい

 

売上が1000万近くになってくると税務署にも

チェックされるから、もう税理士を雇って

税務調査の時も税理士に戦ってもらう

 

税理士を味方につけることがやっぱり税務調査を乗り切る

1番の方法かなと思います