福島入り 65度目 福島県飯舘村給餌活動8/22,23 1日目 | 愛ちゃんのブログ

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原発事故後は、福島の残されたペットへの
給餌活動の記事、脱原発の記事をメインに書いていました
今は熱海での活動や、地元でのTNRについて記録を残しています

福島県飯舘村給餌活動8/22,23

 

そろそろ涼しくなるころかな・・と思いながら村に入りましたが、まだまだ日差しも強く、犬猫達にも厳しい夏でした。

 

給餌活動中、水分補給やトイレでとてもお世話になった村に唯一のコンビニが、閉鎖になり、こんどは新しい施設が飯舘村に出来ていました

 

2011年頃の・・村に車もたいして走っていないあの絶望的なかつての状態がとうとう変わりつつあります。

しかし、まだまだ帰村には程遠い、線量の高い区域は今でも多いです。

そのことは忘れずに、またこの施設のトイレや中に入ったコンビニにはお世話になることとなりました

 

 

今回は、庭に来るようになった猫さんの不妊手術もトライすることになっていました。

しかしこの日は暗くなるまでトライしましたが、とうとう現れませんでした。翌月にまた再チャレンジします。

 

いつもフードが入っている子ですが、この日はほとんど空でしたので、少し補充させてもらい、御支援のおやつを与えようとすると、大喜びで走ってきました

 

いつも訪問するこの子は近づくと距離を置くので、おやつと缶詰を入れて車を出すと、駆け寄って食べていました

 

こちらの子も、このような草の中でまぎれて気づかないことがあるので、餌やりさん達には気にかけていただきたいと思います。

離されていて、切なく思います、人恋しいでしょう

 

御支援のおやつを飛びついておねだりするほどでした

早く涼しくなって辛さを軽減させてあげたいですね

 

 

下の場所にいる子も、いつもびくびくしていましたが、だいぶ慣れてくれました。

そしてここの猫達も、パウチをたっぷり食べて、気持ちよさそうにしていました

この子達以外にも、猫さんは居て、水が少ないので、訪問の際には、タライにたっぷり入れてあげると助かります。

 

 

こちらの給餌場所は閉鎖が続く中でも重要な場所なので、特に乾燥フードは訪問の際に補充お願いします、

この日は半分以下で底が見えるくらいでした。

また、水がやはり何も無く、タライがカラっからでした。

水は重要ですね

 

真ん中あたりに、申し訳なさそうに顔を出している猫さん

こちらは家の方が帰ってきているようです

給餌をいきなり辞めるのではなく、この辺りでここで生き延びてきた猫達の為にも、この先もBOXを託してゆく為にも、おばあ様に、フードを御支援してきました

猫達をお願いします、また来ますね。と、声をかけてきました

 

 

気になる鶏さんも水を替え、煮干しを分け与えてあげました

日除けは何とか今年もまだ使えそうです

 

 

1匹になってしまったこちらの子は、家に辿り着くまでこの長い道を進みます

人が来るととても嬉しそうです

寂しい所ですから、気持ちはとてもわかります

 

ちょこちゃんは自家製フード?が腐り始めてしまっていました

暑さと、湿気、さらに生タイプなので傷みも早いです・・

 

こちらの、タロジロさんも、水が溜まっているところに、エサがこぼれたのか・・ものすごい異臭がして、真っ白のカビと腐りがはじっていました

スコップですぐ取り除きました・・

 

犬はわりと、大きな皿やボウルにフードをどっさり入れて、数日帰らないお宅などあるようですが・・たいていカビて食べれる状態でないお宅が多いです。

餌やりのボランティアさんも、いつも餌が入ってるから・・と思わずに、確認をしていただけますと助かります

 

かつてペットのブタさんが住んでいた場所は、猫のBOXが設置されています。

 

さらに気を付けて見ていてあげてほしい子が、チーズです。

この日はとてもお腹をすかしていました。

 

缶詰だけでなく、乾燥フードまで一気にガツガツしているので、不安がよぎりました。

帰村されていても、定期的にフードの御支援を家の方に差し上げたりして様子見も必要かもしれません

 

また、こちらのお宅も餌がカラでした。

この日は家の方が居ませんでしたが、在宅中でも寄り、これからは御支援をお渡ししようと思います、

フードが入っていない時など、家の方に引き続き補充をお願いしながら

今までボランティアだけだった給餌も、今度は家の方と共に徐々に行う必要が出てきました。

 

ありがたい給餌場所です

今にも2階部分が崩れそうで心配ですが、そこから茶トラ?猫さんが下りて来て走り去りました

ここで生活始めたのかもしれません

餌はあるし雨もしのげてとても良い場所です

水が無かったので・・気が付いた方は補充おねがいます

 

この子も、工事の方々にとても可愛がられ、おとなしく変わりました

飛びついたりしていましたが、いまは穏やかになりました

この子は乾燥フードを好まないようですので、おやつや缶詰などを量は、帰宅状況を様子見ながら与えると良いと思います。

 

そしてこの子の奥には猫さんの餌場がありますが、また空でした・・

空になる事情はわからないのですが、私たちは満タンに補充しました

この付近はどんどん餌BOXが閉鎖されてきました

ここで生き延びてきている猫が居るはずだと思うので、ここの餌場は家の方が居ても、寄るべきだと思います

 

タイヨウは、この日は元気でした

餌は決められたものだけを与えるとのことで、用意してくださってあります

小粒の物を好んで食べていました

 

ムサシはおとなしくしていました

餌は小屋の中にタライがあるだけでしたので、補充してきました

ワイヤーの長さが足りず、小屋の中でも餌を食べるのに届かないこともあるので、注意お願いします

 

飯舘の記録を見ても、猫さんの姿が少ない事を感じると思います。

様々なボランティアさん達の御尽力により保護されたり、給餌場所が限られてきているなど、様々な理由があると思います

餓死ではなく自然に減ってゆき、いずれは毎月毎月たくさんの餌やりさんが来ていた活動が終了になることが、願いです

 

この子もたくさんいた仲間達が次々減り、ついには1匹になりました・・

警戒してなかなか出てきませんが呼んであげて、ぜひパウチや水分を与えてあげてもらえると助かります

 

1日目の終わりに水や皿、コメリでフードを御支援の中から購入させていただきました!

おやつやパウチなど御支援ありがとうございました

1日目もたくさん活躍させていただくことができました☆

 

1日目周ってみて・・どこの給餌場所も水の問題、帰村されているお宅の空のフードの問題、この辺りがこれからは課題だと思います

 

(2日目に続く)