ブログをご覧の皆さんこんにちは
我らが主将吉田からバトンを受け取りました、文学部4年の川辺旺慧と申します。私も遂にラストブログとなりました、、、
ここから更に3週間は4年生によるラストブログが続きます、代替わり直後にも関わらず、フレッシュ感が一切ありませんがご了承ください



皆さんは先週のブログを読みましたでしょうか、同期のラストブログに自分はちょっぴり感動しちゃいました
普段は口にしない思いの丈を綴ることができるのもブログの大きな魅力ですね
こんなにも分量の多いブログを書いてくれたことにも感動しました、、、
さて今週のブログは
①新体制スタート!!
②4年間の振り返り
③後輩へ
の3本立てでお送りします。
①新体制スタート!!
9/22にリーグ戦が終了してから早10日、来たる10/1から遂に新体制での練習がスタートしました

そうこうしていると、、、

なんでおんねーん
ということで、吉田前主将と奇跡??の再会を果たしました
TVの前での再会を楽しみにしていたのにガッカリです
次は薗部の希望で菅原の家でタコパが計画されているそうです

こんな感じで新体制はスタートしております。みんな頑張れ〜
②振り返り
遡ること3年、4/6に私は慶應義塾大学体育会卓球部の門を叩きました。初めて練習に行った時のことは今でも覚えています。
監督やコーチと見紛うほど圧倒的オーラを放っていた主将の林さん、1球もブロックできないほど容赦の無いフォアドライブを放ってきた当時2年生の相馬さん、隣の台で剛腕を振り回していたのに、練習後、めちゃくちゃ優しかった松本さん、この日の全てが脳裏に焼き付いています。
「体育会ってレベル違うんやな、すっげぇ」
私が当時抱いた率直な感想です。
高校時代に実績も無く、訳のわからないラケットを使っていた自分にとって、慶應卓球部は恐ろしい組織でした。
そんな自分がどうしてここまで走り続けることができたのか、
それは人に恵まれた4年間だったからだと断言できます。
間違いなく言えることは私は運が良かったということです。素晴らしい先輩、同期、後輩、友人に囲まれたと感じています。
私がいかに人に恵まれた4年間を過ごしたのか詳しくお話したいところですが、とてつもない分量になるため、掻い摘んでお話したいと思いさます。
最も成長した1年目
周りから見れば初心者同然で入部した自分に対して当時の先輩方はとても厳しく、根気強く指導していただきました。特に当時の4年生には自分の卓球の基盤を作っていただいたと感じています。澤本さん、児山さん、田口さん、揖斐さんと面倒見の良い先輩が多く、そんな先輩の元で技術的にも精神的にも成長できたように思います。
尊敬してやまなかった4年生から、リーグ戦後にたくさんのお褒めの言葉をいただき、隠れて感極まっていました。
当時、副将であった沼田さんには特にお世話になりました。自分も選手である一方でボトムアップにも取り組んでくださる先輩がいたことで私は大きく成長出来ました。沼田さんと行ったフットワーク練習や多球練習は自分の基礎を形作りました。
真剣な眼差しで「サーブ練習8時間しろよ」、「毎日9時から21時まで道場にいろよ」というご助言を何故か真に受けました。誰よりも長く道場にいた1年目だったと思います。
この時に培った体力と基礎力が4年間を支えました。

先輩に憧れた2年目
2つ上の岡本さんが主将を務めていた2年目、私はベンチから選手が活躍するのをずっと眺めていました。
サーブレシーブと緩急で相手を翻弄し、静かに得点を重ねる岡本さん、戦術を組み立てるのが抜群に上手く、最後も気持ちで台にねじ込む松尾さん。2人がリーグ戦で鮮やかに勝利する姿に憧れていました。
男子のお二人は卓球に対する熱意を持ち、試合や練習への集中力がとにかく高かったです。練習相手やベンチでお二人の卓球に対する考え方や取り組み方を間近で学ばせていただけて光栄でした。
コロナ禍があけたことで部活や日常生活での制限が緩和され、プライベートでもたくさんお世話になったように思います。

岡本さんにはたくさんの弱音を吐いてしまいましたが、その度に受け止めてくださってとてもありがたかったです。obになられてからもたくさんお世話になり、道場にいらっしゃった時は必ず練習させていただき、試合の度にビデオを送ってアドバイスをいただいていました。ほとんど個人コーチのように親身になってご指導いただいたと思います。リーグ戦当日も、試合ごとに修正点をまとめてくださり、後ろから見ていただけて、とても心強かったです。おかげさまでリーグ戦のラストワンプレーまで成長し続けることができ、4年間を終えました。

また、女子の先輩方である、天野さん、富澤さんからも多くを学びました。私は女子のリーグ戦やインカレなどで女子のベンチに入ることが多くありました。その度に仲間を鼓舞し、チームを統率するお二人から、上級生としてあるべき姿を見せていただいたと思います。サポートさせていただけて光栄でした。
また、天野さんはチームを率いる一方で、圧倒的な練習量と努力で実力を伸ばし、ラストイヤーに数々の勝利を挙げられました。私も最後はこんな形で終わりたいと思い、天野さんから継続と努力の大切さを学びました。
芽が出始めた3年目
岡本さん達が引退されてから田坂さんが主将となり、新しいチームが発足しました。ありがたいことに私はこの頃から定期戦や練習試合にも出場させていただき、ちょろちょろ実力を伸ばしていました。
この少し前、私はちょっとした転機になる勝利をあげました。2年夏の全日学予選、渡辺さんとペアを組ませていただいたダブルスで初めて1部校の選手に勝利しました。渡辺さんの鬼の巻き込みが炸裂し、自分はチャンスボールを打つか、ストップとループで繋ぐだけでした。渡辺さんは負けている場面でも私を鼓舞してくださり、試合中はなんて頼れる先輩なんだと思っていました。
この時に「もっと声を出して盛り上げた方が良い」とアドバイスされ、上手くいってしまったために鬼ほど叫び倒す自分の戦型が誕生しました。
渡辺さんは学業や研究室、バイトと忙しくされていましたが、「自分は練習にあんまり来れないから、来れる時にやれるだけやるんだ」と1人サーブ練習に取り組む姿をみて、短い時間でも見つけて努力に当てるこの先輩のようにならなければならないととても刺激を受けました。


同期のおかげで迎えた4年目
ここまで掻い摘んで書いてきましたが、正直、「辞めたい」という気持ちと戦い続けた4年間でした。不純な気持ちで申し訳ないと思っています。先輩や後輩の前で何度も号泣しましたし、改札の前で立ち上がれなくなったこともあります。自分の弱さや醜さが本当に嫌でした。
そんな時期も乗り越えられたのは同期のおかげです。私の代は皆、卓球に貪欲で本気だったと思います。彼らの姿勢や態度を見て、沢山の刺激をもらいました。移動中も卓球の話が大半で、オフも卓球しに集まるような同期でした。同期が隣で全力疾走していたので、立ち止まっている暇はない、何度も頑張ろうと思いました。この5人でなければ体育会卓球部を4年間続けられなかったと思います。
吉田の凄いところは常に冷静沈着で物事を客観視できる所です。それが主将に就任していかんなく発揮されていました。チームに今何が必要か、考え抜いたことで、まとまりあるチームが完成したように思います。

友部の凄いところは人の気持ちを慮れる所です。周りをよく見て、部員の意思を尊重するデキる男でした。卓球が誰よりも好きで卓球への熱意は同期1で、友部に引っ張ってもらって自分もここまで来れました。


泉の凄いところは卓球でも学業でも決めたことをやり抜く実行力です。その意思の強さと背中で女子部を引っ張っていったのではないでしょうか。今後は医学部の国家資格試験?に向けて勉強中とのこと、培った意思力で次々と壁を破壊していくことでしょう。
彼女は同期にオスしかおらず、日々ブチギレていました。さすがにブチギレている写真はなかった。この時も影に隠れてブチギレていたのだろうか。
そんな中でも物怖じせず、互いに意見を出し合って、高め合えたように思います。彼女と吉田の自己肯定感の高さを目の当たりにして、私も少しは自分に自信が持とうと思うようになりました。卓球部で得た一つの財産です。ラストブログでも圧倒的自己肯定感は炸裂するか。
正直、4人の良いところを全て語るにはここでは分量も足りず、話せないような思い出も無数にありますが、こんな感じの同期に恵まれたことで4年間走りきることができました。
目標であった2部昇格というのは達成できなかったけれど、最後の最後に勝てたのは同期のおかげです。遠かった勝利に手が届いたのは同期が背中を押してくれたからです。
結局、私が成し遂げたかったのは、お世話になった人、迷惑をかけた人、応援してくれた人に自分の成長した姿を見ててほしかったのだと思います。それをリーグ戦での勝利という形で実現できたことは最上の喜びです。
(これは自己実現なのか自己満足なのか、安竹さん今度教えてください。)
小島さん、古谷さん、森田さん、obogの皆様にもお世話になりました。ご支援いただいた皆様のおかげで充実した4年間となりました。また、試合や練習などで関わってくださった選手の皆様にも感謝申し上げます。
お母様、放蕩息子が今まで大変ご迷惑をおかけしました。自分が言うのもおこがましいですが、生まれた時から数えると家事に仕事に育児にと大変な20年間だったと思います。そんな中でもリーグ戦や早慶戦に何度も足を運んでくださり、ありがとうございました。お祖母様といらっしゃった早慶戦ではド緊張でサーブミスを連発しすぎたことで、それ以来、どんな試合も緊張しなくなりました。
中学時代からのダブルスパートナーへ、早慶戦やリーグ戦、引退試合にも何度も顔を出してくれてありがとう。中高での6年間が礎を作って、大学でも何とか卓球を続けて来れました。今までたくさん応援してもらったので、今度は自分が支えられたら、応援できたら良いなと思ってます。今後ともよろしくお願いします。
何もなかった自分が卓球という競技を通じて、そして卓球部という組織によって育てられ、様々なものを得ることができました。ここで得た財産を活かして社会人として活躍したいと思います。(社会人になっても相変わらず卓球は続けようと思います。)
③後輩へ
3年生編
3年間、こんな先輩に付き合ってくれてありがとう。リーグ戦では後ろからの3年生の声に後押しされて、ボールが普段よりも飛んでいって、全てのロビングが入りました。次は皆が勝つ番だと思います。部の舵取りを担うわけですが、気負いすぎず、卓球をする時は伸び伸び楽しんでください。obになっても応援席からクソほど叫び倒して、皆のボールを後押しします。
2年生編
2年生は5人みんなが、これからの慶應の勝利を担う存在だと思います。ずっと前から担ってるって?力不足な先輩ですみません。ふみやもみきやすもかいも先輩の自分に色んなアドバイスをくれて、大きく成長できました。試合中も皆からの罵声といじりがフラッシュバックしてきたよ。ありがとう。(全員生意気すぎた。薗部と新田が救い。)
1年生編
1年生は慶應の未来を担う存在だと思います。残りの3年間、どんなに結果がでなくても、辛くても、腐らずに、全力でやりきれたら、後悔なく終われると思います。そして残るものがあると思います。後悔の無いように今を楽しみながら全力で過ごしてくれたら幸いです。(こんなもん見てる暇あったら練習しろ)
非常に長くなりましたが、私のラストブログは以上です。来週?明日?明後日?は泉さんが担当します。
史上初の医学部お姉さんは最後に何を語るのか、とりあえず医者にはなりそうなので、今後を見据えてこれからも仲良くさせてもらいます。ヨロシクネ