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慶應義塾体育会卓球部のブログ

慶應義塾体育会卓球部のアツく激しい活動報告!

ブログをご覧の皆さん、こんにちは。

昨年10月より、主将を務めておりました、理工学部4年の岡本優一です。

この前初めてブログを書いたと思っていたら、

ついにラストブログとなってしまいました。

時間の流れって本当に早い、、、、えーん

 

最後のブログでは、

 

・自分が主将就任時(1年前)に立てた目標と、それを追い求める過程で自分が学んだこと

・高校生、後輩たちへ向けてメッセージ

の2点について書きたいと思います。

 

 

主将になって初めてのブログで自分が掲げた目標は次の2つでした。

 

①     「気持ちの切り替え」という自分の課題を克服すること

(もともと、自分は一度落ち込むとずっとその負の感情を引きずりがちでした)

 

②     周りに良い影響を与える主将になること

 

1つ目の目標について、

自分はこの1年間で成長し、達成できたと感じています。

 

例えば、

試合で負けた後、

なんであの場面であのサーブ出したんだろう

とか

なんでこのコースに打ったんだろう

とか

 

ズルズルとネガティブな感情を引きずってしまうことがありました。

特に、自分が1年生の時のリーグ戦では、

リーグ戦が始まる前は自信満々なのに、

1試合負けた瞬間に急に自信を無くして、

そのあともどこか心の中で引きずったまま試合を進めてしまう、

ということがよくありました。

 





でもあるときふと、気付きました。

負けたという事実は、今何をしても変わらない。時を戻して既に起こってしまった出来事を変えることができる人はいない。

だけど、その負けから何を学んで、どう次に活かすかのかを考え、行動に移せるか否かは

自分次第であると考えるようになりました。

 

そう考えられるようになってからは、

徐々に感情のコントロールが上手くなっていくのを自分自身で実感しました。

 

もう終わったこと、考えても変わらないことに頭を使うのはやめよう。

と割り切り、

その代わりに

今これから自分ができること、やるべきことを考えるために頭を使おう。

と考えられるようになったのは大きな成長だと感じました。

 

このように「次」に視点を向けられるようになっただけではなく、自分の感情を客観的に捉えることができるようになったことも成長した部分だと感じています。

 

例えば、

イライラしていたら、何が発端となってイライラしているのか。

なんかモヤモヤしていたら、何が原因なのか。

 

思っていることを紙に書き出してみたり、

自分の今の感情を言葉にして他人に伝えることで、

自分の状態を客観的にみられるようになりました。


自分の状態を客観的に捉えることで、気持ちの切り替えに要する時間も劇的に短くなりました。

 

そういう意味で、

感情のコントロールが上手くなったことは自分の成長だと実感しています。

 




2つ目の目標について、

自分が1年前にたてた2つ目の目標は、

 

「周りに良い影響を与える主将になる」でした。

「良い影響」って何でしょうか。

すごく抽象的な目標だったなと感じますが、

今改めて考えると、

「良い影響」って何でもいいんだなと思います。

 

それは、

卓球の技術でアドバイスをしてその選手の技術力が上がるのでもいいし、

チームの良い雰囲気をつくるのでもいいし、

言葉でチームを鼓舞するでもいいし、

目標にされる選手になるでもいい。

 

なんでもいいんだと思います。

 

もしかしたら、

「いい影響=刺激」と言い換えられるかもしれません。

 

自分が主将として1年間やってきて、

後輩たちに何らかの「刺激」を与えられていたのなら、すごく嬉しく思います。

 

 

 

最後に、このブログを読んでくれている高校生の皆さんや、後輩のみんなに向けて

伝えたいことを書きたいと思います。

 

 

それは、今後何度も向き合うことになるであろう「進路」についての話です。

 

自分はこれまで、自らの進路を決める際には

「得意不得意」ではなく、



「好き」とか「興味がある」とか、

そういった心の直感を大切にここまで自分の進路を選択して、歩んできました。

だからこそ、自分の苦手な部分、弱い部分に向き合ったり、

周りからは茨の道だと言われるような進路を選択したりして、

壁にぶつかる経験が多かったと思います。


だけど、そのような一種の挫折を経験したときでも、

自分の気持ちに素直になって選んだ道であれば、

「自分がやりたいことをやっているんだから頑張ろう。」

と初心に返って踏ん張ることができました。

 


このような経験から自分が伝えたいことは、



自分の気持ちに素直になって、

(心の声を聞いて)

自らの進む道を選んでいってほしいということです。

 

 

最後に偉そうなことを書いてしまいましたが笑、

頭の片隅に置いておいてほしいと思います。

 

 

 

 

最後になりますが、受験時からサポートをしてくださった

OBの古谷総監督、小島監督、小野寺さん、理工学部の先輩である野村優貴さん、赤松さん、清水さん、磯崎さんには本当にお世話になりました。


そして、入部後も田口さんをはじめとする理工学部の先輩方には勉強面で手厚くサポートをしていただきました。


また、最後の1年間、卓球の技術面の指導だけではなく、主将としてあるべき姿について教えてくださった森田コーチにも本当にお世話になりました。

 

また、この四年間、腰や母子球など、何度も怪我に苦しみましたが、

そのたびにケアについて詳しく教えてくださった

トレーナーの矢上さん、吉田さん。

本当にお世話になりました。


また、

常に卓球部を応援してくださっているOBOGの方々にも様々な形でサポートをしていただきました。

 

本当にありがとうございました。


また、他大学や他チームの練習にもたくさん参加させていただきました。

快く受け入れてくださった皆さん、ありがとうございました。

 


 また、

自分が卓球に好きなだけ打ち込めるように、

いい時も悪い時もいつもそばで応援してくれた


お父さんとお母さん、


本当にありがとう。

 

 

大学の4年間を「慶應の体育会卓球部」という場所で過ごすことができて、本当に良かったと思います。

本当に濃い、そして充実した時間でした。

 

 

そして、「卓球」という

情熱を注げるものに出逢えて

本当に自分は幸運だったと思います。

 

 

 











 

 

 

もう完全に引退したかのような書き方をしてしまいましたが笑、

 

自分は来月10/20(木)から滋賀県で開催される全日学に出場します!

 

いよいよ最後の大会ということで、

試合ができることに感謝をして、楽しんで頑張りたいと思います!

 

応援のほど、よろしくお願いします。。

  

 

 

このあたりで自分のラストブログは終わりにしたいと思います。

 

長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

 

来週は4年生ラストブログの締めを

同期の富澤が担当します。

お楽しみに!