悔いはない。あとは後輩たちに託した! | 慶應義塾体育会卓球部のブログ

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慶應義塾体育会卓球部のアツく激しい活動報告!

こんにちは!


つい先日(9/11)にリーグ戦が終わり、引退したてほやほやの前女子主将天野佑理子です。


前回担当の松尾に英語で10万語くらい語られるんじゃないかと紹介されましたが、実際にまじでそれくらい書いてしまいそうなくらいに話は長いので手短にいきます。はい。て、てみじかにいきます。。


でもラストブログなのでと語りたい気持ちもあるので、長くなってしまったら勘弁してくださいえーん


今回は、

ラストブログということで4年間を振り返りたいとは思うのですが、全期間を取り上げていたら日が暮れそう(既に前置きだけで日が暮れそう)なのでとりあえず今回の秋リーグを振り返りたいと思います。

男子リーグと違って女子はライブ配信がないので、その場の雰囲気を少しでもお伝えできればと思います!



と言ってもこれまた全ての試合についてたくさん語りたいところではありますがポイントで振り返ります。



今回のリーグ戦は最初から最後にかけて慶應のパフォーマンスがどんどん上がっていったと感じています。



初戦はまさかの1.2番不戦勝スタートとなり、その動揺もあってか初日はまだ「リーグ戦」という試合に入り込めていない雰囲気がありました。

21敗で1日目を終えたものの、内容や雰囲気に納得がいっていたメンバーはいなかったのではないかと思います。

このまま終わってしまうのか、最後のリーグ戦ってこんなもんか、いや、こんなんで終わるもんか、とぐるぐる思考が回っていました、、

初日が3()2日目が11()1週間以上空いていたので、その間に部員と心を入れ直し、練習の雰囲気から改善し、なんとか士気を高めていくことができました。



そして迎えた2日目。

この日は明治と帝京との対戦で、非常にレベルの高い相手であることを覚悟していました。


1試合目、明治戦。


1番の我らがエース紗陽花ちゃん(松本)が相手校のエースに3-0で快勝し、慶應のテンションは一気に上がります。


3部のレベルの高い選手が揃っている中、シングルスに出場したら必ず勝って慶應の勝利に貢献してくれただけでなく、私たちの心の支えとなってくれてありがとう。圧倒的エースとしてのプレッシャーはとてつもないものだったと思うけど、本当に今までよく頑張ってくれました。どんな時でも卓球と真剣に向き合ってひたむきに努力を続けて、謙虚な姿勢で試合を運ぶ紗陽花ちゃんは本当に立派です。


2番の知花ちゃん(泉)は強豪出身の相手に0-25-10から巻き返して3セット目を奪い、負けてしまったものの慶應に流れを持ってきてから3番のダブルスに回してくれました。


知花ちゃんの試合は2番が多く、いつも3番ダブルスのアップをしながらチラチラ覗くくらいしかできなかったのが悔やまれます。でもいつも紗陽花ちゃんと一緒にアップをしながら「きっと知花ちゃんは勝ってくれる、たとえ負けてしまっても必ず流れをこっちに持って来てくれる」と話すほど安心して3番の準備をすることができてました。


3番、ダブルス。


最初のセットを取ったものの2セット目を落とし、取って取られてを繰り返して迎えた5セット目。立教戦をフルセットの9-11で落としていた悔しさを晴らすような試合ができたと思います。相手の強さに怖じけず、冷静に効いているコースを突き、必死に動き、フルセットでなんとか相手を制することができました。


ここからは4番天野と5番悠花ちゃん(都島)の2台進行となりました。


4番天野はロングサーブのレシーブに苦しまされ、サーブからの展開は良かったものの0-3で敗北。


5番悠花ちゃんは、リーグ戦初試合!

初試合にもかかわらず、向こうのベテラン4年生カットマンに3セット目10-5でセットポイントを握りました。しかし相手の確実な入れ込みに制されてしまい、0-3で敗れてしまいました。


リーグ戦デビュー戦とは思えないほど、本当に立派な試合でした。。最後まで勝利を信じてさせてくれる試合を、ありがとう。既に立派すぎて感動したし、今後の活躍をずっと見てます。期待してます。


これにより慶應は2-3で明治に敗れました。


続く帝京戦。

(既にかなり長くなっているので巻きでいきたいと思います)


1番の紗陽花ちゃんがまたもや相手校のエースに快勝してくれました。


2番知花ちゃんは、これまた負けてしまいましたが、左利きの強敵相手に1セットを奪う健闘ぶりでした。



3番ダブルスはまたフルセットの接戦になりましたが、なぜか負ける気はしなかったです。笑

紗陽花ちゃんと組む最後のダブルス、勝って終われて本当によかった。


ここからは4番天野と5番友花ちゃん(前野)が2台進行となります。


先に5番友花ちゃんが1-3で敗れてしまいました。ですが、4年生でダブルスにも出ている強敵相手に1セットを奪い、隣で試合をしていた私は一瞬セットカウントが1-1になっているのを見た瞬間、本当に嬉しかったです。


友花ちゃんはいつもはそんな感じが全くしないのに卓球となると本当に負けん気が強くて、練習もたっくさん頑張ってきたのでリーグ戦という大舞台でしっかりと成果を出せたのが嬉しいです。これからもっともっと強くなる友花ちゃんを楽しみにしています。


そして4番、天野。

5番の試合が先に終わったため2-2で勝敗を分ける試合となりました。

1セット目、サーブは効いたものの、相手のスピードのあるロングサーブに対応できず9-11で取られました。

2.3セット目はレシーブを怖がらずに少し攻める気持ちで入ったらレシーブでの失点が減り、相変わらず調子の良いサーブからの展開でセットを取ることができました。

4.5セット目は相手が開き直ってノンプレで振り出して、一発で抜かれるようなボールが多くなりました。自分としては全く緊張しておらず、むしろ楽しんで試合をしていたのですが、最後のセットはもう完全に押されてしまいました。


帝京に2-3で敗れ、全体としての結果は4位。

目標は3部上位だったのであと一歩及ばない結果にはなりましたが、チームしても最大限の力を出し切った結果だと思っています。

選手、サポート、監督、コーチ、慶應の全メンバーが最初から最後まで勝利を信じ続けてそれぞれの役割を果たし続けたからこその結果だと思います。


個人としても、最後の帝京戦が4年間で一番自分が強かった瞬間だったと思うので、悔いはありません。出し切りました。

自分が今まで卓球をやってきた理由を思い返したとき、卓球が楽しいからここまで続けてきたのだということに気づき、それだったら最後くらい試合も楽しんでしまおう!と開き直ることができました。

もう最終日は、試合中も緊張より楽しさが勝ち、この場に立ってこんなに応援してもらって、チームみんなで戦えていることが嬉しくて仕方ないなと思いながら試合をすることができました。

(嘘みたいに聞こえますが、本当です。後から見返して自分でもびっくりするくらい楽しそうに試合してました。)




正直引退ほやほやで4年間の振り返りなどはまだ心の整理がついていないので、この辺にしておきます。


最後に、今まで支えてくださったOBOGの方々、応援してくれた先輩たち、友人、ついてきてくれた後輩たち、いつも一番そばで苦しみも喜びも分かち合ってくれた同期に心から感謝してこのラストブログを終わります。今まで本当にありがとうございました!


来週は、この間まで男子主将だった岡本優一がラストブログを書きます。普段あまり多くは語らない彼の素顔に迫るブログに期待ですね。来週も読んでください!