みなさん!!
新年あけまして
おめでとうございます!!
先週、同期の女子主将 緑川から
部内一のネガティブチョッパー
と紹介されました
総合政策学部3年の馬越悠が
2017年一発目のブログを担当をさせていただきます
完全にネガティブキャラが定着してしまった私ですが
現在、、、
ただいまばり!!
と帰省しているのですが、
母に.....
私「母さん、俺ってネガティブなんかなぁ・・・」
母「あんたが本当にネガティブやったら、とっくに卓球やめとるやろ(笑)(笑)」
私「・・・(・▽・)・・・・・・・」
どういう意味なのでしょうか
ちなみに写真は、年越しに、千円もするお面を買ってしまった弟です
このように思いつきで行動しているところを見ると
さすが俺の弟
という感じです
それにしても、
怒涛のごとく過ぎてしまった2016年
前前前体制から新新新体制になり
はや3ヶ月
大好きだった4年生がいなくなり
部活が寂しくなるかと思いきや
「意外とそうでもないな」
と特に何事もなく過ごしております
ただ、今年は、2007年から始めた卓球も
10年目という節目の年であると同時に
学生として卓球をする最後の年でもあります
今年は過去最高の
カットマン
馬越悠
を披露できるようがんばります
そんなわけで
ぼくのブログといえば、
受験生特集
今回のテーマは
こちら
新春!
密着!
小論文24時!!
イェイイェイ
今回は特に行事ごともなかったので、
僕自身の小論文事情をお話したいと思います
多分、知り合いの方はすでに聞かされている話なので飛ばして結構です
まず、僕の小論文の前評判はどのようなものだったかというと
先生「馬越くんはやっぱり論旨がずれるんだよね」
という、まぁ、僕のことを知っている人ならば大体想像がつきそうなものでした
要するに
求められていることがわかってない
ということです
これほど僕の人間性が影響する科目があるとは思いませんでした
とはいえ、この「求められていることを理解する」というのができてない人は意外といます
特に、僕のようにとりあえず何かは書けちゃう人、何か喋っちゃう人が陥りがちなのでみなさん気をつけましょう
そんなわけで、典型的な、国語・小論文苦手人間の僕が最終的にしたことはというと、
一般的に言われる、新聞を読む等のネタ集めではなく
1.ちゃんと筋道立てて伝える文章の書き方
2.常用漢字の練習
3.日本語の単語調べ
の3つでした
1は、言いたい時に言いたいことを言って、めちゃくちゃにならないように
2は、漢字への不安を少しでもなくすため(あってるか結構不安になります)
3は、意味がわからなかったり勘違いしてる語を減らすため
という目的です
当時の感覚としては、
ネタ集めまでレベルが追いつかないよ〜〜
という感覚でした
ただ、今考えてみると
自ら問題提起するAOの志望理由書などと違い
相手に提起された問題に制限時間内に答える小論文試験の場合は
必要な知識は問題文の中にあるものです
なので、知識はネタではなく、
問題文の理解に必要なのだと思います
これは、小学校・中学校の現代文が高校生にとって読みやすいことと似ているかもしれません
そして、ジャポニカ漢字練習張とにらめっこしながら時は過ぎ、
受験本番はやってきます
この年の慶應義塾大学総合政策学部小論文試験のテーマはずばり
歴史と教科書
まじかぁ
実は僕には小論文以上に歴史が苦手です
(高校時代の世界史テストは100百点満点中9点です)
歴史の基礎知識がありません
ちなみに内容はというと
①新旧の中国史の見方の比較
②①を踏まえて同じ出来事について書いてある新旧の世界史の教科書の比較
③あなたが教科書に工夫をするならば
というものです
「世界史」と出た時点で終わったと思いました
ただ読み進めていくとあることに気づきます
実はこの内容、浪人当初、東京大学に入学した友人が話してくれたことそっくりそのままでした
しかも、彼の説明がすごかったのは、②の出来事の説明だけでなく、
豆知識も加えて①の中国史の見方まで網羅していたことです
具体的な内容がなんだったかは、長くなるので、直接馬越まで
そんなわけで、経済学部の小論文とは違い、サクサク①②は書き進めて行きました
そして最後の教科書へのアイデアな訳ですが
「源氏物語の英訳が素晴らしくてね、それ読んだら原文も素晴らしさがわかったんよねぇ」
という現役時代の先生の話を思い出し
「古文の教科書に和訳じゃなくて英訳つけて」
というものを書いて僕の小論文試験は終了しました
そして、結果的にこの試験に唯一合格し、
現在慶應義塾大学の塾生をしているわけですが、
このことから何が言いたいかというと、
一つは、繰り返しになりますが、
小論文において知識はネタのためではなく、
資料を読むために必要
ということです
理由は先ほど述べたとおりです
ただ、僕自身
「友達の話を聞いてなくても、あの問題なら、歴史でもそんなに困らなかったのかな」
と思うこともありますが、
実はこの小論文、
最後まで書ききれてないんです
③を書いている途中で終わったのは今でも覚えています
つまり、③は小論文の構成として完結していない状態でした
それでも、受かったことを考えると
かなりギリギリであったことが伺えます
もし友人の話がなかったら、
もしそれで、①②の理解が遅れていたら
もしそれで、あと5分、いやあと1分遅れていたら、
必要事項が足りなくて受かってなかったかもしれません
そう考えると、合格ラインにあと一押ししてくれたのは、
その友人だったと思っています
前回のブログでも似たようなことを書きましたが、
知識は最終的に時間となって自分を救ってくれます
もう一つは
アイディアにできるような知識は
勝手に覚えているもの
ということです
僕は、記憶の程度は、頭・心へのインパクトの強さだと思っています
一瞬でもインパクトが強ければ一生心に残ります
反対に、インパクトが弱くても覚えなければならないものは、
反復という連打で補わなければなりません
小論文のネタを知識として考えるとどのようなものかというと
暗記科目の知識と比較すると、
覚えなければならない知識の指定がなく限りのないものです
つまり、覚えようとして覚えるのは非常に非効率的で、ほぼ不可能です
なので、自分からありとあらゆるものを求める必要はないと思いますが、
自分の出会ったものを”できるだけ”逃さないこと
が重要になってくると思います
なので、そのような知識を多く蓄えていくには、
知識を純粋に得ようとする心の感度を良くしておく必要があり
その心の感度をよくするために、損得勘定などの不純な殻をを取り払って、
心をむき出しにしておく必要があると思います
それが、いわゆる「知的好奇心」という純粋な学びへの興味なはずです
ピンポイントで知識が当たってしまった僕と違い
先ほどの、博識な東大生の友人は、
誰よりも知的好奇心の強い人間でした
何事も、「興味を持ち続ける」ということがすごく大事なのだと、彼をみていて感じます
そんなわけで、今回言いたかっとことはというと
小論文の知識はネタではなく、
問題文をより理解するため!
そして、
知識は心で記憶せよ!
ということでした
というわけで、
僕のながーーーーーーーいお話にお付き合いくださりありがとうございました
来週のブログは!
1年生が誇るテクニシャン
清水ヒロシ です
悪ふざけのような卓球を全力で追及する彼のブログをお楽しみに
それでは
P.S.
冒頭ではあのようなことを言いましたが
本当は4年生がいなくなってとーーーってもさみしいので
みなさんたまには道場に遊びに来てくださいね