慶應義塾大学公認学生団体落語研究会公式ブログ ―慶應落研日記― -2ページ目

慶應義塾大学公認学生団体落語研究会公式ブログ ―慶應落研日記―

慶應義塾大学公認学生団体落語研究会、通称「慶應落研」です。口演依頼のご報告や訪問旅行の記録、寄席の告知などを掲載しています。どうぞお見知りおきを。公式HPはコチラ(http://keioochiken.web.fc2.com/)

皆さま初めまして!
Land・Universe・Nature ・Cyclone・Hyde、頭文字を取ってランチと申します😉

さて今回は、膨大なレポートやテストによって壊れかけのカラータイマーにエネルギーを補充してやろうという思いから、慶馬さんが勧めてくださったコラムを書こうと思った次第です😤

皆さんには、落語の出囃子に最適な曲10選を紹介しましょう。

・Faint/Linkin park
リンキン・パークは、バンド経験のある人達は必ず一度は通るくらい偉大なロックバンドと呼ばれています。伝説のボーカル、チェスターベニントンの魂の叫びが聞こえるでしょうか。聞こえた貴方は、きっと心の奥底でチェスターと共鳴しているのかもしれません。

・ペプシマンのテーマ
ネタ枠かと思った方、大きな間違いです。金箔より薄っぺらい歌詞からは想像できないほどのイカしたサウンドが貴方の耳を包み込みます。

・この瞬間きっと夢じゃない/SMAP
SMAPの声、実感の安心感。また5人が揃う瞬間をファンは待っています。

・Burning Heart/Survivor
魂を燃やせ、燃やせ、燃やせぇぇぇ!!!
男は黙ってSurvivor、民明書房にもそう書いてあります。

・We are here to change the world/MJ
こちらマイケルがディズニーとコラボした伝説的アトラクション「キャプテンEO」のために作られた一曲。ゾウみたいな隊員が、鼻水ぶっかけるところ好きな人いませんか?是非復活して欲しい。悪いけど、スティッチ帰ってくれない?

・Welcome to the jungle/Guns N' Roses
空耳キングとしてもお馴染み、ガンズアンドローゼス。アクセルローズの声ってめっちゃ癖になるんです。あと純粋に見た目がめっっっちゃカッコいい。

・フレンズ/レベッカ
邦楽も紹介しましょう。リズミカルでなんだか切ないイントロ、そしてNokkoのハイトーンボイス。昭和ってすげぇや。

・時の扉/WANDS
WANDSの初代ボーカル・上杉昇さんは僕が一番好きな歌手の一人です。現代の日本からは消滅しつつある、本物のアーティストだと思います。
WANDSの良さは、言葉など使わずとも分かっていただけると思います。

・Rusty nail/X japan
X japanの代表曲🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️🙅‍♂️あのメンバーだから生み出すことができたサウンドだとつくつぐ思います。伝説とかそんな言葉じゃ片付けられないくらい偉大な一曲!

・Terminator Theme by Cincinntai Pops Orchestra
最後はターミネーターのメインテーマを紹介しましょう。皆さんが耳馴染みのアレを、オーケストラ風にアレンジしたバージョンなんですが、これがめちゃくちゃカッコいい。シュワちゃんみたいになりたい人は、この曲を聴きながら筋トレしましょう🏋️♪

こんにちは、フィル・ジャクソンです。
ブログを書くにあたり、誰が読んでるんだろう、と気になって特に「いいね」の多いある記事のいいね欄を見てみました。すると、いいねした全ての方のお名前の中に「起業」「占星術」「稼ぐ」「恋愛術」という語句が入っていました。

なるほど☺️

 

どうせ、ピッペンと銘打ったタイトルと本文内容が食い違っていても、誰も気づかない、ということでしょう。
部員すら読んでないし。

華やかな大学生活を約束された素晴らしき「落語研究会」の部員が、どのsnsより優れた「ブログ」という最高の文化の結晶にその活動を載せているのに、なぜそういった“賢人”の方々にしかいいねをされていないのでしょうか。

ということで、気分が萎えました。
もしちゃんと読んでいる方がいらっしゃったら、いいねをしてください。それか、ブログを読むより別のことをしてください。もっと楽しいこと、世の中にたくさんあります。

さて、七夕祭の総評です。
「暑かった」
以上。
また、ナツいアツが来る。

どうも、孤独は慣れたかすり傷、十五代目慶馬です。

今回は今古さんと女遊くんの選曲をご紹介!

どうやらこの落研にはKing Gnuファンが多いようです。今回は(ほぼ)King Gnu特集ということで、最後までお付き合いください!

 

今古の選曲ベスト10

1.表裏一体/ゆず 

多分、自分がこの曲を地球中で最も聞いていると思う。小学3年生からずっと聴いている。 

この曲は、HUNTER×HUNTERの「キメラアント編」のエンディング曲だ。この曲の特徴的なところは、歌詞が対立構造で作られているところ。「朝をむさぼり、夜を吐き出し 如何とする我が性」「沸き立つこの感情は白か黒か」。キメラアント編って、最初はゴンやキルアの方が明確に善で、キメラ達が悪になっている。ただ、物語が進んでいくにつれて、キメラにも感情移入して、善がどちらで悪がどちらかわからなくなる。ここが最大の魅力だ。 

あと個人的に、歌いだしの前でピアノの前奏が、異世界転生している感じがして、ここが曲の最大の魅力だと思っている。HUNTER×HUNTERで二又一成さんのナレーターとこの前奏が折り重なるところ。初めて見たときにシナプス全部切れたかと思うぐらい感動した。「その爆弾は低予算で小型なうえ、驚くほどの殺傷能力を誇り、技術さえ確立してしまえば 短期間での大量生産が可能なことと 爆炎の特異な姿から ミニチュアローズ 『貧者の薔薇』と呼ばれ 独裁小国家に好まれた」これが最も心臓が揺さぶられたエンディング前だ。 

 

2.Sorrows King Gnu 

『Sorrows』なのに、かなりアップテンポ。King Gnuの死生観のようなものが表現されているのかな。「流離え友よ 生まれては死ぬだけの輪廻の中を」って歌詞。あんま現代の歌では出てこないような。アップテンポでこれを歌う発想に乾杯。(文量力尽きました) 

 

3.Chameleon  King Gnu 

常田さん多分、「ミステリと言う勿れ」も読んでから、この曲書いただろう。歌詞は決して「ミステリと言う勿れ」と連動しているわけじゃないが、メロディラインが長調だけど、テンポがゆっくり。これだけで「ミステリと言う勿れ」の世界観を忠実に表せている。個人的にKing Gnuの曲で一番回数的に聴いている気がします。 

 

4.泡 King Gnu 

まさに泡のような曲。これのMVのコメント欄で「泡は一回しか弾けない。だからサビが一回だけ」という名コメントがあった。実際サビが一回しかない。そのため「何か物足りない」という声がファンの中にもある。個人的にはサビは一回派。確かに「歌」としては物足りないけど、声が織りなす「作品」としては美しすぎる。決してカラオケでは歌えない曲といえる。 

 

5.あなたは蜃気楼 King Gnu 

メロディーが耳に残る。一度聴いたら覚えてしまったぐらい、メロディーが癖になってしまった。平成末期の歌ではあるが、少し昭和の雰囲気も感じられる。歌舞伎町のど真ん中で聴いてみたら『あなたは蜃気楼』の雰囲気が味わえるかもしれない。もちろん夜の歌舞伎町ね。 

 

6.Hitman  King Gnu 

これほどまでに、曇り空が似合う曲はあるだろうか。曇り空が似合うといっても、暗い歌ではない。当たり前のことだが「雲の上はいつも青空」ということを思い出させてくれる。スローテンポだが、長調の曲調から伺えるように、非常に前向きな歌だ。ちなみにこの曲、King Gnuのファンの中でも「マイナー曲」の称号を与えられているらしい。「この曲知ってる」って言ったら、一気にKing Gnu通ぶれるぞ。 

 

7.WanteD!WanteD! Mrs.GREEN APPLE 

一時期、TikTokに消費されつくされた曲ですけど、この曲はかなり好きですね。一回聞くと、なんだか「陽キャっぽい」と思うかもしれない。でも歌詞をよく聞くと、「何も行動を起こさない陰キャ」に警告している曲だ。歌詞の至る所に皮肉が混じっていて、現実に引き戻されるような感触を覚える。今、Xをポチポチしている若者全員に聞いて欲しい。 

ついでに、これが主題歌として使われた「僕たちがやりました」っていう関西テレビが制作したドラマ。これも中々面白いから見てほしい。ネトフリで見られるはず。 

 

8.バラ色の日々 THE YERROW MONKEY  

お笑い強火オタクの戯れ言として聞き流してくれていいのだが、この曲は本当に良すぎる。フジテレビ系列のお笑い賞レース『ザセカンド』が先日開催され、非常に盛り上がった。『ザセカンド』の挿入歌、というよりテーマ曲に『バラ色の日々』が使用されたのだ。全く天才としか言い様がない。『ザセカンド』を表す最高の曲だ。選曲をした人と握手がしたい。 

『ザセカンド』の趣旨から説明させていただくと、芸歴16年目以上の中堅芸人のための漫才賞レースだ。類似賞レースに『M-1グランプリ』があるが、これは芸歴15年目以下しか出場できない。『ザセカンド』の出場者の多くは、「M-1の決勝に一回も行ったことがない」「決勝いったことあるけど、全然売れなかった」とまだまだ賞レースに対する未練が残っているおじさん芸人ばかり。辛酸なめまくって、報われなかった。やる気をなくして新ネタを作るのもやめてしまった。そんな芸人が出る賞レースが『ザセカンド』だ。(ここまで一息) 

長話になったが、『ザセカンド』を見てからこの曲を聴いてみて欲しい。悪いことはいわないから。この曲が『ザセカンド』すぎて膝から崩れ落ちたから(崩れ落ちてない) 

 

9.Umbrella  Mrs.GREEN APPLE 

ここでダウナー系の歌を入れてみたい。ミセスの曲はかなり振れ幅が激しく、時には青春を謳った曲もあれば、純粋な悲しさを嘆く曲もある。この曲は非常に悲しい歌だ。うろ覚えだが、親友が亡くなった際に作ったのがumbrellaらしい。歌詞の節々にそれらしき記述あり。でも聞き終わった後の後味は良い。この曲の主人公が悲しさを振り切って、前へ歩いていく様子がありありと浮かんでくる。 

個人的にはYouTubeのライブ盤の映像を一緒に見てほしい。ミセスの水タイプの曲、演出が基本的に美しすぎる。一晩で壊してしまうのはもったいないクオリティ。泣いている観客もいる。一見の価値あり。ミセスってやはり表現者として素晴らしいと思った。 

 

10.Prayer X/King Gnu 

 これはもっと評価されて良いと思う。漫画『BANANA FISH』のアニメ版前半部のエンディング曲。この作品の主人公のアッシュを的確に表している「解釈一致曲」というだけでなく、メロディーが非常に良い。サビで「溢れ出した涙のように ひと時の煌めく命ならば」の「煌めく」の一拍後に重音が鳴る。ここが好きな人はあまりいないと思いますがよく聞いてみてほしい。『BANANA FISH』の重苦しい感じと、儚い雰囲気を表している名曲。この曲を作曲した常田さんは、漫画全巻読んでから作曲したとか。流石。 

曲名の「Prayer X」、これは誰が何を祈っているだろうか。想像は任せる。誰が祈っている歌なのか、想像するのも面白いかもしれない。

 

 

ここからは女遊くんのターン。最後までお楽しみに!

 

二年生の女遊です。既に先輩の慶馬さんと小たつさんが参加している好きな音楽を書い
ていくこの企画に女遊も参戦!
私、女遊は大のKing Gnu ファン!
ファンになったのは白日からとそこまで古参というわけでもなく凡庸な始まりですが、
そこからの愛は誰にも負けません!!ライブにもよく行ってます。今年あったドームツ
アーももちろん行きました。落研の同期の女好と牛六と行ったのですが実に素晴らしか
ったです!今でも三人の話題に上がるくらいですね。今年はもうライブはなさそうだけ
ど、ぜひ来年あたりにはまたやってほしいな~。次は彼女とでも行きたい(笑) 女遊と
いう名前なのにモテないけど……)。
さて、10 曲を選んでいくというわけですが、いやー悩みに悩みました。King Gnu の曲
数は71 曲と他にいくらでももっと曲を発表しているバンドがいるわけですが、71 曲の
中にめちゃくちゃ好きな曲が数多にありますから、断腸の思いで10 曲にまで絞ったわ
けですね、はい。10 曲選んでみたはいいもののね、なんか全体的にすごいにわかファ
ンっぽい選曲になってしまいました。いや本当はもっとマニアックな曲を選んで通ぶり
たかったんですよ、でも10 曲じゃないですか。なんだかんだ人気曲ってやはり長年の
ファンにも刺さるんですよね、人気になるってことはそこまでファンじゃない人でもた
くさんの人がその曲を良いと思うわけですから。そんなこんなで下記のような選挙区に
なってしまいました。またこのような企画があったら改めてマイナー曲限定で選んでみ
たいものです。
それにしても、10 曲すべて一つのバンドで選ぶのは僕くらいしょうね。慶馬さん、小た
つさんのも拝見しましたが、やはり多少の傾向こそあれ雑多に選んでいました。この後
も何人かの部員がこの企画に参加するはずなのですが彼らも僕のような選び方はしな
いでしょう。もちろんKing Gnu 以外にも好きなバンドだったり曲だったりはあるんで
すけどね、こういう選び方をする奴が一人いてもいいだろうということでこのような形
をとらせていただきました。まあ暇つぶしがてらぜひ読んでくだせえ。 

 

1.Teenager Forever/King Gnu
今年で20歳を迎えたのだが、誕生日の日付が変わる直前にも聴いた曲。20歳になる前となった後ではなんとなく聴くときの心持ちが違う。しかし、いつ聴いても歌詞の「めくるめく今という煌めきに気づけたらいいんだ」という部分は心に響く。MVが非常に面白いのでぜひサブスクではなくYou Tubeで聴いてほしい。というのも、この曲のMVの内容はメンバー一人一人が100万円をもらって好きに使うというもの。それぞれの価値観などが反映されていて非常に面白い。特にボーカルの井口理の使い方は笑うこと必至。


2.SPECIALZ/King Gnu
ただただかっこいい。前回ライブに行った際、開幕がこの曲だったのだが鳥肌が立った。常田大希のギターソロはただただ最高の一言に尽きる。『呪術廻戦』渋谷事変篇のopでもあった。作詞作曲をしているのは常田大希なのだが、本当に作品理解度が高すぎる。最近、渋谷に行くことが多いのだがこの曲を聴きながらだと渋谷の街並みも少し違って見える。


3.白日/King Gnu
King Gnuにハマる原因となった曲。世間一般で見てもKing Gnuといえばこの曲を想起する人も多いだろう。ベタと思われるかもしれないがやはり名曲である。高校受験期に耳が腐るほど聴いた。中学生時代、しょっちゅう口ずさんでいた。なお僕はカラオケで80点すらめったに出さない音痴なので聞かされていた皆は呆れていた(笑)。しかし、聴くたびに当時を思い出せるので非常に思い入れの深い一曲。


4.雨燦々/King Gnu
雨燦々という名前だが、雨のときよりもむしろ晴れのときに聴きたくなる。特に雨上がりの快晴のときなんかは最高である。そのくらい清々しい気分になるさわやかな曲。「選べよ 変わりゆく時代を 割り切れなくとも この瞬間この舞台を 生き抜くから 青き春の瞬きから 何度醒めようとも」という歌詞は、目まぐるしく変化するこの時代を的確に表していると思うし、それでも前に進まなきゃと自分自身の背中をぐっと押してくれる。日曜劇場『オールドルーキー』の主題歌だったのだが、当時は大学受験でそれどころではなく見れていないので、アマプラかなんかで今度見てみてもいいのかもしれない。


5.壇上/King Gnu
King Gnuの3rdアルバム『CEREMONY』の一曲。このアルバムに入っている曲はほとんどがタイアップ曲なのだが、「壇上」はその中でも数少ないそうでない曲。King Gnuは、もっとニッチな曲を作っていた東京藝大出身の常田大希が、大衆にウケることを目的に作ったバンドなのだが、人気が確立した当時の心境などが織り込まれた一曲だと個人的には思う。4thアルバム『THE GRATEST ANKNOWN』の初回限定生産盤を買った際に2023年の日産スタジアムでのライブ映像がついてきたのだが、その中の「壇上」はオーケストラ付きで、メンバーのハモリも聴くことができるので非常におすすめ。


6.2MORO/King Gnu
疲れた時に聴く曲。バイト、試験勉強、サークル、その他もろもろの予定により首が回らない状態だったときに「全部嫌になっちゃったら全部放り出しちゃいなよ」という歌詞を聴いて癒されていた。気づいたらプレイリストの曲中で2番目に聞いた曲になっていた。


7.STARDOM/King Gnu
NHKのカタールW杯のテーマソングに使われていた曲。今でも聞くと、強豪国ドイツ、スペインを破ってのグループリーグ1位突破という日本の快進撃や、新たなる時代を代表する選手であるキリアン・エムバぺ擁するフランス対神の子メッシ擁するアルゼンチンの手に汗握る決勝が思い出される。歌詞もとても良くて、特に「あなたに今応えたいんだ 最後の笛が吹かれるまで」という部分は、サッカーに絡められているのもいいし、簡単に諦めてはいけないことを再認識させてくれる。


8.Flash!!! /King Gnu
ライブでは欠かせない一曲。光の演出が素晴らしい。常田大希の掛け声を皮切りに観客みんなで飛び跳ねるのも楽しい。スピード感のある曲だから、普段はテンションをぶち上げたいときに聴くのがおすすめ。


9.Don’t Stop the Clocks/King Gnu
2分16秒しかないのだが非常に満足度が高い。ボーカルの井口理の声がきれいすぎる。King Gnuの曲はCMのテーマソングやドラマの主題歌に採用されることが多いが、この曲はそういったものに使われていないため、知っている人も少ないのではないか。
King Gnuの曲はまあまあ聴くけど有名曲しか聴かないという人こそ試しに聴いてみてほしい。


10.Overflow/King Gnu
歌詞が自身にぴったりだから。

 

以上、KingGnu特集でした!二人の記事を読んで、どうです、聴きたくなったでしょう。

自分の好きなバンドを、身近な人も好きだったら嬉しいですよね。

私にも、そういう人が現れることを祈ります。

 

次回もお楽しみに!

 二代目有栖と申します。落研部員の「好きな曲ベスト10」というこの企画に参加させてもらうことになりまして、何を紹介するかとても悩みました。私は、高校3年間、軽音楽部でギターを弾いておりまして、Youtube等でたくさんの曲を漁ってきました。音楽は幅広く聴く私ですが、Perfume好きの母の影響で、好きな曲のトップ10はほとんどPerfumeで埋まってしまいます笑。それではあまりにも面白くないため、ここ数年で好きな曲かつあまり世間に知られていないだろうと思う曲を紹介させていただければと思います。あくまで私の一意見ですので、気軽によんでいただければと思います。

 

1.      death bed (feat. beabadoobe) – Powfu

Lofi hiphopという、あえて安っぽい機材を使ったりノイズを入れたりするジャンルの曲です。可愛い声と悲しい歌詞。ループ部分が頭に残る、ちょっぴりコーヒーが飲みたくなる曲です。

 

2.      1619Hz –Chouchou

シュシュという日本のエレクトロニック系のバンドです。是非聞いてください。衝撃的でした。1620Hz は、ハイウェイラジオの周波数で、そこから1Hz ずれた独特の世界観がたまらないです。狂ってます。

 

3.      嘘つき – 藤原さくら

女性のハスキー声というのは、最高ですね。高校生の時に作ったとは思えない独特な言葉選び。悪態つくときに聞きたい曲です。自主制作の時に曲ということで、apple music、spotify等で聞けません。Youtubeには音源があるので是非。この曲が収録されているfull bloom の「お月さま」という曲もおすすめです。

 

4.      Dead Hearts – Stars

カナダのバンドです。かなり前の曲ですが、イントロ、アウトロ、女性と男性の歌声、全てが良い!思うようにいかなかった翌日の綺麗な朝に満員電車で聴きたいです。

 

 

5.      Get up – NewJeans

K-popです。ここ数年の曲で一番好きです。私は、音楽は短ければ短いほど良いと思っています。この曲は35秒しかありません。New Jeansの「Ditto」 という曲は、みなさん聴いたことがあると思います。ないなら聴いてください。そしてNewJeansは可愛いんですよ。先月の東京ドームのLiveも最高でした。

 

6.      ピアノ協奏曲第2番 – ラフマニノフ

クラシックです笑。クラシック好きな方には、「何があまり有名じゃない曲だ。」とツッコミがくるかもしれません。それぐらいには有名な曲で、ラフマニノフといえば一番に出てくる曲かもしれません。のだめカンタービレで千秋先輩が弾いてました。

 

7.      Tears – PSYQUI

EDM です。この曲もサブスクでは聴けません。Youtube の違法アップロードかPSYQUI さんのサウンドクラウドで聴いてください。URL貼っときます。

https://soundcloud.com/el-loco3/psyqui-tears?utm_source=clipboard&utm_medium=text&utm_campaign=social_sharing

 

8.      すべからく通り雨  – グソクムズ

日本のバンドです。梅雨の時期にピッタリです。ちょっぴり気分の下がる雨でも、この曲は儚さと爽快さを伏せ持つ曲だと思います。傘をさしながら、これから来る友人を駅で待ちたい気分になります。

 

9.      RTRT – Mili

同期の小たつもMiliを紹介してました。小たつとは音楽の趣味が合うようです。「この曲も有名じゃないか」というツッコミはやめてください笑。巷では、この曲をレトルトと言うみたいです。まぁ、とりあえず聴いてください。

 

10.  Play – Enfants

日本のバンドです。ぜひ聴いてください。イントロの不協和音とやるせなさ、空虚さがテーマの曲だと思います。とにかく歌詞の語彙と歌声、全てが最高です。

 

SFCで行われた七夕祭の裏でこれを書いておりました。以上有栖でした

どうも、5歳まで馬に育てられた15代目慶馬です。

最近どうも夏バテで、いけませんね。青い空を見ると、自分ばかりがダラダラしているようで、何かしないといけないような焦燥感を感じます。ずっと雨が降って誰も家から出られなければいいと思います。

 

本日は落研随一の音楽通、美団治くんの選曲をご紹介!夏バテも梅雨の湿気もこの曲たちと吹っ飛ばして行きましょう!ここからは美団治くんの筆でどうぞ!!

 

・Can’t stop / Red Hot Chili Peppers
まじでやばい曲です。「最も偉大なギターリフランキング」があるとすれば、トップ3には入るほど、凄まじい魅力があります。
歌詞も素晴らしい。気持ちの良い韻で一見意味のないような言葉を並べながら、夢を追い続け生きることがどれほど楽しく、素晴らしいか歌い上げます。まだ自分が田舎の高校生だった頃、この曲に何度救われたことか。
ライブでは大体一発目に来ます。開幕ジャムから間髪入れずイントロが始まります、鳥肌and感涙ものです。

・Dark necessities / Red Hot Chili Peppers
ごめんなさいまたレッチリです、それぐらい好きなんです。これも激ヤバです。ギタリストが違う人なので、往年のレッチリとは雰囲気が随分と違います。端的に言えばおしゃれです。静けさの中に衝動がある感じです。ベースラインが心地よく、それをサポートするワウのギターカッティングがたまりません。歌詞は闇の重要性について歌います。人生に必ず終わりがあるように、光があるからこそ闇があるように、Darkな部分は人にとって必要なものであり、手放すことができないと歌いあげます、感動です。

・We didn’t start the fire / Billy Joel
流石にレッチリばかり続くのも面白くないので、他のアーティストに移ります。ビリージョエルです。名前を聞いたことがなくても、彼のメロディを知る人は多いのではないでしょうか。「Piano man」「Uptown girl」などの名曲はさまざまな媒体を通じて世に溢れています。そんな中でも私はこの曲を推したい。僕が初めて歌えるようになった英語の曲です。歌詞は過去に起きた出来事を並べるという、まさに歌うアメリカ史です。しかしサビで「僕たちが火をつけたんじゃない、世界が動きはじめた時からずっと燃え続けているんだ」とかっこいいことを言っちゃいます。コード進行もメロディもあまり捻りのないわかりやすいものですが、だからこそ熱いメッセージを感じます。ハートにファイアです!

・Take it easy / Eagles
「Hotel California」 や「One of these nights」で有名なイーグルスのデビュー曲です。
Gメジャーのよくある感じのフォークロックですが、えも言われぬ爽やかさ、明るさのある歌です。歌詞は題が示すように、「気楽に行こうぜ」と明るく生きることを賛美する素晴らしい歌です。(よーく見てみるとただの女たらしの最低な歌詞ですが)
自分は慶應受験時、思った以上に小論文の題が難しく、もういいやと投げやりになっていたところ、この曲が脳内で流れ始めやる気を取り戻した思い出があります。おかげで合格しました。ありがとう!イーグルス!

・Sweet Home Alabama / Lynard Skynard
人気絶頂期に主要メンバーが飛行機事故で死亡し解散したことから、呪われたバンドとして知られているレーナードスキナードの代表曲です。
D→C→Gという単調なコードの繰り返しにもかかわらず、見事なグルーブ感と象徴的なリフのおかげで全く飽きずに聞かせてくれます。歌詞は遠く離れた故郷アラバマに思いを馳せ、「帰るから待ってろよ、愛してるぜ」と言い続ける、実家から離れ一人暮らしの僕にとって、涙なしには歌えないものとなっております。(バンドメンバーの誰もアラバマにゆかりがないのはここだけの話。もちろん僕も。だけどやっぱり好きなーど)

・Sweet Home Chicago / Freddie King
一個前の曲とは全く関係ありません、ブルースの超スタンダードナンバー(誰が作曲者か判明していないくらい)です。僕もよくセッションでやります。多分ブルースを知らない人も知っています。さまざまなアーティストがカバーしていますが、僕はフレディ・キングのバージョンが最高に好きです。彼はブルースの3大キング(B.B King, Albert King, Freddie King)の一人であり、ブルース界のみならず、エリック・クラプトンやジェフ・ベックといったようなロック界にも多大な影響を与えた巨匠です。特徴はパワフルさでしょう。2メートル近い体から発せられる芯のある歌声。力強さと、テクニックを併せ持ったギタープレイはまじで唯一無二です。私見ですが、三大キングの中で一番上手いと思います。また彼はプレーの要所要所で、素晴らしい笑顔を見せてくれます。ゴリラみたいな見た目なのにすごく可愛らしいです。まあとりあえず聞いてみてください、実家がシカゴにある気分になります。

・The thrill is gone / B.B King
先述の3大キングの中で最も売れた男、B.B キングの代表曲です。彼はこの曲でグラミー賞を取り、一気に世界規模の男になります。ブルースが何か知らなくても、なんとなく彼の名前を聞いたことのある人は多いでしょう。題の通り、自分を捨てた女へ「スリルは去ってしまった」と叫び続ける、まさにblueな曲です。コード進行はマイナーブルースのお手本で、一度聞けば心から離れないメロディです。
僕はこの曲をセッションでよくやります、元カノを思い浮かべながら。

・I'll play the blues for you / Albert King
フレディ、B.Bと紹介しましたから、彼にも触れてあげましょう。アルバート・キングです。三大キングは1人づつ差別化ができていると思うのですが、彼を評するとすれば、最も荒削りです。まずギターの使い方からおかしいのです。彼は右利きのギターを右利きの人が使う時の弦の張り方のまま、逆さに持ち、無理やり左利き用にしているのです。わかりますか?とにかく引きづらいと言うか、普通の弾き方ができない使い方をしているのです。さらに音色は爆音、ロックに影響を与えたことは言うまでもありません。そして声が渋い、先述の2人の歌声はある意味ポップでも通用するような、聞きやすい声をしています。しかし彼は違います、確実にタバコとウイスキーで潰した、渋く、哀愁のある声をしているのです。このI'll play the blues for youは、表題の通り、歌い手が疲れ果てた女にずっーと「おれがブルースやってやるから元気出せよ」と口説き続けます。「どしたん話聞こか」のはしりですね。

・But not for me / Chet Baker
言わずと知れた天才ジャズトランペッター、チェット・ベイカーの大名盤、Chet Baker singsよりBut not for meです。もう最高ですよ、まず声質が。男か女かわからない、爽やかで華やかで艶やかでそして何よりも細やかな声がたまりません。そして彼の声と瓜二つのトランペットの音色。軽快に跳ねる、くどくないバッキング。歌詞もいいですね、「君とのキスは忘れられないけれど、やっぱり君は僕のためのものではなかったと思うんだ。」
わかるー!

・我爱你/ 森孝良
誰の何の歌やねん、と思ったそこのあなた。極楽音楽商会のボーカル、森孝良を知らないんですか!?
僕の父です。父が関東で会社員をしていた時に作った曲の一つです。身内が言うのは変ですが、まあ素晴らしいんですよ。語るのは烏滸がましいし、恥ずかしいのでこの辺にしておきます。どんな曲か興味がある方、僕にお声がけください、弾き語りしてあげますんで。


とにかくここでは紹介しきれない曲がたくさんあります!
楽しい企画をありがとう、慶馬さん。