どうも、道楽者の穀潰し、慶馬🏇です。
誕生石はアレキサンドライト。赤と緑と、あたる光によって色が変わる珍しい石です。
「謎解きはディナーのあとで」のトリックにも使われたことがありましたね。
「モンスト」では火属性のキャラクターとして登場。昔、覇者の塔で「摩利支天」のステージを攻略するときにお世話になりました。
プリニウスの「博物誌」は1世紀、トマス・アクィナスの師であるアルベルトゥス・マグヌスの「鉱物書」は13世紀に書かれました。アレキサンドライトが発見されたのは19世紀ですから、流石にこれらの書物にはこの鉱石についての説明は何もありません。しかしもし、古代ローマの時代から珍重されていたとしたらこの宝石にどんな伝説が付与されていたのだろうと考えると、胸が躍りますね。躍らない?
光によって色が変わるのがアレキサンドライトならば、演者によって色が変わるのが落語です。同じ「転失気」でも演る人によって違う味わいと楽しみ方ができます。
今年の「転失気」は一体誰がやるのかしら。
今年もたくさんの1年生が入ってくれました。
新入生たちの誰かが「転失気」をやってくれることを切に祈ります。
他のネタはどうか知りませんが、私を含め「転失気」の使い手たちは「転失気の系譜」という集会を開いたり、一緒に文化祭で企画をしたりするのですよ。
もし「転失気」を持っている新1年生がいれば、私に連絡してください。
いやなに、他のネタでもね、自分の持っているネタを先輩も持っていることが往々にしてありますからね、声を掛けてくれれば先輩は嬉しいはずです。絶対に無下にはしませんよ。
この「転失気」は、この落研では大体1年生がはじめて覚えるネタとして与えられるものです。1年生たちはそれぞれ自分の選んだ着物を身に纏い、先輩から与えられたこのようなネタを携えて、「一つ目の会」に参加する訳です。
ではこの着物はいつ用意するのか、というとちょうど今頃です。
5月初旬を使って着物なり雪駄なり扇子なり、あらゆる落語用の道具を買いそろえるのです。
ちょうど、「ハリーポッターと賢者の石」のダイアゴン横丁でのシーンを想像していただきたい。尤も、我々が行くのは浅草ですがね。
浅草に行って道具を買いそろえることが、財布には負担であることは否定できません。
大体、総額3万円から4万円くらいかかるんじゃないかしら。
それでも自分の選んだ道具が揃っていって、自分だけの色が出来ていく様はなかなか楽しいものです。
また、先輩方と話をするということも悪くはない。別に無理に話そうとしなくても大丈夫です。こんな言葉を使うことは言葉に対して不誠実かもしれませんが、「個性的」な先輩たちに見慣れるいい機会です。新入生の方は、気が向いたら自分についてお話してくれると嬉しいです。このツアーでの会話内容に応じて、「前座名」というものがつけられることも。「前座名」は基本的にどんな名前でも抵抗はできませんが、どうしても嫌だったら異議申し立てしてください。詳しいことはまた後日。
この浅草ツアー、メンバーによってどんな旅になるか全くわかりません。どんな班がどんな旅をするのか、それはやってからのお楽しみ。
気が向いたらこのブログに報告します。
なんだか支離滅裂な文章になっちゃったな。今日はこれで。