こんにちは。
福田航大(経3 慶應義塾志木)より紹介に預かりました、本年度投手チーフを務めます、和田健太郎(経3 慶應義塾)です。航大は、コミュニケーション能力が本当に高く、入部時には先輩に臆せず声をかけている姿に驚かされたものです。僕の投球について話し合ったとき、学生スタッフとして選手への熱い想いを語っているとき、同期に批判されながらも2人でがっとんを食べているとき…僕の今までの準硬式野球部の想い出の中にはいつも航大がいます。本当に毎日ありがとう。そんな航大と英音(井上英音・経3 慶應義塾)を来年最高の舞台、最高の結果で胴上げできるよう、投手陣一同精進していきたいと思います。
改めまして、2026年度投手チーフを務めます和田健太郎です。1年間どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、今年のチームの目標は「全日出場」に決まりましたね。この目標を達成するにあたって、投手陣には「成長」なんて生ぬるい言葉ではなく「覚醒」が必要です。
昨年度は投手が本当に苦しんだ年だったと思います。1年生から活躍されていた瑞希さん(田中瑞希さん・理4 慶應義塾)や友哉さん(水谷友哉さん・商4 学習院)そして創さん(水田創さん・商4 修猷館)の3人を軸にリーグ戦経験のある投手が多くおり、5連覇に期待がかかる中でしたが、春季リーグ戦は5位という結果に終わりました。防御率は5位、与四死球率は20%に迫り、長年「投手王国」であり続けた慶應投手陣が振るわずに負ける姿を目の当たりにして非常に悔しかったことを今でも覚えています。そして秋季リーグ戦で優勝するべく、瑞希さんを中心に春季リーグ戦での課題に対して真摯に向き合っていた先輩方の姿を間近で見てきました。しかしそう簡単にはいかず、秋季リーグ戦も防御率5位に終わり、本当に苦しい1年間でした。
今秋季リーグ戦において、慶應が投げたイニングは106イニングでした。そのうち、今年引退する投手が投げたイニングは60イニングです。つまり、投手陣はこの60イニングを来年の春に埋めなければなりません。そして埋めるだけでなく、去年よりも強固で強い投手陣の形成が必要不可欠なのは言うまでもないでしょう。この1年間で様々な投手が公式戦という舞台で投げ、自分に足りないこと、伸びしろを実感したことでしょう。その経験を無駄にせず、60イニング全て自分が埋める覚悟を持って、この冬「覚醒」しましょう。
~投手陣のみんなへ~
この1年間の努力次第で誰もがエースになれる可能性があります。チームとしては喜ばしくない状況ですが、みんなにとってはとてつもなく大きなチャンスです。そんな中でみんなに伝えたいことは2つあります。
1つ目は「成長したと胸を張れる毎日を過ごして欲しい」ということです。準硬式野球部の時間は長いようで一瞬です。ただ与えられたメニューをこなすだけで1日を終えるのか、それとも「今日はこの球種の感覚を掴んだ」「昨日よりドリルが上手くなった」という確かな手応えを持って1日を終えるのか。この毎日のわずかな意識の差が、春のリーグ戦のマウンドでは決定的な差となって表れます。もちろん、思うようにいかない日もあると思います。それでも、何か1つでもプラスを見つけ、昨日の自分を少しでも超えていく。そんな「自分に誇れる1日」を積み重ねてください。僕もみんなが壁にぶつかった時は全力で寄り添い、一緒に考えます。
2つ目は「手段を目的化しないこと」です。これは前々から慶應投手陣の課題だと感じていました。特に投手にありがちなのが、フォームを直すこと自体が目的になってしまうケースです。「どう体を動かすか」ばかりに頭がいき、「どう打者を抑えるか」という本来の目的を見失っていませんか?どれだけ綺麗なフォームでも、打たれれば意味がありません。逆に、泥臭くてもアウトが取れればそれが正解です。フォームの追求はあくまで、打者を制圧するための「手段」に過ぎません。ですが、これを自分の楽な方向に逃げる言い訳にはしないでください。フォームも含め常にテッペンを目指す中で、本来の目的を考え続けるようにしてください。
最後に、僕は去年の瑞希さんや一昨年の岡見さん(2025年卒)のように圧倒的な技術力を持っているわけではありません。その代わり、データと理論を駆使してきました。この知見を活かして、投手全員が「覚醒」できる環境を整えていきます。
長くなりましたが、今年の目標である「全日出場」は非常に困難な目標です。来年の関東選手権大会と春季リーグ戦では、今は1段も2段も上にいる投手陣に投げ勝たなくてはなりません。そのために「自分がねじ伏せる」くらいの強い気持ちを持って、全員で切磋琢磨し、最強の投手陣を作り上げましょう。そして、仙台で森江監督(1992年卒)に牛タンを奢ってもらいましょう!
次のブログは清水真輝(医3 慶應義塾)に回します。
まさきは去年務めた捕手チーフに加え、今年はデータチーフも担っています。今年のチーム方針である数値による技術力の向上に一役買っている存在です。
そのことには感謝しているのですが、先日合宿中に私が発熱した際「隔離だ隔離だ」とおよそ本人が目の前にいるとは思えない発言には驚きました。また、春合宿でクラスターが発生した際も「自分が罹ったら自分で治せる」とか意味の分からないことを言っていましたね。学生の君になにができるのだろうか?とにかく、新人の多い捕手班と新しい試みが多いデータ班では大変なことも多いと思いますが、しっかりやってくれると信じています!
3年 和田健太郎
