こんばんは。
和田(経3 慶應義塾)からご紹介いただきました、清水真輝(医3 慶應義塾)です。和田の溢れるパワーにはいつも元気をもらっていますが、実はマウンドに上がると繊細な一面も持ち合わせる男です。そんな和田と今シーズンは公式戦で活躍します。

改めまして、2026年度捕手チーフ・データチーフを務めます、清水真輝です。今年度の捕手班とデータ班の方針について、できるだけ分かりやすくお伝えします。

まず捕手班についてです。今年度の捕手班は、「投手を勝たせる捕手になる」という大きなテーマのもと、ハード・ソフト(感性・データ)の2軸で能力を高めていきます。
ハード面では、捕手としての技術の再現性を重視します。具体的には、キャッチングの安定化、スローイングや握り替えの精度向上、ストッピング・ブロッキングの強化、さらにケース対応など実戦での判断力を磨いていきます。どの捕手が出ても試合を作れるよう、技術の土台を揃えることを目指します。
ソフト面のうち「感性」では、投手理解とコミュニケーションを大切にします。投手の球質・強み・その日の状態をまず捕手自身が言語化し、捕手間で共有します。また、ブルペンや試合後の短い振り返りを徹底し、「こういう場面ではこう考える」という共通の視点を捕手陣全体で持てるようにしていきます。投手の気持ちや状態を感じ取り、その日の投手に合わせたリードができる捕手を目指します。
ソフト面のうち「データ」では、根拠ある配球と改善サイクルの構築を重視します。投手の特徴データ(球質・ストライク率など)を把握し、配球の意図を明確にすることでリードの質を高めます。また、試合やブルペンでの数字を振り返り、改善ポイントを明確にしながら取り組んでいきます。「なんとなく」ではなく、根拠を持ったリードができる捕手陣を作ることが目標です。

続いてデータ班についてです。データ班では「数字でチームの課題と成長を可視化する」ことを軸として、打者・投手それぞれに必要な指標を扱っていきます。
打者では、昨年度定着したQABの意識をさらに発展させ、「どうすればQABにつながるのか」という前段階の分析を強化します。初球の狙い方、1ストライク後のコンタクト率、2ストライクからの見極めなどを細かく可視化し、“QABを生む打席”を明確にしていきます。
投手では、勝つための軸として「ファーストストライク率」を設定します。初球の球種選択、制球傾向、ピンチ時のストライク率の変化などをデータ化し、“試合を優位に進めるためのカウント”を作る配球を目指します。
またデータ班全体として、試合後の主要データを即日共有したり、他大学との比較で課題を抽出したり、現場で活かせる形に落とし込む作りにも力を入れます。Google Form や Excel を用いたデータ収集の効率化も進め、「数字で語れる野球」をチーム文化として定着させます。

全班も目指すものは同じで、「春リーグで勝つための準備を積み重ねる」ということです。技術、数字、感覚をすべて融合させながら、チームの勝利に貢献できるよう、1年間取り組んでいきます。

次のブログは、大野(経3 岐阜)に回します。大野は、やると決めたことをとことんやり切る男です。ほんとに年上かと感じるようなことも多々ありますが(笑)、今年度は大黒柱として満身創痍の体で頑張ってくれると思います。
それでは大野、よろしく!



3年 清水真輝