飛び込んだ先には | 慶應義塾体育会水泳部飛込部門

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こんにちは!

4年マネージャーの佐藤優です

9月4日のインカレをもって水泳部飛込部門を引退いたしました。ブログを書くのも今回がラストになります。



わたしはOGである姫野美南さんに憧れて慶應飛込への入部を決めました!憧れだけで入った慶應飛込は今のわたしの多くを構成するものになっています。


わたし以外の同期は、もともと知り合い同士の中で、どうやったら同期と仲良くなれるか、飛込中心の生活に早く慣れなきゃそんな思いでいっぱいだった2019シーズン。

マネージャーとして、どうやって慶應飛込に貢献できるかを考え、コーチングノートにたどり着いた2019-2020シーズン。

引継ぎがなくコロナ禍で何もかもが未知の状態で主務を引き受けることになった2020-2021シーズン。

主務2年目として慶應水泳部を支えることはできないか、主務ではなく、マネージャーとして慶應飛込を守るためにはどうすればいいか改めて考え直した2021-2022シーズン。


振り返るとそんな3年半でした。



主務としてマネージャーとして思うようにいかないことはたくさんありました。

それでも、必ずOBOGの皆さんや飛込部門の先輩や他部門の主務の先輩、同期が助けてくれて、そのおかげで、慶應飛込というチームを部員を守り切ることができたと思います!


他部門の主務の先輩方や同期にたくさん助けてもらった分、わたしは他の水泳部員よりも少しだけ『慶應水泳部』への想いが強いと思います。

だからこそ、3年ぶりの有観客での早慶戦が成功してみんなのキラキラな笑顔を見ることができたあの瞬間は私にとって宝物です。


『部員全員でインカレ出場』そのためにマネージャーであり、主務であるわたしは、合同練習の日程を調整し、新しい板の購入をし、コーチングノート(みんなの役に立っていたのかはわからないけど)を作り、選手が練習に集中できる環境を整えてきました。

だからこそ、今年のカンカレで、同期や後輩たちのインカレ出場が決まったのはとっても嬉しかったし、みんなの嬉し泣きの顔とその後の満面の笑顔は忘れられません。


悔しいことも不安なことも納得のいかないこともたくさんありましたが、一瞬でその思いを超えるような瞬間がちゃんとありました。

慶應飛込のマネージャーとして、主務として、いろんな人の優しさに支えられ、慶應水泳部の強さと繋がりを感じ、私自身もたくさん成長し強くなれました。

全く知らない飛込という世界に飛び込んだ先には、見たことのない景色とみんなのキラキラして眩しいくらいの笑顔が待っていました。


飛込は『1秒で人を魅了する競技』だと思っています。その1秒に大学4年間をかける選手たちをサポートし守り抜くことができました。慶應飛込に入部して、起きた出来事、出会ったすべての皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。












今後は、OGとして陰ながら、慶應水泳部や慶應飛込を応援していきます。

今まで本当にありがとうございました。


2022.9.20 佐藤優