ikujo でございます。
4月28日 は、「庭の日」なんだそうです。
庭といえば、やはり、
並外れて美しい、
「麗」の皇宮の庭園があげられると思います。
ということで、今回は
庭園をアルバム的に切り取ってみました。
こちらは、ヘスの茶美園勤務初日。
初めて、この庭園に足を踏み入れ、
その美しさに感銘を受けると同時に、
ワンソたちとの信頼関係を頼りに、
皇宮で女官として生きていく決意を
固めた日でもありました。
一方、ワンソは、
皇宮の人間関係の煩わしさから逃れ、
美しい自然に癒しを求めて、
庭園に入り浸る日々。
庭園を愛するあまり、
目立つ木などには、名前をつけてしまうほど。
誰よりも庭園を愛し、おそらく主のように
なっていたのではないかと思われます(笑)。
昼寝の場所になっていたのは間違いなし。
ヘスの雑な仕事で
昼寝の邪魔をされ、
説教をするワンソです(笑)。
飯代くらいは稼げと
ヘスの頭を こっちんこ 。
美しい庭園がもたらす開放感は、
二人が気のおけない関係になっていくのに、
とってもいいお仕事を果たしたと思います。
ワンソにとっては、
心を平安に保ってくれる場所であり、
孤独を紛らし、
傷ついた心をそっと包んで
癒してくれる場所でもありました。
そして、
ワンソとヘスの
様々なやりとりの場ともなった庭園。
ワンソの一途な思いや、
ヘスの感情の微妙な変化、
二人の幸せなひとときや、
もどかしい思い、
この上もない喜び、
行き違い、
喪失感など
二人の喜怒哀楽を
ずっと見つめてきた庭園は、
二人の思いが刻まれ続けた
魂の宿る場所、
と言えるのかもしれません。