水の備え「何もしない」 半数近くいる | 子どもの命を守りたいと思うママへ もしもの時に備える主婦目線の防災備蓄術

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フツーに言われている防災の知識がどうもピンとこない。一番は「レトルトや缶詰、インスタント食」など苦手。あんな「毒食」を食べ慣れるローリングストックなんてしたくない。そんなことを考えている母の防災備蓄術。

 水の備え「何もしない」
何%いると思いますか?

 



41.5%
ミツカン水の文化センターが「水にかかわる生活意識調査」
(2021年版/東京圏、中京圏、大阪圏の1500人を対象)でです。


「災害時に対する水の備え」に
ついて調査したところ

 1位「市販のペットボトル入りの水を買い置きしておく」(43.5%)

 ⭕️2位「何もしない」(41.5%)

 3位「風呂の水をいつも溜めておく」(15.9%)

 4位「水を使わなくても済むような対策グッズを準備する
(簡易トイレ、歯磨きシート、ドライシャンプー、ラップフィルム等)(13.2%)

 5位「消火栓、防火水槽の場所を知っておく」(7.7%)
でした。

それでは、
東日本大震災の時、被災地で
下水道の仮復旧まで、平均で何日かかったと思いますか?

34日ですよ。

最大で何か月かかったと
思いますか?


4か月以上

いう結果です。


能登半島地震、大変ね・・・と見ていますが
首都直下地震が起きたら同じになってもおかしくないです。

水の備蓄、1人3リットル
それを1週間分✖️家族分
してますか?

次!


上水(飲料水として供給されるきれいな水)は、
どのくらい復旧にかかったか?

東日本大震災で断水になったのは、
ピーク時12県の
⭕️230万戸以上でした。

阪神淡路大震災での断水戸数は約123万戸、
新潟県中越地震では約13万戸。

東日本大震災時 断水の数多いですね。

それでは上水の復旧は?

「仙台市の通水率」を見ると
完全復旧までには3週間程度が必要でした。

3日後 50%
1週間後 66%
2週間後 88%

⭕️3週間後 99%

ここで気を付けてほしいのは、
水道が出てよかったとすぐにならないということです。


先に書きましたが、排水が出来ない期間
思い出してください。

東日本大震災の時、被災地で
下水道の仮復旧まで、
平均で34日ですよ。

長くかかったところでは4か月以上復旧しなかったところもあります。

被災時の水のことを考える時

上水
下水

断水、排水できない時のこと
両方どう備えるか考えておいてください。


防災アドバイザー岡部梨恵子