新しいビーチ通りのお部屋へ | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

子供達を日本に帰している間

残りの英語学校生活を消化しながら

新しい専門学校生活のために

自分の部屋に 洗濯機を置ける

(今の住んでいるピンクハウスは

ビーチの真ん前だけど極狭で共同洗濯場)

少し広めのユニットに引っ越そうと

放課後1人で不動産屋を周りました。

2度目の不動産物件探しなので

かなり慣れたもので、その上

1年間一度も家賃を滞納せず

問題も起こさなかったという履歴が

州の不動産協会という所に残っていて

初めて賃貸する時とは違い、

私には1年間の信頼が出来ているので

家主さんも不動産屋さんも

喜んで家を貸したいと

言ってくれていました。

移民の国なので、その国での信用が

その人の信用となります。

「私は自国では大金持ちの出身だ」など

嘘の出生や偽物の卒業証書や履歴書を

堂々と使用する悪い人もたくさんいて

誰も、本人の言う通り信じる事は

難しいので、オーストラリアでの

その人の行動履歴や信用だけで

判断されることになります。

「VISAを正しく完遂する。

オーストラリアの教育を受ける。

家賃や税金を滞納しない。

事故や事件を起こさない。

信用の出来るオーストラリア人の

知り合いがいて、信用される。」

などが、とても大切になってきます。

 

何軒かインスペクション(内覧)して

「ビーチストリート」という名の通り

まっすぐビーチに下りて行ける

素敵な通りの、今よりずっと広々とした

格安(週$350=月約8万円)の

手頃なお部屋を見つけました。

 

安いだけに ガスレンジも壁も

ボロボロでしたが、大きな窓から

明るい光がたっぷり降り注ぐような

3ベッドルームの大きなお部屋です。

大家さんはロシア人の人の良さげな

定年退職して孫の世話をしているお爺さん。

彼に許可をもらって、アーティストだった

叔母が、脚立を持ち込み

剥がれた壁を綺麗に研磨して

ボロボロだったリビングの壁を

真っ白に塗り替えてくれました。

海が見える小さなバルコニーに続く

大きなリビングは、真っ白に輝き

見違えるほど明るいお部屋に大変身。

大家さんも大喜びで、その代わりに

「$600(=約4万円)もするから…」

と取り替えを渋っていた古いガスレンジ

 

を新調してくれることになりました。

早速、スーパーに行って

以前はなかった子供部屋に、娘が

喜ぶようにペイントする台を買ってきて

カラフルなチョークや絵の具をセット。

 

 

新しい可愛いベッドカバーで

子供部屋を彩っておきました。

今度はケチった中古品ではなく

SALEの安い(でも新品の!)TVを買って

リビングに置き、息子の好きな

NINTENDOゲーム機をセット。

日本から子供達を早く呼び寄せて

驚く顔をみたくて、毎日そのお部屋で

1人ワクワク♪しながら準備をしていた

母なのでした。。。