『スピリチュアルカウンセラー』との対話 | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

英語学校のお休みの週末のある日、

約束の時間に、約束の公園に

上のお兄ちゃんは、彼の親友の

リンツのお家に預けさせてもらって

小さな娘の手をひいて、その

”スピリチュアルカウンセラー”

の方に会いに行きました。

 

その人は、私の考えていた霊能者の

イメージとは全く違って、色白の

ひょろりと細い優しそうな若者でした。

 

彼の名前のイニシャルのついた

今風のキャップを被っていましたが

頭は坊主で、今風のちぐはぐな感じの

本物の修行僧のような外見でした。

少しお互いに簡単な自己紹介をして、

彼は、こちらで永住権を目指して、

TAFEでチャイルドケアー(保育)の

お勉強をされていると話してくれました。

 

さて、公園のベンチに腰掛けて

カウンセリングが始まりました。

「生年月日は?」と聞かれて

それに答えただけで、後は一切聞かれず

それからは 怒涛のように

私の質問に 答えていかれました。

旦那の事、子供の事、実家の家族の事、

今考えている引越しの事、友人との関係

などなど、心配事や問題だと思っていた事に

次々と明瞭な答えが返って来ました。

子供の私が知らなかった家族の履歴、

親の生い立ちなどまで 全て丁寧に

説明してもらって、色んな疑問が

やっと腑に落ちた という感じでした。

「30分経ちましたが、延長してもっと

聞きたい事ありますか?」と言われても

もうすっかり解決してしまって、

何も聞きたい事が残っていないくらい

スッキリした気持ちでした。

「うわ〜、ありがとうございます。

なんだか本当にスッキリしました。

すごいですね〜!!」と言うと

「いえいえ、それよりkeilunさんこそ

本当に素直な性格なんですね。

スッと心が読み取れました。」

と言われて、この人には何も隠し事が

出来そうもないな〜と感じたので

いい格好も何もせずありのままの気持ちで

お話出来たから、こんなにしっかり

カウンセリングして下さったのかな...

と嬉しく、有難い出会いでした。

「心の壁や疑いが強い人には、連絡を

受けた時点で分かりますので、会う事も

しません。」と仰っていました。

それで うちの旦那様が 今度のお盆に

オーストラリアに来るので、是非、会って

もらいたいと頼んでみましたら、

「いつでも連絡して下さい」と言って

くれました。

そうして 今度はうちの問題児の旦那様が

カウンセリングを受ける事になるのでした。。。