EAPコースとは? | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

オーストラリアのEAPコースとは

English for Academic Purposesの事で

半年間で、大学(院)での英論文の書き方や

テンプレート、パワポでのプレゼンの仕方

など アカデミックな場で必要なマナーや

英語力を叩き込まれるクラスでした。

 

私たちの半年間のクラスには

オーストラリアの大学に行きたい

男女高校を卒業したばかりの学生や

様々な国から来たエリート大学生

約10人の賢そうな若者のクラスでした。

 

私はTAFEというオーストラリアの専門学校に

行きたかっただけなので、このコースを

半年間修了すれば、IELTSなどの試験無く

自動的に専門学校に入れる条件だったので、

特にプレッシャーはなかったのですが、

他の レベルの高い大学や学部を希望している

学生達は、その後、英語の試験(IELTS)を

受けて、要求レベル以上の点数を取らないと

希望の大学(院)に行けない人が多かった

ので、かなり真剣に、英語でのPCでの

リサーチ、アサイメントの提出、

プレゼンテーション、グループ

ディスカッションなど半年間、

毎日叩き込まれました。

 

特に、アサイメントの書き方指導は

厳しく大学や大学院で通用するように、

細かくテンプレートに沿って

指導されました。とはいえ、

英語のアーティクルを読むのに

とにかく時間のかかる私は、帰宅すると

子供がいて全く集中出来る時間がなく、

当初、読んだ所の一文を、こっそり

コピペして提出し、添削した先生から、

大層怒られてしまいました。

どんな文章も自分なりの形に変えてから

使わないと、盗作で、恥ずべき事だ!と

こってり絞られ、その後からは、

リサーチに5時間は取って、書く時は

それらを自分の言葉に言い換えられる位

読み込むようにしました。

自分の英語力の弱点を、細々と

直してもらえたのは、現地の専門学校に

行った時にも、とても助かりました。

 

しかしながら、このクラスで気付いたのが、

日本人には共通して ある悲しい性がある

という事に。

そして、それは日本人だけではなかった...

という事に気付いたのでした。