オーストラリアは国土が日本の20倍
といわれるほど大きな国ですが
”砂漠”と言われる赤土の土地が
その約40%を占めているそうで、
エアーズロックなどノーザンテリトリーでは
ラクダに乗ることが可能です。
早朝や夕暮れのツアーが人気でしたが
小さい子供にはお昼が良いかと
私たちは、お昼のツアーに参加。
用意して頂いたランチバッフェを食べて
ラクダで砂漠を1時間ゆったりお散歩です。
そういえば以前、子供達にポニーに
乗せてやりたくて、日本の牧場で、
乗馬させてもらいましたが、
20分ほど手綱を持って頂き
牧場の乗馬場を数周歩いただけで
一人四千円お支払いしました。
ところが、こちら豪州では……
英語学校のお休みにみんなで行った旅行で
参加者全員に、一人一頭ずつ
訓練された大人しい馬を割り当てられて
初めに、少しだけ乗り方、手綱の引き方、
方向転換の仕方、止まり方など教わってから、
カーボーイハットのおじさんの乗る馬を先頭に
5歳の娘も一人で、自分の馬に乗って、
ゾロゾロ山道を2時間ほどお散歩しました。
それで一人$20とかでしたのでびっくり
したのを覚えています。
先頭のおじさんは、呑気にカントリーソングを
歌いながら、私たちも細い山道をトコトコ
自分たちで手綱を操りながら乗馬しました。
ちょっと心配でしたが、ヘルメットだけで
5歳の娘も7歳の息子も問題なく楽しめました。
そんな感じで、オーストラリアは
ラクダも勝手に乗せるのかと
ちょっとドキドキしてましたが
ラクダの時は、おじさんが手綱を引いて
私たちを一人一人乗せてくれました。
ラクダは馬よりも背が高く、足が長いので
座っている時に乗って、乗ってから
ラクダが立ち上がります。立ち上がる時に
後ろに倒れたり、かなり前のめる感じになって
少し怖かったのですが、ラクダの歩く
ゆったりしたテンポに慣れてしまうと、
背の高いラクダの上から壮大な砂漠の
景色を眺めながら、実に爽快な気分を
味わうことが出来ました。
砂漠とはいえ、所々に木が生えていたりして
そこで休憩したり、写真を撮ったりして
ラクダで広大な土地をポクポクお散歩したのは
とても良い思い出になっています。
オーストラリアでチャンスがあれば
狭い日本では味わえない本物体験ができる
乗馬やラクダツアー是非お試し下さい!