ケアンズの海は美しかった…♪ | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

半年間の英語学校生活の後、

2週間のお休みがもらえるとのことで

英語の勉強に一息つく為に

冬休みの子供二人を連れて

オーストラリアを旅行する計画を

立てました。本当はオーストラリア1周と

行きたかったのですが、

豪州と書くだけあって、巨大で

日数も予算も足りなかったです。

 

その時期は、冬でしたが、南端の

熱帯のダーウィンから北端の

真冬のカンガルーアイランドまで

夏物と冬物を3人分用意して

持ち運ばないといけなかったので

準備がとても大変でした。

 

さて、ケアンズのホテルに着くと

日本のママ友親子がもう到着していて

ホテルのお部屋に連れて行ってくれました。

お部屋が2〜3人家族用の大きな素敵な

コンドミニアムで、あんなに大きなお部屋は

今までも泊まった事がないほどで

子供達4人(お兄ちゃん2人妹2人)は

大喜びで、母2人もウキウキしていました。

 

その夜は、近所のスーパーマーケットで

普通に安く($8−9=6−700円)売っている

こちらでよくある”スタッフドチキン”という

「チキンのお腹に詰め物がされた鳥の丸焼き」

 

  

とサラダやフルーツを買って来て食べました。

 

 

 

スーパーはオーストラリアの人が普段買う物

がおいてありましたが、日本のママ友は

「こういうのが一番楽しいかも〜」と

とても喜んでくれました。主婦は

高級な物より、スーパーのような安い所で

結構、血が騒ぎますよね〜!!

 

 

子供達は大きなバンクベッドで跳ねたり

暴れたりして大騒ぎの夜でした。

 

 

次の日の朝、8時半にホテルの

フロントから「集合時間ですが、いかが

されましたか?」と電話がありました。

「…え?!今、何時?!」…

日本から「スカイレールで行く

キュランダ渓谷とレインフォレスト」という

1日ツアーを予約してもらっていたのを

すっかり忘れて、6人全員寝坊!

 

大慌てで部屋を飛び出し、ホテルの下で

待ってくれていたバスに乗り込みましたが

時間厳守の日本人ツアーです。冷たい目が

突き刺さりました…。でもその日に限って

スカイレールも少し遅延していて、

遅れた私たちでさえ、まだバスで待たないと

いけなかったので、余裕で列車に

乗れたので、結果オーライだったのですが、

同じツアーの方々は、ずっと私達に冷たかったです…。

(本当に申し訳なかったです〜💦)

 

しかしながら、私たちは半年ぶりの

仲良し親子同士での海外旅行でワクワク!

レインフォレストという世界最古の

熱帯雨林をお散歩しながら

飛び回る蝶々と戯れたりして

楽しみました。

 

次の日は、船に乗って、グリーンアイランド

という島に行く予定でした。

船が出る時間までに、海辺を歩いて

船着場まで行くのですが、かなり遠く、

船の時間ギリギリになっていました。

息子達は「行っちゃだめ〜!」

「船に遅れたら大変だから急いで!」

と言っているのに海辺を駆け回っています。

ちょっと泥沼みたいな所もあり、

「気をつけてよ〜!」と頼んでいるのに

聞かずに、子犬のようにはしゃいでます。

その時、うちの息子さんの靴がズボっと

泥にはまってしまいました。ひぃっ〜💦

足を洗いにホテルに帰ると、船に

確実に乗り遅れます…。

 

「大バカ者〜!!だから言ったでしょ!

気をつけてって!!」と頭をガスガスっと

殴りつけ、叱りつけました〜!!

(ママ友は見慣れているとはいえ、

私の剣幕に「ヒィ〜💦」っとなってました)

息子を泣かせて船着場まで連れて行き

そこで安物のサンダルを購入し、

無事、予約していた船に乗り込みました。

 

グリーンアイランドに着くと、ブルーと

エメラルドグリーンの海が広がり、

 

 

島まで長い桟橋がかかっていて、その桟橋を

歩いて島に渡ったのですが、そこを

渡っている時に、

 

「なんて素敵な所に来たんだろう!!」

とママ友と心から感動しあったものでした…。

 

グラスボートで美しい色とりどりの魚のいる

グレートバリアリーフを覗いた後、

 

海で泳いだり、カニ釣りのツアーに

参加したりして、あっという間に

1日が終わってしまいました。

子育てでいつも慌ただしかった私たち

ママ仲間にとって、心洗われる

神様からのプレゼントのような

本当に美しい天国のような1日でした。