オーストラリアで家探し!! | オーストラリア子連れ冒険記

オーストラリア子連れ冒険記

シングルマザーになり損ねた脳腫瘍を患った日本人ママが、子ども二人を連れてのオーストラリア珍道中冒険譚。

次の日、叔母にホテルに

迎えに来てもらって、バスに乗って

ビーチのそばにある彼女のおうちに

連れて行ってもらいました。

 

バスから見える景色は、

小さくてこじんまりとした日本の

風景とは違って、ヨーロッパ風の

色とりどりのお家や、気ままな格好で

歩くオーストラリアの人々、

真っ青な空に大きな木、

空気はカラリとしていて、

日本とは全く違う明るい雰囲気でした。

 

バスが坂道を下ると、

そこには輝くばかりの

青い空と海とビーチ。

ビーチの周りを囲むように、

たくさんのお店がひしめいていました。

「なんて明るくて美しい場所だろう!」

肩の上にのしかかっていた何かが

さっぱり感じなくなりました。

 

子供達のこれから通う小学校は

ビーチの真ん前にあり、日曜日は

観光客の為に、新進気鋭のアーティストが

集まって、手作りの作品や古着などを売る

屋台が出るような、オープンな学校でした。

 

叔母のうちは、小学校の裏にあり、

とても可愛い造りの2ベッドルームに

私の従姉妹(叔母の娘)と二人で

日本風の重厚な家具や調度品で

お洒落に暮らしていました。

機会があればこの叔母の話を

じっくり書いてみたいのですが、

本当にすごい経験を持つ、

私の恩人であり人生の先輩なのです。

もともとアーティストとしても

活動していたそうで、お部屋も

彼女の作品で溢れています。

そこで一休みした後、すぐに近所の

不動産屋さんに連れて行って

もらいました。

 

ビーチのそばのお店は、どれも

美味しそうだったり可愛かったり

ワクワクするお店ばかり。

でも今は住む部屋をこの2週間で

見つけなければなりません。

うろちょろしたがる子供達を

引っ張って、”恐怖の不動産屋巡り”

が始まりました。

初めは、そんなに大変だとは

思いも寄らなかったのです…。