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貼り箱工房Forest (有)金森紙器のスタッフブログ

岩手県南で唯一!オリジナル紙箱を1個から!一関の紙器工房です。
マルシェ出店情報やお客様の別注オーダー品を紹介しています!

【事務所コラム】

間もなく東日本大震災から4年ですね。
弊社事務所の談話ディスクの書籍ラックには一冊の本が置いてあります。




「紙つなげ!彼らが本の紙を造っている」
  -再生 日本製紙石巻工場-




 
宮城県石巻市にあるこの工場も震災でメインとなる8号マシン(出版用紙製造)を含む工場全てが津波にのまれ完全停止。
この絶望の淵からの従業員の方々や関係諸処の方々が工場のため地元石巻のために尽力し、半年での奇跡ともいえる工場復興までの姿を徹底取材して書かれたノンフィクションです。

この本によると、この工場のメインの8号マシンでは判りやすい所で言えば漫画コミック「ワンピース」や「ナルト」、小説では「永遠の0」百田尚樹著「カッコウの卵は誰のもの」東野圭吾著などに使用されている紙もこのマシンで抄造された紙を使用しているそうです。

弊社では食品会社に納入しているカステラ等の製造時に使用する「更紙(ざらし)」は、この工場で製造されていた「石巻更」を仕入れ、指定サイズにカットして納品していました。




震災関連の本は数多く読んでいますが、私どもの会社に関連のある業者様の被災とその後の復興への思い・努力が記された本として、3月11日を前に紹介させていただきました。


【貼箱工房】

岩手県南には素晴らしい陶芸家の方々が多くいらっしゃいます。
作品を入れる貼り箱や簡易箱も多く造らせていただいておりますが、
今回、大東町の陶芸家、岩田ゆりさんのご依頼で作品を入れる貼り箱にも絵付けをしたい旨のお話をいただき、絵付けが可能な小間紙を使用した貼り箱のご注文をいただきました。
無地の紙であっても蛍光系白色ではなく和風の柔らかい色で質感のある紙を使用し数点制作いたしました。

今回は岩田さんのユニークで可愛らしい絵柄をこの弊社貼り箱に絵付けした年賀状(葉書)ケースを見せていただきました。
てっきり陶器を入れる箱として全て制作・納品しておりましたが、更に発展して別な使い道としてこんな素敵な箱に仕上げていらっしゃるとは!
いやいや大変勉強になりました!






【貼箱工房】

平泉の菓子工房「吉野屋」さん。
毎年恒例のバレンタインケーキ用貼り箱の製作をいたしました。
弊社貼り箱工房で製作するデコタイプの貼り箱では一番小さなサイズです。
和風クレープ調の小間紙を使用し、デコタイプに和風紙の組み合わせがとても可愛らしく良い感じです。
ハート型のバレンタインケーキに素敵な包装と可愛らしいカード♪
素敵なプレゼントになりますね!
(吉野屋様。製品紹介のご承諾ありがとうございました)






西欧輸入品の原色を巧みに使った手書きの細かい柄が描き混まれたガラス製の食器の詰め合わせ箱のオーダーをいただきました。
思い切った原色主体の配色を使い細かい柄が書き込まれた製品でしたので、商品が居心地よく主張できる事に配慮しながら内外共に赤の配色の身に水色の木目の蓋という思い切った配色の箱にしました。












このたび紙器工房 金森紙器(有限会社 金森紙器)のスタッフブログを開始いたしました。
弊社は『パッケージング・プロデュース』というテーマを掲げ、
岩手県南、一関市で紙箱(貼り箱・簡易箱など)の製造をメインに包装資材全般を取り扱う会社です。
このスタッフブログが、少しでも弊社を皆様に知っていただける新たな接点となればと思っています。
弊社の各部門のご紹介やご案内、また取扱商品の紹介や新商品の情報など様々な情報をUPしたいと思っています。
どうぞ宜しくお願いいたします。

紙器工房 金森紙器 スタッフ一同