色の名前と野菜の名前 | かわいいモンゴル語図鑑 ~そしてたまに、いろんなこと~

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偶然にモンゴル語に出会い、そのかわいさにきゅんとして、なんの目的もなく学び始めちゃったワタクシの、モンゴル語おべんきょ日記。そのほかの好きなことのことも、ときどき。

語学を習いはじめるときは、たいてい身の回りのものの「名詞」を読みながら、
文字の読み方を習うものだと思います。
私も同様でして、レッスン3回目のときには、野菜の名前を読みました!

これが、なかなか面白くて、このブログが3回くらいは書けちゃいそうでした。

そうそう。モンゴル旅行の前に、「モンゴルでは野菜を食べないらしいよ」という、
都市伝説的な話を聞きまして、野菜・肉・魚の中では、ダントツ野菜食いの私は戦々恐々。
スーツケースの中に、こっそり「青汁パウダー」を入れたのでした。

が、モンゴルに行ってみれば、日本より量も種類も少ないながら、野菜、食べてました。
食事とスーパーやお店から判断すれば、
じゃがいも、にんじん、キャベツ、玉ねぎ、にんにく…。
あと、ビートも料理に入ってた気がします。
ニンジンサラダ、ポテトサラダもおいしかったし、野菜スープもおいしかった。
あと、外食では「しゃぶしゃぶ」も人気らしく、そのときは白菜の姿も見ました。

たぶん、私が何かの縁でウランバートルに暮らすことになっても、
野菜については、なんとかなるんじゃないかな、と思います。

あ、野菜の名前でした。
日本と、というか、たぶん世界共通で、モンゴルでも「なるほどね~」なのは、
「野菜の名前」と「色の名前」は、つながっていること。

まず、野菜は「ногоо」(ノゴー)なわけですが、「ногоон」(ノゴーン)なら「緑色」ですって。
日本語でも野菜を「青物」と言ったりするし、英語でもグリーンサラダとかあるし。
野菜は緑、緑は野菜なんですね。

で、そこからが面白かった。
「にんじん」=「лууван」(ローワン)って書いてあったのですが、
先生、「ニンジンはшар лууванって言うことが多いです。шар(シャル)は黄色ですね」。

ん~ニンジンは赤ではなくて黄色ですか。

「もしУлаан лууван(オラーン ローワン)って言ったら、あのロシア料理に入れる・・・」
赤い・・・(たぶん)根っこ的な・・・ロシアの・・・あ~ビートですか!  「そうそう、そうです」

で、家に帰って教科書をパラパラ見ていたら。
発見! 「цагаан лууван(ツァガーン ローワン)」。
白い根っこ!!まさに、大根です。

で、ここからは想像・・・というか・・・創作ですが。
もしモンゴルに「ゴボウ」が輸出されて、大ヒットしたら。

やっぱり「хар лууван(ハル ローワン)」=黒い根っこ…かな?

私の大好きな「れんこん」は・・・「穴のあいた根っこ」?
すいません。穴のあいた・・・までは、私の語学力では創作できません。
穴は「нүх」(ヌフ)らしいのですが。



が、日本でも「料理がしにくい」と不人気のゴボウやレンコン。
モンゴルの人たちには、ちょっとハードル高いかなぁ。
美味しいんだけどなぁ。

あと…モンゴル名について語りたい(笑)野菜は、トマトとキャベツ&白菜!
どれだけ野菜好きなんだよ!!って感じですねぇ。