とても美しい、日本の筆文字にも似た文字です。
でも、いま普通にモンゴルで使っているのは「キリル文字」。
ロシア語と同じ文字です。
モンゴル語を習うということは、キリル文字を習うことになります。
私はロシア語は、さっぱり分かりません。
(チェブラーシカってアニメで聞いたくらいで・・・)。
なので、私が「モンゴル語では」って思っているのは、
実際には「ロシア語では(ロシア語でも)」ってことかもですね。
ま、そのへんは、ゆるーく見逃してください。
そもそも、私が「かわいい」と思ったきっかけが、このキリル文字。
読めそうで、読めない不思議文字です。
その中でも私の心をとらえて、このブログを書きたいと思ったきっかけが、
「ハガス・イー」(はんぶんのイー)。
このアルファベットの「N 」の反転のような文字は、
モンゴル語の母音イーをあらわすものなのですが、
その頭に「ちょん」をのせた子が、「ハガス・イー」っていうんですって。
![__.JPG](https://stat.ameba.jp/user_images/20121123/22/keikopan/8d/c9/j/t02200220_0480048012299662461.jpg?caw=800)
この文字は一文字では存在できず、
単語の冒頭にくることもなく、したがって大文字も存在せず、
母音の後について二重母音を作る役目をするそう。
日本でいえば「っ」を「小さい、つ」とか言う感じかなぁ。
でも、それを「はんぶんのイー」って言うのが、
モンゴルのかわいいセンス。
モンゴル語の教科書のCDでキリル文字を読み上げるのですが、
そこでも「ハガス・イー」と、しっかり呼ばれてました。
人並みはずれてちっちゃいワタクシとしては、
この文字には親近感を持たないわけには、いきません。
でも、この「はんぶん」は、ほんとによく出てくる子。
働きものなんですよね。