おはようございます。小野敬子です。
ボイトレしたら歌は本当に上手くなるのか？
イエスとも言えるし、ノーとも言えます。
イエスの理由は、出なかった音域や音色が出るようになるので、当然上手くなるからです。
ボイトレはその名の通りトレーニングです。声帯をサポートする筋肉を様々な方向へ動かして、鍛えます。
声帯を閉じる筋肉が鍛えられると、はっきりした声が出ます。伸ばす筋肉が鍛えられると、高音が出ます。
さらに、その声帯が入っている喉頭を支える筋肉たちもいます。小さいながらもたくさん働ける筋肉なのですよ。でも、残念ながら大抵は眠っています。
それを目覚めさせていくのがボイトレ。響きのある声、力強い声、高い声、深い声、が自在に出せるようになりますよ。歌ももちろん上手くなります。
一方、ノーの理由もあります。ボイトレだけでは歌は上手くならないからです。
リズムや発音や音程も一緒に磨いていく必要があります。また、表現力や音楽性・・・とキリがありませんね。
だから、歌は一生勉強と言われるのだと思います。
あの大歌手マリア・カラスだって言ってます。「私たちは歌については一生学生なのよ」と。
すぐできるのは、とにかく聴くことです。
好きな歌手やジャンルを聴くのも良いです。それ以外に、普段聴かないジャンルをどんどん聴いてみましょう。
私も、ほっとくとラテンやクラシックやジャズばかり聴いてしまいます。でも、ボーカロイド系やK-POPやJ-POPも聴くようにしてます。フュージョン、ヒップホップ、レゲエ、民族音楽も。
頭の中を一度音楽でぐちゃぐちゃにしてみる感じ。とても新鮮に歌に向き合えますよ。
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