立川砂川七番、浅草のボイトレとボーカルレッスン「ハピネスボーカル教室」

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東京立川市砂川七番と浅草のボーカル教室です。
一般社団法人声・脳教育研究所認定ヴォイス・エデュケーター資格を持つ講師がレッスンします。
グループレッスン、個人レッスンを通して、楽しく実力をつけていきます。

● 表現力のつけ方

こんにちは。小野敬子です。

表現力があるとか、もっと表現力をつけましょうなどと言われることはありませんか。

この、表現力、使うときには注意する言葉の一つです。

表現しようしようと思うと、わざとらしくなったり、オーバーになったり、いかにも演技っぽくなったりしてしまう傾向があります。

表現力と言われると、何かしなくてはという気になってしまいますものね。

私は、表現力というのは、テクニックのことだと思っています。


あまり難しく考えずに、音量、テンポ、ビブラート、音色、音程といった、小さな一つ一つのテクニックと捉えてみましょう。

歌は、声で表現します。

もちろん、表情や仕草や衣装、雰囲気などから相手に伝わるものも多いです。

しかし、それは副次的なもので、基本的には音・声で伝えるものです。

その音自体をどれだけ自由に、引き出しを多く扱えるかというところが、歌の表現力につながります。

曲の中で、長く伸ばすときにどんなビブラートをかけようかとイメージする。そして、そのイメージ通りに声が出せる。

これが、立派な表現力だと思います。

テンポ、音程も同じ。そもそもテンポも音程もバラバラだったら、作曲家の意図を音にすることもできません。

表現力なんて言われると、何か特別な力のように感じてしまいますが、解体してみると本当に基本的なテクニックのことなのです。

コツコツと基礎力をつけていけば、必ず表現力はつきます^^

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● トニーニョ・オルタ ソロ公演2026

今日は、ありがたいことにご縁あってお譲りいただいたトニーニョ・オルタのソロ公演を聴きに、三鷹まで。

トニーニョ・オルタは、ブラジル、ミナスジェライス州生まれのギタリストです。

ギタリストという枠ではおさまりきらないので、音楽家と呼んだ方が良いかもしれません。

来日のことは知っていたのですが、すでに国内公演は完売とのことだったので、諦めていたところ、一昨日本当に偶然奇跡的に聴きにいけることになったのでした。

今回の武蔵野市民文化会館での公演は、ソロ。ギターとボーカルの弾き語りです。

弾き語りなのに、目を閉じているといろんな楽器が入っているような気がしてしまうくらい、スケールの大きな演奏。

とにかく自然体。

フラッと近所に遊びにきたような感じでホールのステージに登場し、英語とポルトガル語と、時々知ってる日本語でもMCも、その場で感じたことだけ口にしたみたいな感じ。

演奏も、チューニングをするような自然な音の始まりで、あら、始まったんだと思っていたら、一気に引き込まれてしまう。そんな演奏でした。

ギターもボーカルも、溢れ出すものを音にして紡いだだけ。そんな感じを受けました。

素敵な時間でした♪

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● 歌詞をカタカナで覚えない方がいい理由

こんにちは。小野敬子です。

ポップス、ジャズスタンダード、ボサノバを歌う時、歌詞にカタカナを振りますか?


もちろん、最初は慣れない言葉にはカタカナで読み方を振った方が覚えやすいでしょう。

でも、あまりカタカナに慣れてしまうのも要注意です。

なぜなら、言葉がリズムに直結してしまうからです。

日本語は、母音と子音の組み合わせが一つずつの音となって、単語を作っています。一つの音符に、一つずつ言葉の音を乗せていけるのです。

ところが、外国語の場合は、そうはいきません。

音節という考えを知る必要があります。

音節とは、一つの単語の中にあるまとまりの単位のようなものです。

有名なスタンダード曲、枯葉の冒頭の歌詞を使って音節を見てみましょう。

The falling leaves drift by the window

この中の単語falling , leaves, drift, by , windowの音節を確認しますよ。

falling・windowは2音節、leaves・drift・byは1音節です。

ここをカタカナで覚えてしまうと、音節がめちゃくちゃになってしまい、リズムのキレが悪くなってやぼったく聞こえてしまうのです。

なぜなら、外国語の歌は、音節の数しか音符が用意されていないからです。

例えば、windowという単語、英語では、win・dowの2音節で、メロディも音符2つだけしかありません。

これを、ウインドウとカタカナで読んでしまうと、音節が増えてしまうのです。

ポップスやジャズを歌っていて、なんだかあまりノレない、カッコよく聞こえないという場合、カタカナ読みで音節を増やしてしまっているということがよくあります。

ボサノバのポルトガル語も同じです。

ポルトガル語は、英語ほど日常的ではない言語なので、少し手間ですが最初は辞書を引いたり、ネットで調べたりしながら正しい音節を体に入れていきましょう。

数曲経験してみると、ルールを覚えてきますので、最初だけ少しがんばりましょう。

歌詞を読む練習をするときに、この音節を意識して読むと、リズムの練習にもなります。

歌は、歌詞とメロディが一体になって人に伝わるものです。

そのための音節のミニ知識でした。

ぜひ活用してみましょうね。

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● 玉川上水ボーカルサロン 洋楽デイ

昨日は、玉川上水のステッチホールでボーカル練習会。

参加曲は、

My heart will go on
Sorry Seems To Be The Hardest Word
This Masquarade
Englishman in Ney York


レオン・ラッセル、スティング、エルトン・ジョン、セリーヌ・ディオンと、洋楽ポップスが勢揃いの日となりました。

洋楽ポップスとジャズボーカルの大きな違いは、まずリズムにあります。

また、作曲された通りのメロディやアレンジに忠実に演奏するか、それとも歌い手の力量と自由度を楽しむかという、そもそもの演奏の前提の違いもありますね。

ジャズだけ、ポップスだけ、ボサノバだけ、と決めて専門性を高めるというのも悪くないですが、勉強のためには色々歌ってみるのも良いものです。

さまざまなものを経験して、自分なりに整理したり、再確認したりするのは、大きな成長になる気がしています。

このボーカルサロン、練習会でもあり、その場を楽しむセッションでもあり、れっきとした本番ライブでもあります。

気軽に、かつ学びと本番の場として、歌を身近にできればと思い、毎月開いています。

生の歌、生の演奏、その場の空気、一回一回またとない機会だなと思いながら、良い時間だなと思っています。

クローズドの会なので、レッスンにいらしている生徒さんのみ参加可能とさせていただいています。

レッスンした曲のブラッシュアップの場としてもぜひ活用くださいね。

次回は、10月15日(木)です。

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● 最速で上達するには

こんにちは。小野敬子です。

歌っていていまいちかっこよくない、音程もリズムも合っているはずなのにちょっと違う、なんてことはよくあります。

演奏は、雰囲気、ノリ、フィーリング、間合いなどの、測れないもの、目に見えないものに結構左右されます。

だから、声もいいし音程も合っているのにいまいちカッコよく聞こえないということがよく起こります。

こればかりは、良い音楽に触れて長年かけて身体に染み込ませていくしかないものです。

しかし、最速で身につけられる練習もあります。

それは、コピーです。耳コピと呼ぶ人もいます。

聴いたフレーズをそっくりそのまま真似して自分で歌う、あるいは演奏するという練習方法です。

そんなモーツァルトみたいなことが、普通の人にできるのかと思うかもしれませんが、できます。

とにかく、聴いて再現する。ただそれだけです。


ご参考までに、よくある質問をQ&A形式で。

何をコピーしたら良いですか?

あなたがいいなと思う歌手のフレーズ、フェイク、スキャット、エンディングです。

1曲丸ごとコピーなんて一生できなさそうなのですが。

1曲丸ごとコピーする必要はないです。

最初は、好きなフレーズだけ。いいなと思うフェイクだけでOK。

なれたら、4小節、8小節とだんだんたくさん広げていきましょう。

聴いてもすぐ忘れてしまうのですが。

最初は、忘れない程度の短いフレーズで良いのです。

子どもの頃、アニメの主題歌などをまねして歌いましたよね。そんなノリです。

可能なら、メモしましょう。

譜面が書けなくても、1拍目は伸ばしていたとか、休符だったとかその程度で良いので、メモします。

そのためには、ただなんとなく聴くのではなく、拍を数えながら聴く、音程の上下を意識しながら聴くなど自ずと工夫するようになります。

速いフレーズで音が多くて聴き取れない時はどうしたら良いですか。

減速できる機能や、機材を使います。

ちなみにYouTube音源なら速度の変更はできます。

私はまだ初心者だから、コピーは上達してからでいいですよね。

初心者のうちからどんどんコピーしましょう。初心者だからこそコピーしましょう。

コピーを続けていくと

・かっこいい歌い方、間合い、ノリが自然に身に付く。

・耳が鍛えられて、セッションなどのアンサンブルに強くなる。

・リズム、拍、音程に対する感覚が磨かれて、音楽的基礎力が最速で上がる。

・いい演奏に集中的に触れることで、音楽的な感性が磨かれる。

などなど。

これだけいいことがたくさんあるのに、お金は全然かからないというすごい練習なんですよ。

しかも、先生はCDの超一流歌手。

逆説的ですが、コピーの訓練では、最終的にコピーしたものが合っているかどうかはそれほど厳密ではありません。

大事なのは、過程のほうです。

例えば、私はよくサラ・ヴォーンのスキャットをコピーしますが、そのままそれをどこかで歌うことはしないし、できないです。

でも、コピーすることによって、何度も何度も同じフレーズを繰り返し真剣に聴くのです。ここが重要。

その時にサラ・ヴォーン先生から教わる情報量は計り知れないのです。

音色、発声、もちろん音の使い方、フレーズ感。多くのことが学べます。

コピーしましょうと言っても、やはり多くの場合は、後回しになってしまいます。

できません、無理ですなんて声もよく聞きます。

では、もしも最初からコピーなんて自分にはできないと決めつけているとしたら、それはなぜでしょう。

めんどくさいから、別にカッコよく歌えなくても自分が気持ちよければ良いから、コピーしたい歌手なんていないから、自分には能力がないから

などなど、どんなことでもいいので、一度本音を出してみるのもいいかもしれません。

歌は、本音でしか歌えないので、誰かに聞かれたらマズイと思うようなことでも、ちゃんと自覚しておく方が良いのです。

コピーをそんな機会にしても良いかもしれませんね。

やはり偉大な練習だと思います。

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● グループレッスンでした。

土曜は、浅草グループレッスン。

今年は、リクエストもありましたが、難しい曲の選曲が多くて、とても鍛えられてしまったかもしれません。

上達には、やはり個人練習がカギとなります。

もちろん、レッスンの時だけ歌うということでも良い用にしてはいますが、こう難しい課題曲ばかりだと、少しだけでも個人練習してあるとスムーズです。

この夏は少しお休みがあったので、8月の復習と今月の新しい曲です。

1クラス目は、アン・マレーのYou Needed Me、そしてHuman Natureです。

2クラス目は、スタンダードのStardust。

You Needed Meは、オクターブのメロディが続いて、発声的には高度な曲です。

それからHuman Natureは、リズムの取り方がポイント。

1クラス目は、今年本当に難しい曲ばかり挑戦してきたので、みなさん覚える力がどんどん増して頼もしいかぎり。

2クラス目のStardustは、音程も難しいし、verseも長くて大曲ですが、一度は歌っておきたいグレイトアメリカンソングです。

こういうグループレッスンでみんなで励ましあいながら歌えるようになるのが良いですよね。

束の間ですが、思い切り音楽に没頭できる時間でした♪

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● バースの歌いかた

こんにちは。小野敬子です。

Verseを歌うのは、ボーカルの醍醐味ですよね。

元々Verseとは、色々な意味があり、広くは詩の一節という意味で用います。

ジャズボーカルでverseというときは、コーラス部分の前にある詩のことで、よくテンポ・ルバートで歌われます。

テンポ・ルバートというのは、盗まれたテンポという直訳の通り、ビートを刻まないという意味の音楽用語です。

オペラやミュージカルでも、劇中でメインの歌の前に、セリフを語るように歌うレチタティーヴォという部分がありますね。

ジャズスタンダードも、元々ミュージカルナンバーからの名残としてverseを歌うことが多いです。

Over the rainbow、My foolish heart、Fly me to the moon、When you wish upon a star、But not for me、Stardust、All of me、Shadow of your smile、I wish you loveなどなど、有名な美しいverseがたくさんありますよ。

さて、このverseの歌いかたをおさらいしてみましょう。

テンポ・ルバートの歌いかたは、慣れないと最初は難しく感じるかもしれません。

おさらいの順序はこちらの通り。

まず、歌詞の単語ひとつひとつを丁寧に発音する練習をします。

丁寧にとは、具体的に、単語の音節とアクセントを意識して、セリフのように少しオーバーなくらい言葉のリズムを出して読みます。

あいまいな単語は、ぜひここで発音記号を調べるなどして、不安要素がないようにつぶしておきましょう。

その後、文章単位で同じようにおさらいします。

文章になった時には、音節・アクセント以外に、次の点にも注意しましょう。

文章全体のイントネーション、単語と単語をつなげてリンキングする位置、韻を踏んでいる単語。

さらに、英語の歌詞を歌うルールの基本、長く発声する単語と短く発声する単語のメリハリをつけて、言葉のリズムを出します。

この部分が、verseを歌う肝となりますから、入念に。歌詞を覚えてしまうくらい何回も練習しましょう。

ここまでできたら、最後にメロディをつけていきましょう。

メロディがつくと、自然と音楽的な流れを掴むことができてきます。

実は、verseって、一人で練習できる部分と、絶対に一人では練習できない部分があります。

一人で練習できる部分は、今説明した言葉の練習と、メロディをつけるところまで。

一人で練習できない部分は、実際のアンサンブルです。

会話と同じで、慣れないと相手(この場合は、伴奏者)が話しているうちにかぶせてしまったり、まだ話の途中なのに一人でどんどん先へ歌ってしまったりしてしまいがちです。

会話でも、一方的に話し続けたり、相手の話を聞かないで一人の世界に入ってしまったりすると、成り立たなくなってしまいますよね。

verseもまさに同じです。

なので、十分言葉とメロディを練習したら、ぜひ生身の器楽奏者と一緒にverseを奏でてみましょう。

よくある勘違いは、テンポ・ルバートをただゆっくり歌うだけと思ってしまう場合です。

テンポ・ルバートには、緩急があるのをお忘れなく。この緩急を出すために、最初にたくさん言葉の練習をしているのです。

難しく考えることもなく、緩急は、意外と当たり前の自然の流れだったりします。

正解はないので、感覚を磨いていくことしかできませんが、verseを楽しく歌えたらボーカリストとしては、最高です。

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● 毎日の簡単発声練習

こんにちは。小野敬子です。

発声練習は、できるだけ少しずつ毎日行うのが良いですよ。

声は、筋肉や神経の働きで作られるものなので、使わなければ衰えてしまうのです。

例えば、ケガや病気でしばらく歩かなければ足の筋肉も衰えてきますよね。それと同じなのです。

はるか昔の時代のように、声で遠くの人とコミュニケーションを取ったり、生活の中に労働歌があれば、わざわざ発声練習なんてしなくても良いのですが。

我々現代人は、声を使わなくても買い物もできるし、メールやチャットで会話もできてしまいますからね。

実は、声を出すということは、歌って楽しむ以外にサバイバルのためにとても大切な役割があるのです。

発声に必要な身体の部分は、呼吸・口・鼻などすべて生きることと直結している器官ばかりです。

その最たるものが、声帯です。

声を出そうとすると、声帯を閉鎖する動きが喉の中で起こります。

同時に、喉頭蓋という器官のフタと、声帯の近くにある仮声帯も閉じられます。

身体って本当によくできたもので、これら3つがガシッと閉じて、間違って肺に食べ物や飲み物が流れていくのを防ぐのです。


加齢とともに筋力も神経の反応も落ちていきますが、発声によって少しでも健やかにいられるのです。

また、地声をしっかり出す筋肉は、ものを飲み込む筋肉でもあります。まさに生きることと直結ですね。

今日は、小さな声でもできる、サバイバル発声エクササイズをご紹介します。


とても簡単ですよ。

アゴをあまり動かさないようにして、「かかかか」「ここここ」とカ行を発声するだけ。

数分くらい続けてみると、だんだん声が出しやすくなってきます。

このエクササイズは、喉の奥にある口蓋垂の反応をよくします。

カ行は、口蓋垂が舌根を勢いよく押し返して発声する音なので、とても良い運動です。

口蓋垂の反応が良くなると、気管のフタである喉頭蓋の神経反応もアップして、むせたり逆流したりするのを防いでくれます。

本当に簡単なエクササイズですから、歌えない時でも、続けてみましょう。

声もとても出しやすくなります。
● 声の倍音とは?

こんにちは。小野敬子です。

よく、あの人の声は倍音が多い、すごい倍音だ、なんて言い方をします。

まるで、倍音があることが良い声であるような気がしてきます。

しかし、音にはみんな倍音があります。

ピアノにも、ギターにも、もちろんあなたの声にも倍音があります。

倍音とは、ある音を鳴らした時に同時になっている音の成分のことで、基本の音の整数倍の周波数などの音のことです。

人の声には、さまざまな表情があります。

温かみ、滑稽さ、真面目さ、子どもっぽさ、かわいらしさ、包容力、などなど、声の音色だけで印象を与えることができます。

この印象に深く関わっているのが、倍音です。

そして、声の倍音構成のカギを握るのが、喉の位置と声帯の使い方の2つです。

よく、声は生まれつきだと思われがちですが、そうではありません。人は、いろんな声を持っているんですよ。

喉の位置と声帯の使い方で、かわいらしくもなるし、大人っぽくもなります。

喉の筋肉は、お互いに協調して働くので、自由に使えるようになるには、時間がかかりますが、人は、いろいろな音色の声を出すことができるのdすよ。

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● ボイトレ何をしたら良い?

こんにちは。小野敬子です。

声を鍛えようとする時、やみくもにレッスンを受けるよりも、何を目指しているのか、どんなプロセスがあるのかを知っておくと、とても効果的です。

ボイストレーニングの基本プロセスは、声の分離・確立・再融合です。

まず、声区ごとの声を分離することがとても大切。

平たくいうと、地声と裏声をはっきり分けましょうということです。

多くの場合、地声と裏声が混合してしまっています。

その状態でいくらトレーニングをしても、混線状態なので、すぐに行き詰まってしまいます。

意識的に地声の筋肉を使って純粋な地声を出す、裏声の筋肉を使って純粋な裏声を出すという練習をして、筋肉や神経を整理することがまず必須です。

ここがしっかりできたら、次は、確立の段階へ。

地声、裏声をそれぞれ強化していくのです。

文字通り地声・裏声をそれぞれ強くすることに加え、音域を広げていきます。

とりわけ大切なのが、裏声で発声できる音域を広げることです。

意外に思われるかも知れませんが、下へ音域を広げることがとても大切。

裏声で低い音域を出せるようにするということです。

低い音域を裏声で発声するには、喉仏を釣っている筋肉がしなやかに強くならないとできません。

表返らずに裏声で低音域が自由に出せるように練習しましょう。これができると、必ずいい声になります。

そして、最後が、再融合です。

分離して強化し強くなった地声・裏声を再度融合させるという段階です。

この段階では、地声の力強さを保ったまま高音域を発声できるようになります。

これが、大まかなボイストレーニングのプロセスです。

このプロセスは一方通行ではなく、行ったり戻ったりしながららせん階段のように進んでいきますよ。

人の声は、とても複雑かつ精巧な仕組みの中で発声されます。

だから、昨日できたことが今日はできないとか、何ヶ月も悩んでいたことが気づいたら楽々できるようになっていたなんてこともあります。

あなたは今、どのプロセスにいるでしょうか。

地声と裏声が切り分けられていますか?裏声で低い音域が楽に出せますか?

一つずつのエクササイズをマスターする期間は、経験にもよりますが、数週間から数ヶ月と言われています。

声の訓練は、少し時間はかかってしまいます。

その間、やみくもに練習するのではなく、自分の行き先を知っておくというのは、とても大切なことです♪

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