⚫︎ラップに学ぶ歌の上達方法

こんにちは。小野敬子です。

ヒップホップ音楽は好きですか?

ジャズの原型であるブルースと同様に、ヒップホップ音楽の一部であるラップも自然発生的に生まれた歌です。

ラップの相手をディスる対決も、元はギャング同士の抗争を銃を使わず音楽と言葉に代えたところからきているということです。

アフリカ系アメリカ人の間で生まれた音楽は、その後発展したポップス音楽すべて、現在私たちが聴いているJ POP、KPOPに至るまで全部のポピュラー音楽の大元です。

さて、このラップに歌の上達エッセンスがたくさん詰まっているんですよ。

ラップが上手にできれば歌がうまくなると言っても良いほどです。

今日はそのエッセンスの中で最も大切な「アクセントを意識する」ということをやってみましょう。

音楽には、ビートという拍の単位があります。

このビートに言葉のアクセントをピッタリ合わせて発音するのがまずは基本となります。

一旦、メロディのことは忘れて、ラップのように言葉のアクセントを一定のビートに合わせて何度も何度も声に出してみます

メトロノームがあればメトロノームに合わせて。

無料のメトロノームアプリもあるので、上手に活用してみましょう。

慣れてきたら、ビートに合わせて身体を動かしてみます。

この身体と連動させるのがとても大事です。

歌を歌うのにどうして身体を動かさなきゃいけないの?と思うかもしれませんね。

でも、歌の上手さって結局このビート感やリズム感なんです。

1拍目と3拍目にステップを踏み、間の2拍目と4拍目には手拍子しながら体が少し沈むと完璧。

まずはbpm=60くらいのスローテンポで動きを確認してみてから、徐々に上げて自然に体が動くテンポを探してみてくださいね。

言葉とビートと身体が一致すると、プロ歌手のように歌えます



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