● ボーカルがうまく聞こえるポイントはここ
こんにちは。小野敬子です。
歌がなんだかもの足りない、一本調子になってなぜか盛り上がらないなんてことはありませんか。
そんな時、まず見直してみたいのは「フレーズの終わり」です。
フレーズの終わりを大切に扱います。最も効果的なのは、ビブラートです。
意図せずにかかってしまうビブラートではありませんよ。よく耳を働かせて「意図的に」というのがポイントです。
ビブラート、いきなりはできないよという場合もあるでしょう。まずは、「フレーズの最後まで気を抜かない」というところから意識してみましょう。
これだけでずいぶん聴こえ方が変わります。
たとえば、フレーズの最後を伸ばしておわる場合はこんなふうにします。2拍数えて伸ばしたあと、3拍目からさらに息を吐いて音量を上げてみましょう。
音量を上げることをクレシェンドといいます。
3拍目にクレシェンドをかけることで、自然なビブラートと言える声のふくらみがができます。
クレシェンドした後は、自然の法則で音量が下がります。これで、フレーズの終わりに表情がつきます。
こんな風に、フレーズの終わりを大切にするだけで、歌うまになります。ぜひトライしてみてくださいね。
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