妊娠9カ月半ばを過ぎて、あともう少しで臨月を迎えようとしています
今までになく、じっくり味わいながら過ごしてきたマタニティーライフも、あっという間でした
15年前はこのマークもなかったけれど、このたびキーホルダーをつけたり、電車の優先席にも貼られていて、とてもお世話になりました。
妊娠中の経過を毎日お知らせしてくれたり、出産までカウントダウンしてくれる便利なスマホアプリもあって、新鮮でした。
8カ月に入っても、妊婦と気づかれないことが多かったのですが、さすがにお腹が目立つこの頃です
しゃがむのがきつい、靴下が履きづらい、足の爪を切るのに苦戦、仰向けで寝られない、お手洗いに頻繁に行く、胸やけする、お腹が張る、疲れやすい、足が浮腫む・・・
さまざま、からだの変化を実感しています。
5回目とはいえ、出産への不安はありますし、緊張してきました。
不調を感じる日も多々あります。
つい無理をしてしまいがちなのですが、からだの変化を受け入れて、そろそろ出産に備えたいと思います。
こちらは8カ月の頃、4Dエコーで対面したベビーちゃん
まだ名前は決まってないけれど、早く会いたいな~~
産前産後の女性のからだを知ることは、妊婦自身にとって、パートナーや家族にとって、周囲の人にとって、とても大切なこと
妊娠中は、プロゲステロン・エストロゲン・リラキシンなど、いくつかのホルモンの働きが通常の100倍以上にもなり、心身のあらゆる場所に影響を与えます。
つわりや情緒不安定など初期の症状もあれば、便秘になりがちだったり、静脈瘤や痔になりやすかったり。
全身の不随意筋が弛緩するので、血管の細胞壁も柔らかくなっていて、静脈瘤ができやすい状態です
私も悩まされておりまして・・・弾性ストッキングでなんとか乗り切りたいところ
骨盤がだんだんと開いてきて、骨盤が全開になるのが出産時
そして今度は、プロラクチン・オキシトシンといった母乳を作ったり子宮を収縮させるホルモンが大量に分泌され、全開になった骨盤はだんだん閉まります。
女性のからだって本当にすごい
産前産後にかけて、ホルモンや骨盤の状態は激変するのです
産後は、からだも、心の状態も、環境も大きく変化する大変な時期なので、無理は禁物です
リラックスして過ごすことが大切です。
頭をゆるめて、とくに目を酷使しないことが大切です。
からだを冷やさないこと、からだを温める食事(ご飯中心、根菜類や海藻など)を心がけたいですね。
母乳育児のためにも、産後のからだの回復のためにも。
無理して産後の肥立ちが悪かった経験、産後うつも経験していますので、もう同じ失敗はしませんよ
自律神経が乱れやすいことを、当然のことと受け入れて、ゆっくり過ごしたいと思います。
「床上げ」と言われる3~4週目まではもちろん、「産褥期」と言われる6~8週目も大切
骨盤が元にもどる大事な時期なのです。
この時期に無理をすると、体が疲れやすく、子宮脱になるリスクが高くなり、また皮膚病にかかりやすいケースもあるそうです。
また、更年期に辛くなりやすいとも言われます。
重いものを持ち上げたり、歩きまわり過ぎや無理な運動は
妊娠中のケアや指導にくらべると、産後のケアがまだまだ不足している現状があります。
すべての妊婦さんやご家族、周囲のたくさんの方に産前産後のからだの変化を知ってもらいたいものです
出産後の過ごし方が、きっと変わってくるはずです。
たとえ、心身が疲れて辛くなる時期や戸惑いがあっても、それを受け入れることができ、周囲も支えることができるはずです。
少し先の話になりますが、音沙汰ない時期がありましたら、大人しく過ごしているのだとご理解くださいませ~(^_-)☆