これまでのこと 子宮内膜症、チョコレート嚢胞1 | 不妊治療諦めて仕事に生きようとしたけど、諦めきれずに今から2年再挑戦することにした人の話

不妊治療諦めて仕事に生きようとしたけど、諦めきれずに今から2年再挑戦することにした人の話

不妊治療歴5年
移植6回の結果は、流産2回でした。
正社員で働きながら治療してきましたが、退職して専念することにしました。

もう一度妊活と向き合うと決めて、今から2年間取り組むことにした人のブログです。

 

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<妊活歴>
2012年 4月 結婚
2015年 5月 夫転勤により転居
2015年 8月 腹部の激痛に病院に行き、子宮内膜症、チョコレート嚢胞、筋腫判明
2016年 4月 仕事再開
2016年12月 夫 精液検査
2017年 1月 子宮内膜症&チョコの腹腔鏡手術
2017年 8月 人工授精1回(陰性)
2017年10月 採卵 移植1回目(陰性)
2018年 7月 移植2回目 7週流産
2018年 9月 移植3回目 7週流産
2018年12月~3月 不育症検査(抗リン脂質抗体症候群、子宮内膜炎 判明)
2019年 4月~7月 移植4~6回目 陰性(心折れて中断)
2020年 2月末 退職&専業主婦へ
2020年 4月 ←今ここ 体質改善取り組み中
 

養生以前の生活・状況


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☆妊活・不妊治療のこと
☆体質改善・養生生活のこと
☆専業主婦、夫婦ふたり暮らしのこと

などなど、いろいろ。
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子宮内膜症とチョコレート嚢胞のお話。

 

2015年5月の夫の転勤で、仕事を辞めて東京のきて、

慣れない環境で、専業主婦で、

その日一日、夫の以外の人と話すとなるとスーパーの店員さんくらい。

そんな暮らしをしていました。

 

これぞ妊活のチャンス!と頭にはあるのですが、

30歳で、まだまだ仕事をしたいという気持ちと、

今専業主婦になってしまったら社会に取り残されるのではという怖さ、

仕事について妊娠して産休育休をとって復帰してワーママになりたいという夢があり、

現状にすごく焦っていました。

夫は仕事が忙しく、帰りが遅くて寂しい気持ちもとてもありました。

 

(この時もっと、与えられた環境に感謝して、

ニコニコ穏やかに暮らせる心を持てていたら何かが違ったかもしれないと

思います)

 

7月下旬の頃、

夫がまだ帰らぬ夜中に、お風呂に入っていると、

猛烈な腹痛に襲われました。

立っているのも辛くて、

濡れた体を拭くのも適当に、ベットに横になりました。

痛くて心細くて不安で泣けてきて、

救急車を呼ぶべきか考える程でした。

でも裸だし、そういうわけにもいかず。。。

 

横たわっていると落ち着きましたが、

異常さを感じて、翌日病院に行きました。

 

慣れない東京で、婦人科を探すだけでも、心理的ハードルが高く、

わからないけど何かがおかしいはずという確信と不安の中で、

仕事が忙しい夫に心配をかけてはいけないと、

自分でなんとかしなければといけない思いでいました。

 

そして何故か理由は思い出せないけどネットで行き着いた婦人科に行き、

内診と血液検査をしてもらいました。

 

その病院では、思い出しても悲しくなる程、嫌な思いをしました。

 

設備が古くて、よく言えば昔ながらの医院というのか、

デリカシーや配慮がない空間だったと思います。

 

婦人科にお世話になったことのない当時の私には、

あの”おまかパッカーン”の内診台は、

見るだけで、視覚的にも威圧的でした。

(今だって何回経験しても心地よいものでは決してない・・・)

 

不妊治療でお世話になっている今の病院では、先生との間にカーテンがあり、

乗ったら必要な時だけ、自動的に上下に動いて足も自然な優しい速度で開いてくれますが、

 

その病院では、先生との間にはカーテンなどなく、開放感満載。

すでに開いた状態の足置き場に、自ら開いて置いて、

終始、おまたパッカーン。

自分のおまた越しに先生と話をする状態。

 

当時、ウブで、不安でいっぱいの自分には、

緊張をするのに十分なシチュエーションでした。

 

さらに、内診台に乗って、棒のようなもの(クスコ?)が入れられる時です。

「緊張しないでよ!」「硬いから!」

と先生に言われました。

 

そう言われましても・・・と申し訳ない気持ちでいっぱい。

 

先生がぼそっと言った言葉は、今でも忘れられません。

 

「入れにくいな〜」

 

・・・え、私の形、変なの??

ごめんなさい。迷惑かけている?ごめんなさい。

形が変だから、だから赤ちゃん出来ないの??

 

グルグルわけのわからない思考と、泣きそうな気持ちを抑えて、

なんとか過ごし抜き、

血液検査の結果がでたらまた来るように言われて、その日を終えました。

 

 

当時の病院は、母親世代と思われる女医さんで、

ネットでそれが良さそうで選んだのかもしれませんが、大失敗でしたね・・・

 

 

その後、何度なくあの内診台を経験していますが、

だいたい女医さんの方が、勢いよくグッと入れてくる気がします・・・。

「このくらい大丈夫」というのがわかるのでしょうね。

男性にの先生に診ていただくのは恥ずかしいけど、男性の方が優しいです。