認知症祖母との日々は 毎日死と隣り合わせの日々 | 〜えん(縁)もたけ(竹)なわ〜

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祖母の介護に約10年関わっていました
竹藪を活かして、認知症の人の『居場所』と『出番』と『役割』づくりに取り組んでいました。
 祖母の介護体験のシェアをさせていただき、介護されてる方が少しでも楽に日々楽しく過ごされますよう願っております

認知症祖母との日々は 10年に及びました

 

認知症がわかった

 

当時80歳の祖母

 

当時の私は80代のお年寄りがまわりにはおらず

 

私からみたら

 

大年寄り

 

いつ亡くなってもおかしくない

 

と心身弱った祖母をみながら、びくびくしていました

 

介護の電話相談、

 

認知症の人と家族の会

 

などで介護の相談にのっていただくうち

 

80歳。若いわー~~

 

と言われることが増えました

 

若い??

 

80歳が???

 

当時の私からしたら

 

80歳は棺桶一歩踏み込んでる年年代です(今はそんなこと思いませんが)

 

その後、私はご縁のあった介護施設に勤務するようになり

 

90代の方にたくさんお目にかかるうち

 

80歳はまだまだこれから 

 

まだまだ若いことを知ります

 

結果祖母は

 

その後90歳まで10年生きます

 

けれど、心身弱った祖母は、いつ急変してもおかしくなく

 

明日旅立ってもおかしくない

 

と思える日々でした

 

それは私も同じだと思います

 

誰も明日生きている保障はありません

 

認知症祖母の介護の日々は

 

祖母の命がいつまであるのだろう

 

と『死』を考え続ける日々でした

 

私自身の命のことも考える日々でした

 

生かされていることに感謝をし

 

たくさんの支えの中で生かされているありがたさも感じる日々でした

 

『生老病死』

 

祖母は身を持って教えてくれました

 

今は死を身近に感じられることは減っていると感じられています

 

けれど、死を身近に感じられることで

 

生かされていることをより強く感じることができることと感じられました

 

たくさんの支えの中

 

自宅で旅立った祖母

 

身を持って周りに教えてくれました

 

祖母の認知症に大感謝です

 

私の志は

竹を楽しく活用をしながら

 

竹林を守ること

 

祖母からの宿題

しっかり楽しんでまいります^^