認知症祖母との日々 介護認定で祖母の心身の弱りを実感し落ち込む | 〜えん(縁)もたけ(竹)なわ〜

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祖母の介護に約10年関わっていました
竹藪を活かして、認知症の人の『居場所』と『出番』と『役割』づくりに取り組んでいました。
 祖母の介護体験のシェアをさせていただき、介護されてる方が少しでも楽に日々楽しく過ごされますよう願っております

認知症祖母との日々は10年に及びました

 

介護は育児と比べられることがありますが

 

育児は成長する喜び

年齢に応じた成長がだいたい予想ができ

自立に向かっていきます

 

認知症介護の日々は

 

昨日わかっていたことも分からなくなっていたり

 

昨日できていたことができなくなっていたり

 

心身弱っていくのが目に見えてわかることがあります

 

齢85歳となると

 

もしかしたら祖母は

今日までの命かもしれず

 

100歳まで生きるかもしれず

 

先の事もわからない日々

 

明日祖母が死んだら後悔するようなことはしまい

と思いながらも

怒ってしまう日々・・・

 

だんだんより多くの介護が必要となっていく重荷も日々積み重なっていきました

 

介護認定で

 

改めて

 

祖母のできないこと

 

わからなくなったことを知ると

 

落ち込むこともありました

 

今は今

 

今できること

やりたいこと

楽しめること

喜ばしいこと

 

に意識を向けるようにしました

 

そうすると、ベッドの上でも楽しめること

 

できること

 

祖母の役割も色々あるのを思いました

 

できること

 

わかること

 

が減っていくのは事実です

 

その事実を受け入れた上で

 

必要なサポートがあったうえで 

 

祖母の人生の歴史をひもとき

 

何がしたいのか

 

思いを馳せながら

 

祖母と車いすで畑に行って作業をしたり

教えてもらったり

 

竹製品を作って販売をしたり

 

宴会をしたり

 

いろいろ楽しみました

 

祖母は7年前に旅立ちましたが、いまでもできないこと、わからないことに目を向けるのではなく、今でも、「できること」、「わかること」を大事にしています

 

あるものに目を向ける

足元にあるものを大事にする

その方が人生が豊かになっているのを感じております

 

祖母の認知症に大感謝です

 

私の志は

竹を楽しく活用をしながら

 

竹林を守ること

 

祖母からの宿題

しっかり楽しんでまいります^^

 

お読みくださり、ありがとうございます